UAC アイスクライミング講習と赤岳・阿弥陀岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,068m
- 下り
- 2,076m
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅09:35-10:13美濃戸口 復路:美濃戸口16:30-17:08茅野駅 茅野18:08-甲府20:07-21:37高尾 バス時刻表http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi20131105.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に積雪あり ・美濃戸口〜赤岳鉱泉 アイゼン不要 ・赤岳 要アイゼン 文三郎尾根は金網の階段は雪に埋もれている ・阿弥陀岳 要アイゼン 特に危険箇所はなし |
写真
感想
久しぶりに合宿へ参加してきました。
【1日目】
雪の影響で多少電車が遅れたものの、茅野駅から美濃戸口へのバスへ乗車できました。
パンパンに膨らんだザック(黒ガッシャー)が大きすぎて膝に載せることが出来なかったものの、
発車時には車内は全員座れていたので迷惑にならずにすみました。
八ヶ岳山荘にてOB1名と合流して装備の確認をしました。
バスの乗客がほとんど出発して落ち着いたころに自分たちも出発しました。
雪が降り続いていたので、滑りやすく杖代わりのピッケルも出して歩きました。
1時間半ほどで美濃戸山荘に着きました。
その後、堰で休憩して、もう1回休憩で赤岳鉱泉でした。
【2日目】
アイスクライミング講習ということでジョウゴ沢に行きました。
前日の雪でF1は埋もれていました。
二人組が既に準備をしていたので、F2まで進みましたがここも完全に雪の下でした。
OB曰く、ここまで雪が積もるのは珍しいそうです。
仕方がないのでF1まで戻り、雪かきをしてから始めました。
アイスクライミングの基礎講習として
・アックスの変遷や種類
・スクリューのハンドル有無による取り付けやすさの違い
・アバラコフ
などを学びました。
その後は、後輩のためのクライミングの復習として
・ザイルワーク
・セルフビレイ→懸垂下降
・各種確保器の説明
などを行ってから赤岳鉱泉へ戻りました。
【3日目】
後発のOB2名が到着後に赤岳に登ることとなりました。
中山乗越で最初の休憩をとり、行者小屋の横を通って文三郎尾根からの赤岳を目指しました。
自分は苦手な金網の階段は雪の下に入っていてくれたので登りやすかったです。
天候は非常によく、風もほぼありませんでした。
中岳との分岐にて一休みしてから登頂しました。
山頂からの眺めはとてもよく、富士山や南アルプス、中央アルプスも見えました。
帰りも文三郎尾根を下りました。
雪が締まっていたのでスタスタと下っていくことができました。
山頂から1時間半ほどで行者小屋まで降りてくることができました。
ここで休みしてから中山乗越を越えて赤岳鉱泉へ戻りました。
【4日目】
OB2名が先に下山したので、現役とOB1名で阿弥陀岳まで行くことにしました。
中山乗越で最初の休憩をとりました。
そこから阿弥陀岳分岐から赤岳への道と別れ、中岳のコルを目指しました。
コースは沢状の場所を登るので、雪崩が頻発する場所の通過練習を兼ねて、
できるだけ沢の底ではなく端の方を登りました。
中岳のコルまで登りきり休憩をとりました。
ここでコンテの練習ということで、後輩を間に挟んで阿弥陀岳の山頂まで登りました。
あくまでもザイルを出したのは練習の為なので難しい登りではありませんでした。
天候は非常によく、南、中央アルプス、北アルプスが全て見えました。
硫黄岳の奥には浅間山、その右奥には上信越の山、大同心の裏には西上州、赤岳の右側には奥秩父や小金沢連嶺が見えていました。
特に、北アルプスの穂高連峰〜白馬岳の山座同定をするのはとても楽しかったです。
下りは、ザイルをザックに入れて帰りました。
中岳のコルで懸垂下降の練習をもう一度しました。
近くに太い幹の岳樺があったので、それを支点にして練習しました。
とはいいつつも、大した傾斜もなく吹き溜まっていたので、ノロノロ懸垂下降しかできませんでした。
練習のあとは、阿弥陀岳分岐までの下りでシリセードで遊びながら下りました。
赤岳鉱泉まで戻り、テントを撤収して美濃戸口まで下りました。
帰りはほとんど下りだったので、ザックの重さは10kgくらい軽くなった気がしました。
【まとめ】
今回の山行は約2年ぶりの本格的な雪山でした。
ココ最近は刺激の少ない山行が続いていたこともあり、今回は十分に楽しめました。
将来性のある後輩と一緒に山へ行けたことも嬉しかったです。
赤岳と阿弥陀岳についてはハイキング気分で登れてしまいましたが、
それは天候にも恵まれたからこそなので調子にのらないように気をつけようと思います。
それでも、今後は個人で八ヶ岳の一般ルートであれば行ってもよいと
OBにも言ってもらえたのでチマチマ楽しんでみようかと思います。
残り少ない学生生活でどのような山に訪れるべきか悩ましいところです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2fcd1eed8cf5c427fcba433a8e42a9dbb7.jpg)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する