奥武蔵焼山で激ラッセルとあしがくぼの氷柱鑑賞
- GPS
- 06:49
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
12:47 二子山(雌岳)
13:01 二子山(雄岳)
14:31〜14:55 焼山
15:58 二子山(雄岳)
16:11 二子山(雌岳)
16:59 芦ヶ久保駅
17:14〜17:29 氷(兵)ノ沢 あしがくぼの氷柱会場
17:40 芦ヶ久保駅(ゴール)
歩行距離 13.3km
累積標高 809m
2/9の歩数計の歩数 27187歩
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは通常運行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山(雄岳)までは先行されたmaruiさんとスノボのお兄さんの激ラッセルのおかげでトレースがありました。 maruiさんのヤマレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-405084.html が稜線部分は風でトレースがすぐかき消されてしまいました。 二子山から焼山はトレースなしの激ラッセル 二子山〜焼山の積雪は膝下以下が3割、膝から腰までが6割、腰から胸までが1割といった感じでした。 二子山〜焼山間の稜線に雪庇が出来ていましたが、所々クラックが走っていましたので雪庇の風下側を歩くのは危険です。 芦ヶ久保駅(道の駅あしがくぼ)近くで開催されている「氷(兵)ノ沢 あしがくぼの氷柱」 当初2月9日までの開催予定でしたが2月16日まで期間延長されたそうです、詳細は横瀬町観光webサイト http://www.yokoze.org/ をご確認ください |
写真
感想
前日降った大雪で朝から雪かき、終わった時には汗だくで腰も痛ひ…
けど天気は快晴、これは絶好の登山日和!
時間が遅めなので縦走はできないとしても横瀬駅から生川ルートで武甲山のピストン位なら行けると思い、装備を整え駅までてくてく
川越線(八高線)は昨日に引き続きダイヤが乱れているみたいでしたが運行してくれているだけでもでありがたい、東飯能駅に到着し西武池袋線に乗り換えようとしたら芦ヶ久保〜西武秩父間は雪のため運行見合わせで芦ヶ久保駅までとの事
横瀬駅まで行けないので武甲山は諦め、さてどこに行こう?
色々なルートを考えたが、芦ヶ久保駅から二子山〜焼山〜武川岳のピストンにする事に決定、最大の理由は芦ヶ久保駅近くの氷(兵)ノ沢あしがくぼの氷柱を見たかったから
芦ヶ久保駅に着いたら「あしがくぼの氷柱」は大雪のため臨時閉園の案内が
残念ですがしょうがない、駅を出たら職員の方々が駅前をスコップで懸命に雪かき作業をされていました、皆さんに「ご苦労様です、ありがとうございます」と声をかけ二子山登山道へ
遅めのスタートのおかげで登山道にはしっかりトレースができていました、トレースをしっかり利用させていただき歩みを進めていたら今日初の下山者の方が降りてきました…が背中にはスノーボードが…
私「こんにちは、スノボで降りられたんですか?」
お兄さん「ええ、100mほどは滑ることができました」
奥武蔵の山でスノボで滑られる方に初めてお会いしました
お兄さんと別れ、二子山を目指し進むと今度は青いジャケットの方が降りてきました、すれ違いざまに少しお話を伺うと、この人と先ほどのスノボのお兄さんが芦ヶ久保駅から二子山まで4時間かけてトレースを付けてくれた事をお聞きしました。
「トレースありがとうございますっ!」
武川岳まで行こうと思ってますと話した所、その人も武川岳まで行こうとしたけど4時間のラッセルで雄岳(二子山)で力尽きました、雄岳から先はトレースはないと思いますよと貴重な情報も頂きました。
では行ける所まで行ってみますと別れましたが、後日その人はヤマレコのmaruiさんという事をmaruiさんのレコを拝見させていただきわかりました。
その後もmaruiさん達が築いてくれたトレースを利用させてもらって稜線にでたら
風でせっかくmaruiさん達が作ってくれたトレースがかき消されてしまっていました
しかも風で木の上に積もっていた雪がバラバラ降ってくる
トレースはないものの風で吹き飛ばされたのか膝位までの積雪でそれほど苦もなかったのですが、稜線を抜けると膝から股下辺りまでのラッセル…
雌岳に到着するとスノーシューを持った数名の方が、話を聞くとやはり雄岳まででここで宴会ですとの事でした
その後も雄岳までの道中、数名の方とお会いしましたがやはり皆さん雄岳まででその先はトレースがないとの話を伺いました。
雄岳直下の急登をなんとかよじ登り二子山の双峰の雄岳に到着、時間は13時…武川岳までは無理、だが焼山までは行ける!
雄岳から焼山へは急登箇所を降りるのですが、降りるというより滑り落ちるように降りました(帰りはきつかった…)
二子山〜焼山は基本尾根歩きですが雪庇ができており、まともに突っ込むと腰から上までの激ラッセルになってしまうので極力風上側を進みます(それでも膝から股下位のラッセル)
しかしラッセル楽しい「ウリャリャ〜ウリャリャ〜」とか「ラッセルラッセル」とか奇声を上げながら進んでいたはずなので近くに人がいたら変な人と思われていたはずです
そして焼山直下の急登…雪の壁でした
これを越えるため
.好肇奪を短くして束ねて両端を両手で握る
⇔昭蠅濃ったストックを振り下ろして雪面を崩す
Jした雪を腰と膝で固める
じ任瓩神磴鬟ックして足場を作り登る
キ△北瓩
を繰り返す、新雪のためなかなか固まらずにずり落ちたりしますがこれが非常に楽しい
まさか奥武蔵でこの方法を使って進む事になるとは…奥武蔵奥深し
急登を登ったりずり落ちたりしながらもなんとか焼山山頂に立つ(埋まる)事ができました。
この焼山からの展望が見る事ができたのはmaruiさんとスノボのお兄さんが4時間かけて二子山までのトレースを作ってくれたおかげです、本当にありがとうございました。
下山は二子山までは自分がつけたトレースはほぼ消えていましたが、二子山から先はトレースがしっかり残っていたのでスムーズに下山する事ができました。
芦ヶ久保駅に着いたがまだ電車の時間まで余裕があったので、横瀬町のHPをスマホで見たら「あしがくぼの氷柱」は本日閉園ですが見る事はできますと書いてある!
これは見に行かねばと駅から15分ほどの会場まで歩き、日は暮れかかっていましたが貸切状態で氷柱鑑賞を楽しむ事ができました。
今日も楽しい山行でした!
nanamineさん、こんばんは!
焼山までの往復、お疲れさまでした。
やはり雄岳からは激ラッセルだったのですね。
しばらく平坦な所が多い中で膝越え6割は激闘ですね。
さすが富士山を12ヶ月連続制覇されるパワーです。
あの日は稜線の風が強くトレースも消えてしまう位でしたが、
そのおかげか奥武蔵とは思えないようなすごい雪庇が出ていますね。
これを見られるだけでもラッセルの甲斐あります。
午後になるとクラックまで出ていたとは。
nanamineさんも深雪のラッセル術を駆使されたとのこと、実は途中の沢沿いも、部分的にちょっと急な所はこのやり方で道路工事してました(笑)。
久しぶりにいいラッセル訓練になりました。
豪雪後の奥武蔵、侮れません。
写真と動画を見て自分ももう少し頑張れば良かったかな〜と思いましたが、山再開1年の脚力不足では雄岳までで限界でした。
こうやって皆さんの力を合わせてトレースが延びていくのですね。もう武川岳まで延びているのかな。
ちなみに18枚目の犯人は私です。
49の単独行のおっさんがやることじゃないですね。山行くと子供に戻ってしまいます。
では、またどこかでお会いしましたらよろしくお願いします。
P.S.自分のレコにもリンク張りました。
maruiさん、こんにちは
遅めの時間で出発したにもかかわらず焼山まで行けたのは、間違いなくmaruiさんが二子山までの正確なトレースを付けてくれたおかげです!
焼山までのラッセルは非常に楽しかったです
奥武蔵であそこまでラッセルしないと進めない位の積雪はなかなかないですから
トレースが延びるという表現いいですね、初めて会った人とラッセルを交互に行って付けてくれたトレースを使い、別の人がさらにトレースを延ばし、さらにその先を別の人が…
山も人もつながっているというのがわかりますね
18枚目の写真はmaruiさんでしたか
自分も下山時に登山道わきに小さな雪ダルマを作ってきました、山だと童心に返ります
あらためて当日は本当にありがとうございました、お気づきと思いますがmaruiさんのトレースに感謝して、タイトルはmaruiさんの真似っこをさせていただいています
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