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Yamareco

記録ID: 401170
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳

2014年01月25日(土) ~ 2014年01月26日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,656m
下り
1,654m

コースタイム

1/25
08:50 ゴンドラトップ
10:15 小遠見山(巻き)
12:10 幕営地(西遠見山ピーク手前)
13:30 五竜岳山荘 13:50
15:20 五竜岳 15:45
17:00 五竜岳山荘 17:20
17:45 幕営地

1/26
09:40 幕営地発
10:00 西遠見付近(道迷い発生)
11:25 尾根復帰
11:50 中遠見手前(道迷い発生2)
15:50 中遠見山(尾根復帰)
17:10 登山ゲート
17:30 白馬五竜スキー場駐車場
天候 1/25 曇
1/26 吹雪
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・登山口〜小遠見:トレース多数、東側に雪庇
・小遠見〜西遠見:トレース有、雪はクラストしており、ラッセルはほぼない
・西遠見〜白岳:トレース有、沢地形での雪崩に注意
・白岳〜五竜岳:夏道は雪で埋まっており、所々クラスト。転滑落注意。確実なアイゼン、ピッケルワークが求められる。
ゴンドラを降りて出発
2014年01月25日 08:47撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
2
1/25 8:47
ゴンドラを降りて出発
ゲレンデ外に入りました
このあたりはBCスキーヤー、ボーダー多数
2014年01月25日 09:24撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 9:24
ゲレンデ外に入りました
このあたりはBCスキーヤー、ボーダー多数
右に武田菱が見えます
2014年01月25日 09:48撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 9:48
右に武田菱が見えます
鹿島槍ヶ岳北壁
どこを滑ったんですか、新井さん、、、
2014年01月25日 10:17撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 10:17
鹿島槍ヶ岳北壁
どこを滑ったんですか、新井さん、、、
五竜に向かっていく
2014年01月25日 10:36撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 10:36
五竜に向かっていく
鹿島槍の双峰が見えた
2014年01月25日 11:46撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 11:46
鹿島槍の双峰が見えた
半雪洞を掘り、荷物をデポ
良いロケーションです!
2014年01月25日 12:16撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 12:16
半雪洞を掘り、荷物をデポ
良いロケーションです!
カールのように大きな雪渓です
2014年01月25日 12:35撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 12:35
カールのように大きな雪渓です
リッジよりに行き
2014年01月25日 12:46撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 12:46
リッジよりに行き
最後は白岳を巻きました
2014年01月25日 13:30撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 13:30
最後は白岳を巻きました
五竜岳山荘から昨日登った唐松岳が見える
2014年01月25日 13:47撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 13:47
五竜岳山荘から昨日登った唐松岳が見える
スキーをデポ、アイゼンを着用、ピッケルを持って、いざピークハントへ
2014年01月25日 13:53撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 13:53
スキーをデポ、アイゼンを着用、ピッケルを持って、いざピークハントへ
夏道は埋まって、クラスト
2014年01月25日 13:57撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 13:57
夏道は埋まって、クラスト
a沢??
向こうが見えません
今回は回避
2014年01月25日 14:22撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 14:22
a沢??
向こうが見えません
今回は回避
今見ると左側に夏道が見えますね
ここは岩稜伝いに行きました
2014年01月25日 14:37撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 14:37
今見ると左側に夏道が見えますね
ここは岩稜伝いに行きました
最後はやや緊張するリッジ
2014年01月25日 15:03撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:03
最後はやや緊張するリッジ
疲れましたが、なんとか登頂
チャック開いてました、、、
2014年01月25日 15:18撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:18
疲れましたが、なんとか登頂
チャック開いてました、、、
ようやく来ました
2014年01月25日 15:43撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:43
ようやく来ました
二人とも登頂!
写真を撮ったら急いで下山
2014年01月25日 15:46撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:46
二人とも登頂!
写真を撮ったら急いで下山
下りは、あまり緊張しなかった
2014年01月25日 15:52撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:52
下りは、あまり緊張しなかった
しかし、やはり落ちたら終わりです
2014年01月25日 15:53撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 15:53
しかし、やはり落ちたら終わりです
遅いぞ〜
2014年01月25日 16:37撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 16:37
遅いぞ〜
日没後、やっとスキーを回収
2014年01月25日 17:02撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 17:02
日没後、やっとスキーを回収
滑走!
2014年01月25日 17:29撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 17:29
滑走!
やっと今夜の宿に着きました
2014年01月25日 17:45撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 17:45
やっと今夜の宿に着きました
完成!
2014年01月25日 18:31撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 18:31
完成!
遠くに夜景が見える絶好のポイントでした
2014年01月25日 18:32撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
5
1/25 18:32
遠くに夜景が見える絶好のポイントでした
中にはローソク
2014年01月25日 20:09撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/25 20:09
中にはローソク
翌朝、埋まっていた入口を掘り起こしました
気持ち入口が低くなっています、、、
2014年01月26日 07:30撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 7:30
翌朝、埋まっていた入口を掘り起こしました
気持ち入口が低くなっています、、、
名残惜しいですが、
雪洞にお別れを告げる
2014年01月26日 09:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 9:41
名残惜しいですが、
雪洞にお別れを告げる
南斜面では小規模な雪崩が発生した
2014年01月26日 09:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 9:56
南斜面では小規模な雪崩が発生した
ルートを失い、登り返す
この時猛吹雪
2014年01月26日 13:36撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 13:36
ルートを失い、登り返す
この時猛吹雪
なんと!
小遠見ではなく、中遠見だったのか!
2014年01月26日 15:49撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 15:49
なんと!
小遠見ではなく、中遠見だったのか!
人生初のライチョウを発見!
2014年01月26日 16:16撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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1/26 16:16
人生初のライチョウを発見!
やっと登山口に着いた
この日も日没まで行動、、、
2014年01月26日 17:06撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
5
1/26 17:06
やっと登山口に着いた
この日も日没まで行動、、、
撮影機器:

感想

元々の計画は、テント泊、下りは、白岳沢の滑走でしたが、事前の予報で天気が崩れるという情報が入ったので、テントから雪洞へ変更しました。また、二日目に大量降雪があったので、その日に沢を滑るのは諦めました。結論からすると、二人とも無事登頂することができたのですが、反省点も残りました。

まず初日の行動終了時刻が遅くなり過ぎたこと。夕方から風が強くなる予報だったので、
早く下りたかったものの相棒のペースが上がらない。僕の登頂時刻15:20でも遅いのにさらに遅かった。西遠見泊で余裕があるはずが、日没を過ぎてしまうのはまずかったです。

それよりも問題だったのは、二日目でした。

朝起きると雪洞の入口が暗い。確認すると、入口にかぶせたツェルトの上にたっぷりの雪、
入口が埋まっていました。50cmくらいの積雪に加え、風で雪が吹き溜まっていたようです。
雪かきして、準備を進めました。出発時間09:40は、遅すぎましたね。

二日目は下るだけだったので、3時間くらいの行動時間しか見積もっていませんでした(まさかあんなに長くなるとは)。結果からすると、もっと余裕を持っておくべきでした。

午前中は前日からの悪天が残り、午後からは回復するという予報に基づいた判断があったのですが、実際には夕方までずっと吹雪でしたので、ここの判断もミスでした。予報は、ズレることがあるので、やはり朝早く起きて、天気を確認すべきでした(午前中の方がまだマシでした)。

出発してからもいきなりルートをロスト。視界が悪く、前日のトレースも消えている中、安易に急な尾根を下りてしまい、登り返し。途中小規模な雪崩が発生し、やや緊張しました。その後、順調に進むも、中遠見でまさかの道迷い。その時は中遠見を小遠見だと勘違いしていました。

中遠見をやり過ごし、小遠見に差し掛かっていると思っていたため、ピークを巻きましたが、巻いた先に出た北に伸びる尾根の様子が知っているものと異なり、より急なようでした。しかし、方角的には正しい。記憶違いだろう、ということで下りることに。しかし、やはり急すぎるので、一旦登り返す。

今回は、巻いて出たポイントよりさらに先の本来小遠見のピークがあると思われるところまで上がってみる。ここに北東に伸びる尾根がある、という予想だったのですが、実際には東南東に伸びる尾根があるのみ...。

「これは、天狗岳へ伸びている尾根か?」

ということは「やはりさっきの尾根で合っていたのではないか」と、もう一度滑走し、200メートル以上下る。だが、やはりこの尾根は急すぎた。そして、この時視界が少しだけましになり、東の方に尾根が見えた。ここが小遠見から派生する尾根だとすると、あんな所に尾根は見えない。

これが決定打となり、小遠見より手前を下りてしまったと気づき、再び登り返す。ここのラッセルがきつかった...。風雪も容赦ない。一番強いときで風速20mくらいあったと思います。遠見尾根に復帰し「中遠見」の標識を見つけて愕然とするとともに、安堵しました。

あとは、慎重に帰るだけ。さすがにその後は何もありませんでした。人生初のライチョウを見れたのと、ゲレンデに下りるのが遅すぎてスキー場のスタッフに叱られたくらいです。

五竜岳に登頂でき、雪洞泊は楽しかったけれど、これは反省山行を行わないといけないかも知れない。

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コメント

人生初???
こんばんわ。
道迷い、大変でしたが、ご無事でなによりです。

しかし、人生初の雷鳥ってマジですか???
こんなダメな私でも夏の立山でよくお見かけしますが、
白い中の真っ白雷鳥って、奇跡ですね!

また、感動の一枚を期待します!
2014/1/29 0:01
Re: 人生初???
ochadaさん、
コメントありがとうございます。

いやぁ、何を隠そう今回が初めてなんですよね。
やつらはやっぱり立山に潜伏しているんですか、、、
立山は、こないだの雪崩の時に初めて行ったので、
夏の時季に行ったことがないんです、、、

今回の写真は、コンデジでしたが、
次回は一眼で捉えます!
2014/1/29 10:22
プロフィール画像
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