加茂粟

2022年02月19日(土) [日帰り]

• GPS: 09:48
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,365m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 2:14
• 合計: 9:45

距離 14.3km 登り 1,367m 下り 1,367m

5:55 スタート地点
6:10 粟ヶ岳県民休養地
6:36 6:47 粟ヶ岳 中央登山口
7:49 7:55 ３合目 東屋・嶽山寺分岐
8:42 8:44 大栃平
9:38 9:49 ６合目 粟庭の頭
9:51 9:52 水場
10:19 ７合目 粟ヶ岳ヒュッテ
10:59 ９合目 粟ヶ岳北峰
11:18 11:44 粟ヶ岳
11:57 ９合目 粟ヶ岳北峰
12:19 13:36 ７合目 粟ヶ岳ヒュッテ
15:17 粟ヶ岳 中央登山口
15:36 粟ヶ岳県民休養地
15:43 ゴール地点

天候

曇晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

粟ヶ岳中央登山道加茂水源地へ
除雪最終地点に駐車、スペース5台ほど、後は路駐です。

コース状況／危険箇所等

現在第二貯水池を渡る橋が積雪により危険です。
慎重に進みましょう。
五合目〜７合目まで(６合目ロープ場、鎖場)あたりの箇所が危険を伴う難所です。鎖場の鎖は当然埋まっています。ピッケルとアイゼンは持ったほうがいいです。

下山大俣登山道(廃道) ７合目からの序盤にかなり急な箇所があります、樹林ゾーンに入ったりトラバースしたりで回避しながらおりました。中盤以降は比較的歩きやすいですが、下部の杉林は迷いやすいので注意が必要です

その他周辺情報

美人の湯

写真

2/19 6:29

関係者らしきトレースは水源地駐車場まで、そこからラッセルスタート。しかしこの日の週中の大雪による新雪はかなり厄介でした

2/19 6:37

第二貯水池の橋を渡るのだが

2/19 6:37

こえー、絶対に落ちられない場所

2/19 7:00

橋を渡った所でパワフルな若者登場。
ここから4人でラッセルなのだが、重量級の私は沈みすぎてついていけず…

2/19 7:10

３番手でもかなり沈む…

2/19 7:22

ここで４人目Rさんと加茂粟の常連のお父さんも加わり６人体制へ。
しかし、先行５名のトレースの上を踏むとまだこれだけ沈む我たるや…

2/19 7:55

対面には下田のブナの径

2/19 8:00

ラッセルを回しつつ突き進む５名と

2/19 8:15

その後を必死に追いながらひたすら地固めをする我

2/19 8:20

雪がモフモフ過ぎて踏んでも締まりきらない。
急登箇所になると重さでステップ崩壊するという今期一番シンドい展開

2/19 8:22

陽が差してきた

2/19 8:28

皆さんホントありがとう(ﾉД`)

2/19 8:36

大栃平(五合目)へ、この先から核心部の連続です

2/19 8:39

守門が美しい♪
粟からだと爆裂火口丸見え

2/19 8:43

６合目目指しますがかなり急登です

2/19 8:56

この先が雪が閉まらないズルズルの急登箇所

2/19 9:29

先行は四足歩行でトレース作ってくれてます

2/19 9:35

鎖場、ここもズルズル。ここからピッケル使用で一歩一歩

2/19 9:44

もうすぐ７合目小屋、しかしこの細尾根区間も油断できない

2/19 9:48

粟の山頂は光り輝いておるがそれどころではない

2/19 9:48

相変わらず最後尾でスイマセン

2/19 10:10

小屋は風前の灯、一応外から声かけてみる。

2/19 10:16

さあここからは美しい雪稜歩き

2/19 10:16

守門と下田ルート、人の確認は出来ませんでしたが向こう側も入山者多数プラス地上捜索隊も入っていたようです。

2/19 10:24

巨大なハロ
天候が下降していく合図

2/19 10:25

捜索ヘリ現る。
加茂の小屋に降下予定で小屋内確認するつもりだったらしいが小屋が埋まっていたので諦めた模様

2/19 10:27

權ノ神から宝蔵、白山

2/19 10:30

とても高度1200とは思えない景色

2/19 10:37

冬の加茂粟は初めてでしたが下田とはまた違い素晴らしい

2/19 10:55

奥のピークが山頂

2/19 11:02

一本岳への鞍部はまさにキレット

2/19 11:03

ビクトリーロードを見下ろす。
浅草のビクトリーロードが一番かと思ってましたがここも甲乙つけがたい

2/19 11:03

下田ルートの午ノ背もかなりクリーミー

2/19 11:15

とうちゃこ

2/19 11:20

クリーミーな十石尾根

2/19 11:20

白根山、川内方面。残雪期にこちら側へと思いを馳せる。
今朝の情報では遭難者はこちら側に来たらしいのだがこのときはわからず

2/19 11:22

あのナイフを歩く勇気は今はない

2/19 11:24

再びヘリ。情報が小出しであったが、どうやら粟ヶ岳南壁方面にGPSの跡があった模様。あのへんは絶壁の急峻な所でとても雪崩の巣窟で近づけなく今はヘリで捜索せざるを得ない。

2/19 11:27

しかしそんなことはこの段階ではわからないので、この時わかっている「最後のGPSの足跡は下田側」という情報のみで。できる範囲で少し下田側へと降りてみる

2/19 11:35

飯豊

2/19 11:37

たかが知れてはいるがやれることはやってみた。
天気も下り坂となるので下りる

2/19 11:42

粟ヶ岳も雪庇はお見事

2/19 12:15

とても高度1293の山には見えない

７合目に戻り小屋の冬期入り口を掘り出し中を確認してみた。

2/19 13:07

ランチをすませ

核心部の下山を嫌い、降りたことのあるＨさんもいるので大俣登山道(廃道)から下山

2/19 15:08

無事水源地へ

2/19 15:17

さすが粟、疲れました笑

撮影機器：

Canon EOS Kiss M2 Canon

SH-53A SHARP

感想

たこさん

週中に遭難者のニュース、何か出来る事はないかといつもの4人で加茂粟へ。
山行時の情報では山頂から下田側で最後のGPS跡とありできる範囲で山頂から見渡してみたり、砥沢小屋内の確認などしてきました。

冬の加茂粟は初めてでしたが、なかなか難しいコンディションで最後尾でも苦労しましたが皆さんのおかげでなんとか登頂できました。ありがとうございました