「霊峰二山飯能七福神」区切り打ち②
- GPS
- 05:12
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 612m
- 下り
- 599m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西武秩父(池袋)線東吾野駅ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
降雪翌日でしたので、滑りまくりでした。 |
その他周辺情報 | 自販機しか何かを買えるところはありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
|
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感想
前日の10日は首都圏は大雪警報級の雪が降るが、翌日11日は晴れるとの予報でした。
予定では11日は新しく設定した「霊峰二山飯能七福神」区切り打ちルートの①の飯能市街から天覧山・多峯主山を抜けて武蔵横手までを歩くつもりでした。
そのルートでお参りする3ヶ寺さんは、先月通しで歩いた際に時間切れでお名入りが出来なかったお寺さんで、御朱印をいただけていなかったからです。
しかしながら、雪が降ったなら山に行くしかありません。
翌12日に予定していたルート②と順番を入れ替えて歩くことにしました。
(秩父辺りに行きたかったのですが、10日は出勤日恒例の残業三昧で、11日は早く起きられる気がしなかったからです。)
前日帰宅時には我が家周辺は降雨で、これはドロドロ道になるかもしれないと思い、ストックを茶饅頭タイプからT字タイプに変えて用意しました。
朝起きて外を見ると良い天気ですが、我が家周辺の道には雪のかけらも残っていませんでした。
これなら市街地歩きの方が良かったかなと思いながらも家を出て、西武線に乗りました。
飯能発西武秩父行きの電車は空いていました。
周りをじろじろ見ると、履かれている靴が化繊トレッキングシューズの方も居れば、ライトウインターモデルの方も居られ、みなさんのどこへ登るのかと聞いてみたい気になりました。
(私は、念のためオールレザートレッキングシューズでした。)
空いているとはいえ、何十人かは乗っていた登山系客ですが、さすがに武蔵横手で降りたのは私を含めて二人だけでした。
前日に雪が降ったことを感じさせない風景の武蔵横手を出て、長命寺さんに向かいました。
前日午前中の予想ではここら辺りは凍結して歩き辛いはずでしたが、全くそんなことはありませんでした。
長命寺さんはルート②で唯一お参りするお寺さんですが、こちらは先月御朱印をいただいているので、お参りだけして先へ進みました。
境内を抜け、墓苑横を上がっていくと、天辺の観音像の前に男性が立っています。
何をしているのかと見ながら歩いていくと、男性が話しかけてきました。
男性はご住職さんでした。
先月のお参りの際も、本堂の中に上がってお参りをするように言っていただき、欄間の絵の話などをお話しいただいた、とても気さくな方です。
お話をすると、そちらの観音様への日課の読経をしていたこと、この日の13時から愛宕山山頂でここらあたり一帯の火除けの読経をされるとのことなどをお話いただきました。
また登りに来てください、と優しく言っていただけて、なんだかとてもやさしい気持ちになれました。
(火除けの式に参加できなかったのはとても残念です。)
愛宕山山頂に着くと、先輩女性ハイカーが私を見て急に出発支度をし始められました。
身なりや持ち物などから、かなりのベテランさんのようでした。
誰も来ないと思っていたのに急に私が上がって行ってしまい、雰囲気をぶち壊したので、申し訳ない気持ちになりました。
申し訳ないので、私は山頂ノートを書くとさっさと水晶山方面に向かいましたが、ベテランさんが同ルートで歩くとなると、足の遅い私は邪魔になってしまうので、すぐに避けられるように後ろを振り返り振り返り歩くことになりました。
でもその方とはその後会うことは無かったです。
気温は予報通りどんどん上がっていきました。
気温上昇につれ、樹上で凍結した雪が解け、ジャンジャン落ちてきます。
植樹林帯で、杉や檜ばかりなので、葉から雪が離れると途中で邪魔をする枝が無いので、一気に降ってきます。
あっちでドサッ、こっちでドサッと賑やかなのですが、たまに私自身に降ってくるので気が抜けません。
何度か雪を頭からかぶり、背中に雪が入ってしまうので、スカーフを首筋にまいて雪除けにしました。
カメラもケース内に雪が入り浸水しそうになったので、ケースの蓋を閉じてカメラの使用をやめてしまいました。
落ちる前の雪もどんどん解け始めていて雨が降るような感じで水が降ってきていました。
ザックカバーをするのが面倒でしたのでそのまま歩いていると、ザック自体がびしょびしょになってしまいました。
西大峰辺りはこの日の中で最大の積雪量でした。
と言っても10cm程度でしたが、無理と思っていた雪が見られて嬉しかったです。
土山峠のところで男性とすれ違いました。
男性は武蔵横手への最短ルートを下りて行きました。
足元見るとその方ともう一人の足跡がわかりました。
私を含めて物好きな奴がいるもんだと、ちょっと笑いました。
北向地蔵さんから登ったことのない愛宕山に向かいました。
登り斜面に雪が少しありましたが、どんどん解け始めていて、道が川のようになっていました。
途中トレイルランナーの方とすれ違いました。
トレイルランナーです、驚きです。
雪上で、狭い道で、トレランシューズで、鬼かと思いました。
物凄い体力と精神力だと思います。
その他にも年配男性とすれ違いました。
その方も身なりと持ち物からベテランさんのようでした。
軽アイゼンを着けられていたので、私もチェーンアイゼンを着けようかと思いましたが(前から来る方がアイゼンを着けていたら、自分もアイゼンを着けるタイミングだと思っているので)、面倒なのでやめましたが、着けた方が正解でした。
自分的法則は当たったのですが、法則に従わなかったので、下りで苦労してしまいました。
なんとお昼ご飯用のバーナーを忘れてきてしまいました。
おかげでお昼ご飯は処分品菓子パンだけということになりました。
寂しかったです。
(前回の宝登山で使った際にちょっと調子が悪かったので点検をして玄関横の荷物置き場に冷ますために置いておいたらそのまま忘れてきました。)
お昼ご飯のあとはユガテに向かいましたが、狭い道の落ち葉の上に積雪があり、結構面倒でした。
先ほどすれ違ったトレランの方はここを走られたのかと思い、驚きました。
チェーンアイゼンを着けるか迷っているうちに積雪が無くなりホッとしました。
ユガテでちょっと休憩しました。
休憩したベンチとテーブルには雪が乗っておらず、濡れても居ないので不思議でした。
トイレを借りてから歩き始めましたが、その後登山客には誰にも会わずに東吾野駅まで降りてきました。
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