小蓮華山(直登ルンゼ)
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,956m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス | ロープウェイは翌日から運行だった。 |
写真
感想
パートナーが見つからない好天の平日休み。山奥に入ってトラブルがあっても嫌だし、人の多く入るエリアにした。前から気になっていた小蓮華直登ルンゼを目指す。覗いてみて滑れなさそうでも、戻れば逃げ道はいくらでもある。ところが朝になって使おうと思っていたBackland102はワックスをはがし忘れたことに気づき、その後ゴンドラの中でビーコンを家に置いてきたことに気づいた。板はちょっと重いけどHojiでいいとして、ビーコンは…でも今日は埋没よりも湿雪デブリで足を取られたりして転倒、岩に衝突とかだろうと考えてそのまま進んだ。
無風快晴の自然園は歩いているだけで素晴らしい。北側から見る三山はかなりごつごつしてきた。冬は終わったんだ。尾根へ乗り上げ、暑さからか少しバテ気味なことに気づきペースを落とす。稜線へ出ると、いきなり風が強い。しかし日本海とそれに続く山が見えるのは最高だ。しばらくしてシートラに切り替え、風にあおられながら山頂へ。風にびゅーびゅー吹かれていると、こんなところへ一人で来たのは間違いじゃないか、まるで遭難予備軍じゃないか、とよくわからない不安が頭をよぎる。とにかく早く滑ろうと板を履き、斜面へ。硬いけどカチカチではないし、なんとかなりそうだ。ちょっと逃げてやや斜度の落ちるスキーヤーズレフトへ。転ばないように慎重にぐねぐねターンを刻むと、ザラメと柔らかいデブリの斜面に。分岐の左を経て広い白馬沢に出ると景色も相まって開放感がどっとあふれた。
林道を出て二股に下山すると「小日向山に線香をあげてきた」という3人組に会った。あの日、まさか11年後の自分がこんなことをしているなんて想像していなかった。この幸せな日々がいつ終わるかわからないのなら、自分の頭で考えて行動し納得できる毎日を送りたい。
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