焼石岳（尿前渓谷橋〜風とガスの洗礼）

2022年02月13日(日) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,226m
• 下り: 1,232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:32

距離 22.3km 登り 1,238m 下り 1,235m

4:31 スタート地点
7:15 7:16 中沼
7:34 7:36 上沼
7:54 7:56 つぶ沼コース分岐
8:16 8:24 銀明水避難小屋
9:24 9:26 姥石平分岐
9:28 9:31 泉水沼
9:49 9:58 焼石岳
10:01 泉水沼
10:17 銀明水避難小屋
10:22 10:28 上沼
10:33 中沼
11:03 ゴール地点

天候

下部は曇り。上部はガスガス強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカーで尿前渓谷橋まで。
橋の袂に10台程度停められそう。

コース状況／危険箇所等

◆尿前渓谷橋〜銀明水避難小屋
・ほとんど勾配がない横移動が中心。
・地形が複雑なのでアップダウンを作らないようにトレースを延ばす。
・視界がない時は行かない方が無難

◆銀明水避難小屋〜焼石岳
・引き続き緩い勾配の斜面が続くが地形は簡単。登るだけ。
・森林限界を超えるのでホワイトアウトの時は目印がないので注意する。

写真

2/13 4:32

東北遠征二日目の今日は未踏の二百名山「焼石岳」にチャレンジ。

2/13 4:32

ここからスタート。

2/13 4:32

天気が良かった前日のトレースが多数残っていた。

2/13 6:22

複雑な地形の森歩きが続く

2/13 7:01

後ろから太陽が昇る。
そう、今日は晴れ予報なんだ。

2/13 7:14

中沼。でかい！
だが行く手には怪しい雲。

2/13 7:20

森に日が差す。

2/13 7:33

これは上沼か。

2/13 7:33

水が出てる。落ちたらシャレにならんなー。

2/13 8:17

銀明水避難小屋。ここまで4時間くらいかかった。

2/13 8:17

2Fから入れるっぽい

2/13 8:27

さあこの上は地獄だなー

2/13 8:36

地吹雪がすごい。地獄ゴーグルがなかったら絶対無理。

2/13 9:26

ちょっとしたブッシュが目印になるので助かる。

2/13 9:43

ブッシュ！カモン！（笑

2/13 9:50

なんとかピクった・・・地獄3丁目。

2/13 9:53

記念撮影。晴れてくるのか？どうなんだ？

2/13 9:59

爆風で待っていられないので行きます。

2/13 10:02

去年の栗駒もこんな感じだったなぁ

2/13 10:02

少しずつ晴れてきているような。

2/13 10:11

おお？晴れてきた？

2/13 10:11

視界があるだけラッキー。
地吹雪はしゃーない。

2/13 10:11

シュカブラの斜面を滑っていく

2/13 10:18

小屋まで戻って一安心。
もう風も視界も大丈夫。

2/13 10:25

上沼の植物・・・なんだろ？

2/13 10:25

焼石岳を振り返る。
少し回復したような気もするけどやっぱり爆風だなぁ。

2/13 10:34

中沼に戻ってきた。風でトレースもすっかり消えた。

2/13 10:53

最後は優雅に林道滑走。

2/13 11:01

尿前渓谷橋まで戻ってきた。

下山したら車が4台くらい増えてた。
おつかれさまでした！

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

がんちゃん

昨日に続き東北遠征2日目の今日は岩手の二百名山である焼石岳を目指した。
今日も予報は晴れ！ただし西風が強そうなので東からアプローチできる焼石岳にしたという経緯もある。
道の駅で車中泊して4時過ぎにスタート地点となる尿前渓谷橋へ。まだ他に車はいなかった。
前日のトレースやスノーモービルの轍が残っている。昨日は快晴無風で最高の条件だったのではないだろうか。
それに引き換え今日はスタートから風の音がすごい。上空はゴーゴー音を立てているし木々がきしむ音が威圧してくる。
高いところは爆風だろうが焼石岳は標高1500mほど。荒島岳と変わらないので行けるだろう。
この山は地形が複雑なのでGPSが頼りなのだが、トレースがあったので頭を使わずに進んでいった。
が、そこに罠があった。いつの間にか正しいルートを外れて違う方向に向かっていた。スノーモービルにハメられた。
なんとかリカバリーできる場所だったのでよかったが油断は禁物。そこからはこまめにGPSを確認しながら進む。
先へ進むにつれてトレースも地吹雪にかき消されてしまった。
まあそっちの方がルーファイ楽しめるのでいいのだが。
それにしても初見の山は難しい。
地形図に現れないアップダウンもあるのでトレースを引いてから反省することも多い。
もっと効率的に歩けるはずだが・・・次来た時はきっちり修正しよう。って来ることあるのか？
銀明水避難小屋まで4時間近くかかって到着。長かった。
そこから風がレベルアップ、視界もなくなってきた。
地獄ゴーグルに防寒テムレスを装備して突撃準備完了。
ここから山頂までの2kmが長かった…視界はないし向かい風に押し戻されるので一向にたどり着かない。
ホワイトアウトはほんと辛い。去年の栗駒もこんな感じだったが、どうやら奥羽山脈に嫌われているのか。
っていうか晴れ予報だったよね？
昨日の早池峰に続き2匹目のドジョウを狙って晴れを待ったがダメっぽい。
そうこうしているうちに登頂…山頂標識も樹氷と化していた。
記念撮影したら滑走開始。すると徐々に視界が開けてきた。
完全に晴れとはいかなかったが視界があるだけで十分。ホワイトアウトの滑走は勘弁してほしい。
あっという間に銀明水避難小屋まで戻ったらあとはトレースに乗って戻るだけ。
たまに軽い登り返しがあるが順調に滑って山頂から1時間で下山した。やっぱりスキーは速い！
眺望が楽しめなかったのは残念だったが未踏の二百名山に登頂できたのでよしとしよう。
そのうち栗駒とセットで眺望リベンジだな。