蛇谷ヶ峰
- GPS
- 03:46
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 480m
- 下り
- 466m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:50
天候 | 曇り時々晴れ、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が深くトレースもないためルートファインディングが必要です。 |
その他周辺情報 | 下山後は、くつき温泉「てんくう」で入浴できます(ただし休館日を確認してください)。 |
写真
感想
<プロローグ>
今日はスーパーにゃんこの日(20220222)なので休暇を取って山に出かけた。当初は鯖街道ルートでオグロ坂峠を越え、高層湿原の八丁平を経由して、峰床山(970m/京都府第2峰)に登るつもりで久多(京都市左京区北端)に向かった。花折峠を越えると一段と積雪が増え、国道から外れて久多に向かう県道にはさらにたくさんの雪があり、まさに「雪国」であった。すると、登山口付近の道路で交通整理を兼ねて除雪作業をしていた駐在さんが「今日は(登山は)止めた方がいい」と忠告してきた。実際かなりの積雪があって、さらに空からは雪も降ってきた。さすがに峰床山への登山を強行する気力がなくなり、峰床山は断念して転進することにしました。
<転進先の思案>
どこに転進するか思案していましたが、そう時間もないことから、思いついたのが近場の蛇谷ヶ峰。ここならば朽木スキー場からだと無雪期なら1時間40分程度で登れるコースタイムである。これまで蛇谷ヶ峰には何度か登っているが、積雪期には未踏で、かつ朽木スキー場からも登ったことがなかった。
<朽木スキー場(登山口)>
これまでくつき温泉「てんくう」(思い出の森グリーンパーク)には数え切れないくらい行っているが、実は朽木スキー場には行ったことがなかった。安曇川を渡ると入部谷沿いに取付道路があり、3劼曚錨个辰討いとスキー場に着いた。平日だというのに結構スキー客が来ている。スキーをするわけではないが、駐車料金を支払って駐車することにした。身支度を整えて、まず登山口を探して、最初は少しウロウロしたが、最も手前のスキーリフトの右手側に何とか見つけた。「さわらび草原道」と呼ばれる登山道である。道標が雪に埋まっていたが、掘り出して確認することができた。空からは雪が舞い降りており、風も相当の強さであり、登山をためらわせるが、ここまできてあきらめるわけにも行かない。行けるところまで行って、無理なら引き返そうと決意した。
<登山道(さわらび草原道)>
登山道入口を見つけたものの、もちろんトレースはあるはずもない。しかも、そ1m近い積雪があって、登山道は雪に覆い隠されていた。携帯で情報を得ると、この登山道は700m付近まではジグザグになっていることがわかった。よく観察すると、登山道と思われるところは樹木がなく、比較的傾斜が緩やかになっていることがわかる。これでトレースがなくとも何とか登山道を登っていくことができる。しかし、雪が深いことは承知の上であったが、実際に歩いてみると雪の深さに驚く。スノーシューを履いていても30〜50冂世濆む。深いところでは膝まで潜る。昨日の降雪のため、ふかふかの雪であったが、沈み込みが大きいだけに一歩一歩に労力がかかる。
出発時には雪が降っており、空は灰色だったが、登るにつれて時折は青空が見えてきて一時的にはテンションが上がった。しかし、すぐに吹雪いてきてグレーの世界に逆戻りする。そんなことを繰り返しながらも前進前進あるのみ。
<山頂に至る>
ジグザク登行も終わって、標高780m付近で尾根に出ると傾斜が緩やかになった。時間は11時すぎで、ここまで2時間近くかかっているが、登頂の目処が立った。P817手前が少し急登になっていたが、それを越えるとなだらかな斜面になった。斜面にはブナなどの樹木が点在している。その間隙を縫うように登っていく。やがて目の前に山頂が見えてきた。山頂には小さいが雪庇が張り出している。最後の急登を登りながら振り返ると、安曇川の白い雪原とびわ湖が見える。ガスが切れて南方向の展望が一瞬見えた。釈迦岳など比良山系の山々だ。雪が深くラッセルが大変であったが、距離が短かったため、何とか山頂に辿り着くことができた。山頂は雪原になっていたが、山頂の標柱を掘り起こして、山頂であることを確認した。山頂から西には反射板も確認することができた。本来は山頂でキムチ鍋をする予定であったが、こう寒くてはランチどころではない。山頂滞在時間はわずか15分。往路を下山することにした。登りはジグサグを切って登ったが、下山はショートカットしまくってわずか55分でスキー場に到着した。
<下山後>
下山した時刻は午後1時と早かったことから、くつき温泉「てんくう」でランチを食べて、ゆっくりと温泉に浸かろうと思い、スキー場からすぐのところにある温泉に向かった。ところが、何と休館日!2月はこの22日だけが休館日である。スーパーにゃんこの日なのにと恨めしい。予定が狂ってしまい、別の温泉に行くことにした。
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