五竜岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
08:50 ゴンドラトップ
10:15 小遠見山(巻き)
12:10 幕営地(西遠見山ピーク手前)
13:30 五竜岳山荘 13:50
15:20 五竜岳 15:45
17:00 五竜岳山荘 17:20
17:45 幕営地
1/26
09:40 幕営地発
10:00 西遠見付近(道迷い発生)
11:25 尾根復帰
11:50 中遠見手前(道迷い発生2)
15:50 中遠見山(尾根復帰)
17:10 登山ゲート
17:30 白馬五竜スキー場駐車場
天候 | 1/25 曇 1/26 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜小遠見:トレース多数、東側に雪庇 ・小遠見〜西遠見:トレース有、雪はクラストしており、ラッセルはほぼない ・西遠見〜白岳:トレース有、沢地形での雪崩に注意 ・白岳〜五竜岳:夏道は雪で埋まっており、所々クラスト。転滑落注意。確実なアイゼン、ピッケルワークが求められる。 |
写真
感想
元々の計画は、テント泊、下りは、白岳沢の滑走でしたが、事前の予報で天気が崩れるという情報が入ったので、テントから雪洞へ変更しました。また、二日目に大量降雪があったので、その日に沢を滑るのは諦めました。結論からすると、二人とも無事登頂することができたのですが、反省点も残りました。
まず初日の行動終了時刻が遅くなり過ぎたこと。夕方から風が強くなる予報だったので、
早く下りたかったものの相棒のペースが上がらない。僕の登頂時刻15:20でも遅いのにさらに遅かった。西遠見泊で余裕があるはずが、日没を過ぎてしまうのはまずかったです。
それよりも問題だったのは、二日目でした。
朝起きると雪洞の入口が暗い。確認すると、入口にかぶせたツェルトの上にたっぷりの雪、
入口が埋まっていました。50cmくらいの積雪に加え、風で雪が吹き溜まっていたようです。
雪かきして、準備を進めました。出発時間09:40は、遅すぎましたね。
二日目は下るだけだったので、3時間くらいの行動時間しか見積もっていませんでした(まさかあんなに長くなるとは)。結果からすると、もっと余裕を持っておくべきでした。
午前中は前日からの悪天が残り、午後からは回復するという予報に基づいた判断があったのですが、実際には夕方までずっと吹雪でしたので、ここの判断もミスでした。予報は、ズレることがあるので、やはり朝早く起きて、天気を確認すべきでした(午前中の方がまだマシでした)。
出発してからもいきなりルートをロスト。視界が悪く、前日のトレースも消えている中、安易に急な尾根を下りてしまい、登り返し。途中小規模な雪崩が発生し、やや緊張しました。その後、順調に進むも、中遠見でまさかの道迷い。その時は中遠見を小遠見だと勘違いしていました。
中遠見をやり過ごし、小遠見に差し掛かっていると思っていたため、ピークを巻きましたが、巻いた先に出た北に伸びる尾根の様子が知っているものと異なり、より急なようでした。しかし、方角的には正しい。記憶違いだろう、ということで下りることに。しかし、やはり急すぎるので、一旦登り返す。
今回は、巻いて出たポイントよりさらに先の本来小遠見のピークがあると思われるところまで上がってみる。ここに北東に伸びる尾根がある、という予想だったのですが、実際には東南東に伸びる尾根があるのみ...。
「これは、天狗岳へ伸びている尾根か?」
ということは「やはりさっきの尾根で合っていたのではないか」と、もう一度滑走し、200メートル以上下る。だが、やはりこの尾根は急すぎた。そして、この時視界が少しだけましになり、東の方に尾根が見えた。ここが小遠見から派生する尾根だとすると、あんな所に尾根は見えない。
これが決定打となり、小遠見より手前を下りてしまったと気づき、再び登り返す。ここのラッセルがきつかった...。風雪も容赦ない。一番強いときで風速20mくらいあったと思います。遠見尾根に復帰し「中遠見」の標識を見つけて愕然とするとともに、安堵しました。
あとは、慎重に帰るだけ。さすがにその後は何もありませんでした。人生初のライチョウを見れたのと、ゲレンデに下りるのが遅すぎてスキー場のスタッフに叱られたくらいです。
五竜岳に登頂でき、雪洞泊は楽しかったけれど、これは反省山行を行わないといけないかも知れない。
こんばんわ。
道迷い、大変でしたが、ご無事でなによりです。
しかし、人生初の雷鳥ってマジですか???
こんなダメな私でも夏の立山でよくお見かけしますが、
白い中の真っ白雷鳥って、奇跡ですね!
また、感動の一枚を期待します!
ochadaさん、
コメントありがとうございます。
いやぁ、何を隠そう今回が初めてなんですよね。
やつらはやっぱり立山に潜伏しているんですか、、、
立山は、こないだの雪崩の時に初めて行ったので、
夏の時季に行ったことがないんです、、、
今回の写真は、コンデジでしたが、
次回は一眼で捉えます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する