蓼科山山頂手前で撤退 初めて雪崩を経験 快晴-暴風
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 813m
- 下り
- 813m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:13
天候 | 快晴だけど上の方は暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時ごろには満車でした。 下山時、少し下の方の路上や、チェーン脱着スペースに停めている車もあった。 前日に雪が降っていたようですが、除雪はされていました。 前輪駆動、スタッドレスタイヤで登山口まで行けましたが、アイスバーンになっていたらチェーンが必要だったと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雪でトレースは概ね埋まっていましたが、ルートは薄っすらと分かる程度にはくぼみがありました。 山頂台地直下、急登の出口で小さいですが雪崩が起きました。 山頂台地は暴風で、山頂まであと少しのところで撤退。 |
写真
感想
3連休初日に一人で出かけられることになったので、迷いましたが蓼科山へ。
前日に雪が降ったため、サラサラの新雪を楽しめます。
序盤は足首から脛下、後半は脛から膝下まで雪に埋まりますが、サラサラなため、ラッセルという感は小さく、足を取られたりすることも殆どありませんでした。
2番手(1番手は4人組)でスタートでしたが、早々に追い越してしまい、あとは先頭を歩きます。
順調に標高を上げますが、幸徳平以降の急登で一気にブレーキ。
終盤は数メートル登っては立ち止まり、休憩の繰り返しでなかなか進みません。
山頂台地が見えてあそこまで登れば、斜度も一気に緩やかになるのであと少しというところまで来たところで、ゴゴゴッという音が。
ん?と思うと同時ぐらいに、自身の前後10mぐらいの雪が雪崩始めました。
深さは30cmぐらいだし、スピードも遅いし、すぐ横の樹林に飛び込めば大丈夫などと、頭は働きましたが、体は動きませんでした。
初めて雪崩を目の当たりにしましたが、この規模でも渦中にいると怖いものです。
収まってから、この場で引き返すことも考えましたが、しばらく待ってもそれ以上崩れないので、進むことに。
暴風が分かっているので、ハードシェルのフードをかぶりファスナーを上まで上げて見えているポールに沿って登ります。
斜度は緩やかになりましたが、樹林を抜けているので、万一滑ると一気に落ちるので、慎重に。
建物の屋根らしきものが見えたので、頂上山荘だと思いました。
この辺りは思いっきり風に正対していました。
ということは、山頂はもう少し左かな、直登してもいいけど、とりあえず、建物までと、足を出したところで、腰下まで足が沈みます。
ここで撤退です。
先の雪崩でだいぶ気が引けていた。
ピッケルは持って行っていなかったので、暴風にあおられて滑ったら止めるすべがない。
家族のことも頭をよぎった。
固めの場所を探す気が起きなかった。
体力的に結構きつかった。
蓼科山は冬季と無雪期に計2回登頂している。
などなどを思い、怖いと思ったので、さっさと撤退です。
以前なら登っていたように思います。
登頂できなかったけれど、気持ちが切れたので正しい判断だったと思います。
私の後は何人も登頂したと思います。
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