西吾妻の西大天のモンスターと雪津波〜檜原湖早稲沢から
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- GPS
- 08:47
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
天候 | 薄日〜快晴〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
行動時間 上り6時間 下り2時間 気温 −13度(極端) 山で会った人 ルート0人 山頂50人もいた 積雪の様子 パウダーも4日降らないと潜らない ラッセルトップ 100% 5センチ スマホカウント 16000歩 雰囲気 モンスターの山津波 満足度 90% G3 High ball /fatski 175cm/139mm/116mm/127mm |
写真
感想
サミッツ最終章 NO34
西吾妻の西大天モンスターと雪津波〜檜原湖早稲沢登山口から
過去に二度ほど途中まで、今日は何とか天気は持ちそうで。4日間降雪がなかった。先週はぼこぼこ潜りだったが、除雪終了から入るとラッセルはわずかに5センチ。降雪なければパウダーも勝手に沈降するもんだと改めて。
歩き始めて過去を思い出しながら、林道進んで橋渡って、右折で夏のトイレとPだね。そのままさらに林道行くが、終了から夏道方面全くダメで、前はどう登ったかも忘れて、左の急斜面の沢を上がって、急の手前で右の尾根に逃げて、おおどうにか行けそうだ、前も同じだったか。P1375から少し下って、右斜面を適当に上がる。
過去の1500m辺りを超えて、今日こそどうにか頂上へ。薄日がたまに快晴になって、しかしまたガスが出て、気まぐれ。でも上空の真っ青はまさに冬の晴れ。
さて1700m辺りからシラビソのミニモンスター出てくるが、そのツリーホールの辺りの吹き溜まりは、あれはなんて言うのか。雪津波の形状で、吹き付けがモンスターにぶち当たる辺りで、大きいと2mもの雪壁になって、どうやって越えるんだと、試行錯誤で大回り。これほど密な火山性シラビソ樹氷群を縫うように登るのは、ちょっと珍しいぞ。西大天には、グランデコから2度ほど、向こう斜面にはここまでの樹氷群はなかった。こんなとこ、下り滑れるのかと不安になりながらも。視界下がってガスで200m程度まで。だだっ広いこの辺り、撒かれるとまずいぞと思いながら、斜度が落ちたあたりで頂上付近に出た。向こうに人影と思ったのが山頂で、なんと50人ほども人がいる。ああ人気の山なのは知っているがこれほど。ガスっぽくても、気にしないっていうのが、ゴンドラの人たち。さっきまで晴れていたとか、2時間半かかったとか、スノーシューが8割ほどで、スキーも。カジュアルな現実に戻されてほっとした。けれど休む間もなく同じ道戻る。視界が悪いだけで、トレース消されるわけじゃないからちょっと安心ではあるが。やはり雪津波の壁は下るもしんどい。そうだ、こんな豪勢な風景は世界で日本だけ、だから登山用語にこれはなかったか。シュカブラなんていうさざ波なんかじゃ全然ない。ああ樹氷ミニモンスター満喫。
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