栗野岳(1102mピーク)
- GPS
- 02:55
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 509m
- 下り
- 500m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 2:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はない。頭上注意。 |
その他周辺情報 | 地熱発電所近くの温泉もあるようには書いてあったが不明。少し行けば、北にも南にも温泉は多数ある。 |
写真
感想
これまで気になっていた栗野岳に登りに来た。先日テレビで見た草間彌生さんの作品が、栗野岳の麓の霧島アートの森にあるということで、これは行かねばなるまい。
えびの市経由で湧水町側の登山口に着いた。こちら側の登山口は主に二箇所あり、『九州の山歩き〜南部編〜』にある通り、反時計回りに登ることにした。
いきなりの「日本一長い枕木階段」から始まるが、面白そう。快適に登れた。最上部から振り返る桜島や北部鹿児島の山並みは素晴らしい。
さてここから本格的な登山道だ。しかし、とてもよく整備されており歩きやすい。ピンクテープや標識も随所に設置されており迷うことはない。P1から山頂P4までの標識もあり分かりやすい。P1からはすぐ向かい側に山頂が見えるがぐるりと回っている。しかし標高差もあまりないので大した時間もかからないだろう。
途中、もみじ群生地もあった。秋には素晴らしい景色を見せるだろうからまた来たい。山頂が近づくと第二峰とやらを通過した。はて? そしてすぐに足元に三角点が。後で分かったが、ヤマレコデータが山頂部を示したのはこの三角点のおかげだと分かった。(違うかも…)
分岐を過ぎるとすぐに山頂1102mに到着。木に囲まれ景色は何も見えない。すぐに50m引き返し、切り開かれた展望所に戻った。ここは大変気持ちよい。正面に韓国岳が見える。観音様が上を向いて寝ている姿か、はたまた、猫の頭か・・・
4月に登った市房山、石堂山も見える。ここで大休止。荷物が灰にまみれる。よく見ると、野焼きの木灰が風で飛ばされてこの一帯まで飛んできたのではないだろうか。マットを持ってきていたのでそれに座った。
さて、下りは注意しながらとっとこと。で、ゴーン!!頭が木に激突。上下の歯がガツンと噛み合わさり、一瞬景色の断層が見えた。ものすごい衝撃だった。幸い、ヘルメットをしていたために頭は痛くなかった。被っていなかったらきっとうずくまっていただろう。一年中ヘルメットを被るようにしているが正解だ。
GPSもケータイGPS(ヤマレコ)も使用しているが、ピンクテープに導かれるように県道に下山できた。ここからしばらくは車道を歩かなければならない。今から登るという女性2名とスライドした。
ゴール地点の駐車場には車が3台。1台は青森ナンバーの男性2名。聞くと、日本一周をしているらしい。昨日は佐多岬だったそうな。酸ヶ湯付近の雪の話をした。若者がんばれ。遠征の情報として青森の積雪量をもっと詳しく聞いとけばよかった。
片づけを終え、車で移動をするとすぐに霧島アートの森が現れた。ここは野外展示が中心だが、いきなり、草間彌生さんがこの美術館のために作った作品「赤い靴」が出てきた。これを直接見て触れることができてよかった。また、野外では歩きながら作品を見ることができてとてもよい。館内にあるVTRを見ると、それぞれの作品の見方がよくわかる。オノヨーコの作品もあるようだが今は屋外展示しか見ることはできない。また来よう。
今日は、気になっていた栗野岳にアートの森まで巡ることができて2倍得した。
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