六甲山 保久良神社〜荒地山〜打越山〜七兵衛山〜岡本梅林
- GPS
- 05:46
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 777m
- 下り
- 764m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:46
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
六甲の梅林を巡るこのコースは 4年前イノシシの襲撃を受けたトラウマのコース。
それから六甲にはしばらく足を踏み入れられなかった。
あのでっぷりと太った 脂がみなぎった「おかみさん」(襲撃時に一緒にいた受けた友人が命名)はまだ存命だろうか?
出来れば引退してくれてる事を願いながら阪急岡本駅をStart。
保久良神社へ至る道はいくつかあるが どのルートを歩いても登る標高は変わらない。ならばと急坂ではあるがつづら折りの参道をゼイゼイと息を切らせて登る。
保久良神社は 古代から航海の安全を守っており、弥生時代中期とされる祭事用の土器や石器が見つかり、境内には神のより代とされる多数の磐座がある。
鳥居手前には”一つ火”と呼ばれる灯台があり(灯台というにはかなりの小ぶりやけど)この灯は50キロ以上海の向こうへ届いていたらしい。
火が灯された灯台と夜景のコントラクトがとても見事なのだとか。
残念ながら保久良梅林の梅はまだまだ蕾が固く風も冷たく ざっと見てから金鳥山へと向かう。
ここから金鳥山までは石の階段が延々と続く。。。
とはいっても1キロもなく 時間も20分ほどなんだけど(笑)
金鳥山はその昔、草原状の山であったらしく、海から見ると夕日に輝く草原がまるで大きな金の鳥のように、保久良神社の上空を羽ばたいているように見えたことから名づけられたという。
残念ながら三角点はよく分からなかった。展望台が山頂となっているのかもしれない。
金鳥山を過ぎれば 次のピークの なかみ山まで急坂はなく穏やかな登り下りとなる。
途中の風吹き岩の手前の急な階段まで来ると、猪の怖さで胸がキュンとする^^;
意を決して
「怖いけど登ろう」
と声に出せば 横にいた他パーティの方が
「大丈夫大丈夫、怖くないよ」
と励まして下さるが 猪が出たら責任もって追っ払ってくれるんかな?
そもそも猪を想定してないよね?(笑)
びくびくして 速攻風吹き岩の上まで登り周辺を警戒して見渡すが
名物の野良猫以外は見かけずホッとする。
本日の最高峰の荒地山は東側はロックガーデンの岩々ルートとなるが
今回のなかみ山ルートからはそれが想像できない。
荒地山を踏んでから再びなかみ山へと戻り ここから少しだけバリエーションを選べば 同行者に「山岳会に染まってきたんとちゃう?」とお褒め?の言葉を頂く(笑)
さて”誰の爪の垢”なんだろうね?
先に打越山を踏み ラストピークの七兵衛山へ。
ここは地元の方が たった一人で20年以上かけて整備したとの事。
その整備の仕方がもう素晴らしいとしか言いようがない。
特に眺望を舞台に見立てたテラス席はまさに力作である。
ここから一度打越峠へ戻り八幡滝方面に降りるか
それとも木漏れ日広場へ向かいそこから下山するかの選択になるが
メンバーさんは八幡滝方面を希望する。
ので水量が少なく残念な八幡滝をちらっと眺めて山の神へ。
ここの整備も七兵衛山を整備した方がされているらしいが
周囲の森に違和感なく溶け込んでおり 癒しの空間となっている。
岡本梅林は大正末期まで西摂津の梅の名所として、「梅は岡本、桜は吉野、蜜柑紀の国、栗丹波」と謳われていたが、昭和13年の阪神大水害で岡本周辺の山が崩れ大半を喪失し、昭和20年の神戸大空襲で焼失、ほとんどの梅が消失した時期もあったそうな。
現在は紅梅、白梅、枝垂梅など約30種、130本が咲き誇る。
まさにちょうど梅は満開でマスクを通しても良い香りが漂い 梅見としては最高のタイミング!!
久しぶりの六甲登山の〆には最高でした(⌒∇⌒)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する