霊仙山(落合登山口 IN 反時計回り周回)
- GPS
- 07:29
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 859m
- 下り
- 888m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:39
天候 | 曇り時々霙(ミゾレ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湿気を多く含み良く締まった雪。アイゼンのみで登坂可能。 |
写真
感想
悪天候が予想されたが、果敢に霊仙山へトライ。
雨は降らないが強風予報。
樹林帯は、活動で火照った身体に吹き抜ける風が程良く、とても気持ちが良い。雪は深いがしっかり締まっているので、トレースを辿っていけばアイゼンだけで問題ない。
ワカンも持参したが、出番はなさそうだ。
樹林帯を抜け、南霊山に向かう急登。夏道は九十九折りになっているのだろうが、冬は全てが雪に埋まっているため、直登できる。斜度は40度くらいだろう。(スキー場の上級コースが概ね35度くらいなので、概ねあっていると思う。)
ここを登り切ると、雪に混じって岩がゴロゴロ顔を覗かせる。風で雪を飛ばすからだろう。
南霊山から霊仙山最高点へ向かう稜線は大きな雪庇ができている。
まばらに佇む樹木は、霧氷が大きく育ち、スノーモンスター化している。シュカブラも綺麗だ。
霊仙山最高点と霊仙山山頂は、なぜ統一されないのだろう?霊仙山最高点から霊仙山山頂へと歩き、経塚山へ登る。
経塚山へ至るルートはほとんど踏み跡がないので真っ白のキャンパスに思い思いの踏み跡をつけていく。なんとも贅沢なひとときだ。
この辺りは風で雪を舞い上げているので踏み跡はすぐにソフトな雪で隠されてしまうのだろう。
経塚山山頂にたどり着いた辺りから、風の勢いが増してきた。東方からはガスがかかってきた。
視界はホワイトアウトで厳しくなってきている。
とりあえず、避難小屋へ退避して、昼食を取りつつ装備を整理し直す。
その間に風がおさまることは期待していなかったが、予想通り強風www
経塚山へ登り返して、下山ルートへ取り付く。
この時が今日イチの強風。正確ではないが、風霜20mを超えていたのではないだろうか。耐風姿勢で進むが、気を抜くとよろけてしまいそうだ。
そして、ミゾレが吹き付けてくる。剥き出しの皮膚にぶつかると痛い。
気温が高めなので耐えられるが、そうでなかったら。と思うと、恐ろしい。
下山は、標高を下げ、ガス雲の下まで降ってくるととても穏やかな天気だ。
まあ、山とはそういうものだ。
複数回の渡渉をクリアし、ベチャベチャの林道を通過すると、無事に下山。
お疲れ様でした。
車で林道を下っていくと、道路脇の法面が雪崩れた状態になっている箇所に遭遇。
雪の塊は大きいものは直径約70cmくらい。
車で無理やり通ることは難しい状態なので、持参していたスコップとヒップそりを使用して
除雪活動を実施。
程なく開通し、無事に帰路へ着く。
楽しい山行だった。今度は快晴の時に行きたいものだ。
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