入笠山
- GPS
- 03:33
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 370m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・スキー場のゴンドラを利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラを下りてから山頂まで積雪豊富。雪質も良くパウダーが各所に。特に樹林の中は粉雪。トレースは山頂まであり高速道路状態。スノーシューなどなくても十分往復可能。 |
写真
感想
8時半のゴンドラ運航開始には間に合わず、少し遅れてからゴンドラに乗車。天気は良く青空が見える。ゴンドラの中でカメラやGPSの準備をする。9時前に山頂駅に到着し、9:02に行動開始。歩き始めは少し登りになるが、その後下りで滑ることができるので、板を小脇に抱えて歩き、下り坂が見えてから板を履く。Zさんはここで念のためワカンを付けていた。スキーで林道沿いに降りていったがこれは大失敗。樹林を歩いて行けば一本滑れる斜面があった。残念。帰りに滑ることにする。山彦荘の手前まで滑り降り、登りになるところでシールを貼る。そうこうしているうちにワカンを付けたZさんが追いついてきた。山彦荘の前の斜面はヒップソリの跡多数だった。Zさんも帰りにここで楽しそうに滑っていた。
山彦荘からはシール登高が始まる。とはいえ林道のような緩い登りで大した標高差もないので楽である。トレースばっちりでラッセルもなく高速道路状態。夏場はスズランの咲く園地に出ると、ここはゲレンデのようになっていた。雪質も良いのである程度まで上がったところでシールを剥がして一本滑ることに。雪質はパウダーで良かったが、斜度が緩いのか、板にワックスが効いていないのか、いまいち板が滑らなかった。それでも粉雪で滑るのはやはり楽しい。あまり下ると登り返しが大変になるので適当なところで止まり、スキーを背負って登り返す。Zさんが待っている所まで戻り、大休止しつつシールを再度貼る。山頂までシートラで行ってもよかったが、やはり重くなるし、傾斜が緩い坂が続くので、シール登高が適当に思われた。
先に進んでもトレースばっちりは変わらないが、トレースを外すとスキーを履いても臑くらいのラッセルになる。たまにラッセルすることはあっても、やはりトレースは楽なので利用させてもらいつつ進む。山頂の直下に至るとつぼ足登山の人は直登気味に上がっていたが、スキーでは厳しいのと、板を回すスペースもなさそうだったので、山頂を南側に巻いて登ることに。入笠山の山頂には10:28に到着。のんびり歩いてきたが、出発から1時間半かからなかった。天気良く、近くの南アルプスと中央アルプスはよく見えたが、一番近い八ヶ岳は山頂付近に雲がかかっていた。北アルプス方向も雲の中。今日は北陸方面は大雪予報なので、北アルプス方面が見えないのは致し方ない。山頂は平日のせいもあってか、ほとんど人もおらず貸し切り状態だった。ほぼ無人の山頂で景色を楽しみつつ休憩する。風もほとんどなくて、ゆっくりしていても寒さはあまり感じない。2月も後半なのでまだまだ気温は低く寒いはずだが、今日に限っては2月の2000メートル弱の山頂とは思えない陽気だった。
休憩しつつ下りの準備をする。Zさんはここで下りのためにワカンからアイゼンに換装していた。11時に下山開始するが、結局八ヶ岳は最後まで雲に隠れたままだった。下りはどこそ滑るかよく分からなかったが、とりあえず来た道を戻ることに。雪質はパウダーで良いのだが、いかんせん樹木が多く濃くて、板を回すスペースがない。滑ると言うよりもスキー板を履いて降りる程度でしか進めなかった。時折樹間が開いたところが出てくるが、斜度がなかったりして快適に滑ることができるところは少なかった。どこか良い所があるのかもしれないが、事前に特に調べたわけではないので、ただスキーを利用した下山になってしまったも仕方ない。スズランの園地に出てくると、ここはやはり快適に滑ることができた。もう一回登り返しても良かったが、Zさんを長々待たせることになるので諦める。林道を滑って再び山彦荘の前に出る。入笠山の山頂には人がほとんどいなかったが、下山の時間になって続々登りの人とすれ違うようになってきた。我々は始発には間に合わなかったが、それでも早めの時間の行動だったようだ。入笠湿原のところで登りになるので再びシートラーゲンに切り替え、適当なところまで登って板を履く。ここも斜度があまりなかったが、雪質は良く快適に滑ることができた。Zさんが待っているところまで滑り、三たびシートラーゲンに切り替えて登り始める。今日は犬連れのハイカーを多く見かけた。スキー場まで無事に登り切り、小休止。Zさんはゴンドラ往復券を買っているので下山は楽ちん。自分はゲレンデを滑って駐車場まで戻る。果てしてゲレンデの雪質はどうか?と思ったが、案外硬いように感じた。バックカントリーエリアが粉雪で快適過ぎたので、ゲレンデが硬く感じたのかもしれない。背中のザックの荷物も重いので、あまり快適に飛ばすこともできず、滑ったり止まったりを繰り返しながら進む。平日のためか、ゲレンデはあまり混雑しておらず、自分のペースで進むことができた。12:24にゲレンデの一番下に到着。少し歩いて駐車場到着。クルマで後片付けをしていると、ゴンドラ利用で下山したZさんも無事到着。ゴンドラのほうが早いかと思ったが、案外スキーの方が早かったようだ。
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