多摩川南山稜


- GPS
- 06:19
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 636m
- 下り
- 725m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:20
天候 | 霙一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR青梅線羽村駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された道で指導標もしっかりしている |
写真
感想
長野・山梨は大雪となり中央線の特急は全て運休になった。青梅線の奥の方は大雪になると止まってしまいそうだ。8年前の東京都心で27僂梁臉磴箸覆辰親、鷹ノ巣山からの帰りに西東京バス、青梅線の青梅以遠の列車が全て運休し、ヒッチハイクで辛うじて帰ることができた。あんなことになると大変なので、御岳山の予定を急遽変更した。
霙の降る宮ノ平駅で降りると未だ6時。雨装備を整え明るくなり出した6:32に歩き出した。多摩川に架かる和田橋を渡り、和田稲荷神社に参拝し、すぐ西の尾根先端に取り付いた。最初道は無かったが左手から明瞭な道が現れた。市街地では霙だったが湿った雪となり忽ち2冂の積雪を見た。愛宕山(394m)に達すると山名が明瞭に読める山頂標識はなく、傍らには「愛宕神社跡」の表示があった。南に進むと青梅市域から日の出町との境界尾根となり南西側の斜面にソーラーパネルが並び対岸の稜線が朧に見通せた。青梅市の領域は「水と緑と梅の道」として整備されている。
回り込むように西に進路を変えると南側に林道建設のため土砂の山ができていた。その為なのかどうか、白山社の祠を見つけたが4等三角点「梅ヶ谷峠」は見つからなかった。少し進むと今日の最高峰、要害山(414m)で登山道は西側を巻いていたが忠実に稜線をたどって良かった。山頂には古ぼけた山頂標識があった。南東に進みまた巻いている登山道を離れ稜線を辿ると4等三角点「和田町」(394m)があった。雪は降り続き足元が滑り易く2度も転んでしまった。
「水と緑と梅の道」と称しているだけあってしっかり整備され指導標がしっかりしている。指導標に従って縦走路を離れ左に折れると多摩百山に指定されている天狗岩(370m’)に到った。地形図には西斜面にかけて岩マークが続いているが山頂の岩しか見られなかった。東の谷の対岸には、此れも多摩百山の赤ぼっこ(410m)があり、山頂には3等三角点「平の沢」が設置されていた。案内板に「大正12年10月1日の関東大震災のとき崩落により赤土が露出したことから“赤ぼっこ”と呼ばれるようになった」とあった。開けた山頂だが雪が深々と降り続き見通しは利かなかった。
南に進み直角に折曲がると右手にしっかりしたフェンスが始まりその際を行く。廃棄物広域処分場になっているようだった。縦走路の傍らに馬頭観音があり大きな標識が傍らにあった。馬引沢峠に到ると明治橋方面への下山路となる馬引沢林道が北に分岐した。二ッ塚峠では調布橋への道が分岐した。稜線の先端には2基の電波塔があり秋川街道の二ッ塚を越え青梅市・日の出町の境界尾根にあきる野市合わさる3市町境に達した。日の出町にある倉戸山(330m)に立ち寄るべく3市町境を南下した。展望のない山だが3等三角点「二ッ塚」が設置されていた。
縦走路に戻り青梅市・あきる野市の境界尾根を東に進むと指導標は「満地峠・草花」を示し暫くこれといったポイントはない。気温の上昇と標高の低下で降っていた雪も何時しか霙に戻り、積雪は殆ど無くなった。第5機動隊の楯を模した記念碑があり、急に沢山のトレースが現れた。傍らに東屋があり霙の日の休憩には持って来いでまだ10時を過ぎたばかりだが昼食休憩にした。東に少し進んだ処に若獅子坂の分岐があり鹿の像が台座に乗っていた。機動隊の楯と云い何か違和感を感じる山域だった。再び鉄条網の厳重なフェンスが現れ登山道はその縁を行く。警察の訓練施設のようだ。
将久保(まさくぼ)峠では北から林道上がってきて、複雑に進んで満地(まんじ)峠に下り立った。あれだけ指導標に書かれていた峠なのに現地には峠名の表示はなかった。今度は立川国際CCのフェンスの脇を通り浅間岳(235m)に到った。此の山も多摩百山の山で4等三角点「満地」が置かれていた。ゴルフ場はまだ続き途切れた処で車道に下りた。登り返すと朝日山(190m)で山頂には妙見堂の跡があり台座と鳥居、傍らに小さな祠が置かれていた。羽村大橋に続く都道250号線を横断したが思っていた処と違う所に下りたので道を間違え100m余り行き過ぎてしまった。大澄山を目指して再び尾根に取付き、先ずは大澄山より高い3等三角点「草花村」に立ち寄ろうと登って行くと何か慰霊碑のようなコンクリートの建造物があったが何の案内も無く荒れていた。大澄山(192m)山頂は小広く東屋も設置され多摩川方向の展望が得られた。南に進むと草花神社があり登山の無事を報告した。正面の長い石段を下り、あきる野市草花の市街地に降り立った。永田橋を渡ると福生市で多摩川左岸の堤防を歩いて羽村駅に到り登山を終えた。
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