武奈ヶ岳 ◎風雪の細川尾根から
- GPS
- 07:43
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 977m
- 下り
- 964m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な所は無いが、P706からの急登部の吹き溜まりの乗越に難渋する |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
ワカン
スノ-シュ-
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
今回は所属する獺鵬仍海硫餃瓩領祺颪忙臆辰気擦督困、細川尾根〜武奈ヶ岳へShikakuraさんを含む13名で登って来ました。
武奈ヶ岳は何度も登っていますが今回の細川からは初挑戦!前日までの降雪でトレースは殆どなく皆さんの期待にお答えすべく取付きから700m辺りまでは張り切ってラッセルで頑張りましたが、今回は不慣れな初スノーシューで予想以上に足が上がらず疲労困憊⤵、大ベテランのShikakuraさんにバトンタッチです。
その後は殆ど山頂付近までおひとりでラッセル、何処からそんなパワーが湧いてくるのか?Shikakuraさんまさに化け物です!(私は後方に回り皆さんの踏み跡を…楽させて頂きました:皆さんのご期待に沿えず申し訳ない!)
今日は雪こそ降りませんでしたが、高度を上げるごとに風が強く、山頂では集合写真だけ撮ってそそくさと下山開始。(山頂では2組が防村方面から上がって来られていました)
今回初のスノーシュー(タブス フレックスアルプ24インチ)で挑みましたが、従来のワカンより2倍近くの重さがあり、不慣れなせいか?重さを感じる。
また、新雪が深くなるとスノーシューのトップが反っている(特にタブスは)のでキックステップが利かない!下りでは踵が入らないのでツルッつる滑り何度コケた事か?数え切れません!今まで味わったことのない屈辱。ハッキリ言って今後は使いません!(断言)
不慣れな点もありますが、やはりスノーシューは上り重視のバックカントリーやなだらかな高原の新雪を歩く道具だと感じました。(個人的感想ですが…)
本日は20日の百里ケ岳周回から中2日置いて再びIさんがリーダの例会です。この尾根は距離は短いものの標高差1000m弱で急登も有るル-トで特に積雪量が多くトレース無い場合はラッセルが厳しくなることが予想されます。
細川休憩所は除雪されていますが積雪は50cm程有り先行車が1台駐車していますので先行車が出られるように道端等に分散して4台駐車します。
曇り空の下準備して少がし戻って坂道を登り道路除雪終了点でワカン、スノ-シュ-を履きます。少し歩いて尾根末端の杉林の急登が始まりますが、トレースは無く、杉林の中で積雪は少ないとは言え急登ですので先頭は登り易い所を選んで右に左にと登って行きます。杉、桧林が終わると雑木林の緩やかな尾根になり、先頭を交代しながらラッセルして順調にP706まで登って行きます。
此処を過ぎるといよいよ第2の急登が始まります。新雪は20〜30cmに増えた上に風が吹き抜ける所は新雪が吹き払われて沈みませんが、雪庇状になった吹き溜まりの乗越は股下まで埋まり、ズルズル戻ってしまい乗り越すのに体力を消耗しなかなか進みません。Co850m付近で傾斜は緩くなりますが雪庇状の吹き溜まりは更に増えて来て、雪庇の段差の少ない所を乗り越したに、迂回したりで右往左往する為遅々として進みませんので山頂まで届かない場合が頭をよぎりますが、1000m付近まで登ってくると尾根はなだらかになりふくらはぎから膝下までのラッセルだけになってスピ-ドも上がり、Co1070m付近の小ピークをトラバ-スして稜線への最後の登りに掛かります。
風もきつくなり風雪の中の細尾根は雪庇が北側に張り出した、南側に張り出したりしている場所が現れて来ます。此の辺りの風の流れは複雑なのでしょう。
登り着いた武奈ヶ岳は視界が10m程で誰の姿も有りません。晴れた休日の日からは想像できない光景です。集合写真を撮ってから東側の雪庇の陰で風を避けて昼食の予定でしたが、雪庇の下は積雪が多く崖状になっているので写真撮影後は早々と下山開始して、細川尾根を少し下って風の無い所で昼食。
雪が少し降っていますが20日の百里ケ岳の様に雪だるまになる程では有りません。昼食後はトレースを辿ったり新雪に新たなトレースを刻みながら急坂を物とせず下って細川休憩所戻って来ます。お疲れ様。
コメント
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私がしんしんと雪の降る八丁平で新雪の深いラッセルに体力を消耗していた頃、shikakuraさん達はトレースの消えた細川尾根を行軍しておられたんですね。前回の百里ヶ岳といい、今回の細川尾根といい、「榾火」の皆様方はなかなか雪雲の厳しいところに行かれますね。それにしても、わずか3日前の私のトレースが跡形もなく消えていたとは、残念です。
本日、細川尾根に捲土重来しましたが、皆様の楽しげな山行を刻んだトレースは何とか残っておりました。ただ、昨日が好天だったせいか、あるいはshikakuraさん達のレコをご覧になってトレースを期待した人達がお訪れた(?)せいか、意外にも前日のものと思われる多くのトレースがついていました。
おそらく眺望には恵まれなかったものと思われますが、お写真に私が辿った尾根の情景を再確認させて頂くことが出来ました。トレースと美しいお写真に感謝と敬意を込めて。
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