ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 40748
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

C-chanと登った櫛形山、南尾根

2009年06月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:58
距離
9.2km
登り
1,218m
下り
1,216m

コースタイム

氷室神社下駐車スペース8:42−9:55櫛形山林道出合10:00−10:43ほこら小屋11:05−11:49櫛形山11:59-12:31裸山12:46−(原生林コース)−13:24ほこら小屋13:30−
13:51林道出合い13:53−14:40氷室神社駐車スペース
総合時間:5時間58分、歩行時間:4時間58分
天候 曇、ガス
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
何本かある櫛形山への登山道。
その中から南尾根を選択。
南尾根の始まりは増穂町平林。
その奥の氷室神社駐車スペースから。

総体的には、穏やかな南尾根の道であり、難しい箇所はありません、
と言いたいところですが、氷室神社まで駆け上がって、本格的な登山道
に入ってわずかのところ。

昨年12月には、伐採現場でしたが、その伐採も終わったようで、
いまや、残骸が登山道を埋め、本来急斜面のトラバース道でしょうが、
伐採される前の樹林があったころは何でもなかったでしょう。

でも今や、伐採されて、本来の急斜面とトラバース道へと変貌し、且つ
そのトラバース道は、伐採された樹木、枝が登山道を隠してしまっています。

100m以上あるこのトラバース。
本来なら、わずかの時間で通過できるのですが、行きで6分、
帰りで10分くらいもかかってしまい、且つ、がれて
いますから、危険であり、しばらくはこの南尾根は氷室神社から
通過しないほうが良いでしょう。
通過するなら、上部の櫛形山林道との林道出合いからが良いでしょう。

増穂町の役場には、連絡しましたが、、、、。

伐採は、峡南森林組合の事業らしいのですが、その事業が
登山道に影響を与えていることも役場は知らず、登山道の
様子も知らず。

通常、増穂町では、楽な「池の茶屋からの登山道」を
勧めるらしいですから、、、。

でも、増穂町のほこら小屋はこの南尾根の先にあるし、、、

どう考えればよいのでしょう。

この部分以外、南尾根はいたって通常の登山道で、
危険なところもないのですが、、

南尾根を通過する気力がなくなりました。


今日は軽自動車で登山口の氷室神社下へ。
今日は軽自動車で登山口の氷室神社下へ。
氷室神社鳥居
氷室神社へ駆け上がります。
いい雰囲気です。
氷室神社へ駆け上がります。
いい雰囲気です。
いい感じの氷室神社への道です。
いい感じの氷室神社への道です。
氷室神社
本格的な登山道が始まります。
本格的な登山道が始まります。
始めはこんな感じです。
始めはこんな感じです。
すぐに伐採現場、且つ危険な場所に。
すぐに伐採現場、且つ危険な場所に。
どこが登山道がわからなくなっています。
どこが登山道がわからなくなっています。
かなりの急斜面ですから、手と足を使って、安全を確保しながら、ルーティングします。
かなりの急斜面ですから、手と足を使って、安全を確保しながら、ルーティングします。
うまくルーティングしないと大変なことになります。
はっきり言って、伐採現場のトラバースは危険です。
うまくルーティングしないと大変なことになります。
はっきり言って、伐採現場のトラバースは危険です。
霧が深かったら、本当に危ないです。
霧が深かったら、本当に危ないです。
その後はこんな風に穏やかになります。
その後はこんな風に穏やかになります。
櫛形山林道との出合い。
櫛形山林道との出合い。
お花がたくさん咲いていました。
お花がたくさん咲いていました。
黄色いお花も。
白いお花も。
ガスが全体を覆うような天気で、時折日差しはさしますが、むしろそれが、この山を幻想的に装います。
ガスが全体を覆うような天気で、時折日差しはさしますが、むしろそれが、この山を幻想的に装います。
登山道でのC-chan
ヤマツツジも咲いています。
ヤマツツジも咲いています。
きれいなヤマツツジです。
きれいなヤマツツジです。
ほこら小屋の前のお花。
ほこら小屋の前のお花。
ほこら小屋キャンプ地。
ほこら小屋キャンプ地。
ほこら小屋前です。きれいです。
ほこら小屋前です。きれいです。
ズームアップします。ズミですか。
ズームアップします。ズミですか。
樹木の多彩さは櫛形山の特徴でしょうね。
櫛形山の原生林は、山梨の森林百選のひとつです。
樹木の多彩さは櫛形山の特徴でしょうね。
櫛形山の原生林は、山梨の森林百選のひとつです。
樹木の造形。
植林されたカラマツもいい感じです。
植林されたカラマツもいい感じです。
ミドリも一杯。
お花も一杯。
コケも一杯。
樹木の造形。
虫もつきました。
虫もつきました。
いい感じです。
お花もがんばります。
お花もがんばります。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
造形美。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
櫛形山山頂に到達。
櫛形山山頂に到達。
セルフタイマーで撮ってみました。
今日はサングラスが不要です。
セルフタイマーで撮ってみました。
今日はサングラスが不要です。
コケをズームアップ。
よく見るとアジがあります。
コケをズームアップ。
よく見るとアジがあります。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
マイズルソウの絨毯とコケの絨毯。
マイズルソウの絨毯とコケの絨毯。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
鹿の食害を調べる為、ネットで囲ってありますが、やはりその中では、花の数が多くなっています。
鹿の食害を調べる為、ネットで囲ってありますが、やはりその中では、花の数が多くなっています。
お花の写真を何度も撮ります。
お花の写真を何度も撮ります。
裸山山頂に到達すると霧が幻想的に動きます。
裸山山頂に到達すると霧が幻想的に動きます。
裸山山頂。白峰三山は全く見えません。
裸山山頂。白峰三山は全く見えません。
裸山山頂には、意外にも人間の営みを感じるものが良く残っています。
裸山山頂には、意外にも人間の営みを感じるものが良く残っています。
灯油缶のようなものも落ちています。
灯油缶のようなものも落ちています。
食害を調べるネット。
食害を調べるネット。
いい感じの森林を堪能できます。
いい感じの森林を堪能できます。
下山です。
下山にも先の伐採のことが書かれていますが、今は、注意して通過する以上の、危険な状態。
下山にも先の伐採のことが書かれていますが、今は、注意して通過する以上の、危険な状態。
その危険な伐採された開かれた部分を通過する前に雪の少なくなった富士山が見えました。
その危険な伐採された開かれた部分を通過する前に雪の少なくなった富士山が見えました。
その伐採現場。下山時は、10分も通過にかかりました。
その伐採現場。下山時は、10分も通過にかかりました。
登山口にもこんな看板がありましたが、これで充分でしょうか?
登山口にもこんな看板がありましたが、これで充分でしょうか?
イカリソウ。標高1700メートル付近にたくさん咲いていました。うまく撮影できたのは初めて!
イカリソウ。標高1700メートル付近にたくさん咲いていました。うまく撮影できたのは初めて!
イカリソウ、今度は下から撮ってみました。
イカリソウ、今度は下から撮ってみました。
ほこらのキャンプ場、巨大なズミの木がありました。
ほこらのキャンプ場、巨大なズミの木がありました。
ほこらのキャンプ場から山頂を目指します。ここの原生林はいい感じ!
ほこらのキャンプ場から山頂を目指します。ここの原生林はいい感じ!
ズダヤクシュ
ズダヤクシュ
蕾状態のお花を真上から撮ってみました。
ズダヤクシュ
蕾状態のお花を真上から撮ってみました。
山頂近くの原生林。
シダの緑がいい・・・
山頂近くの原生林。
シダの緑がいい・・・
山頂のちょっと奥の原生林。あの穴にも誰かが住んでいるのかな?
山頂のちょっと奥の原生林。あの穴にも誰かが住んでいるのかな?
イワセントウソウ、かな。
原生林の部分でたくさん咲いていました。
イワセントウソウ、かな。
原生林の部分でたくさん咲いていました。

感想

今日は、ちょうど一年くらい前に見たきれいなイチヨウランの花が見たくて登りましたが・・・去年咲いていた辺りを一生懸命探したのに、見当たりませんでした。

今年は咲く時期が違うのか、食べられたのか、盗掘されたのか、それとも単純に、見つけなかったのか?

理由は分かりませんが、残念です・・・

まあ。
マイヅルソウのじゅうたんがきれいだったし、他にもたくさんのコケや葉っぱの緑あふれる原生林でした。

また登ります!



本来は、Y-chanは早朝に目を覚まし、
八ヶ岳に行く予定で、C-chanが櫛形山に行く予定で
昨晩は準備を終えていました。

しかし、早朝2.50の起床予定が3:30にずれ込み、
いまいち疲れが抜けておらず、昨晩も寝ようと思っていたのに、
今日の夕刻までの仕事があり、先に仕上げて、
寝るのが遅くなったせいもあり、
また、天気も快晴とはいかないようで、昨年7月23日(http://ychan.naturum.ne.jp/e574845.html)に
カメラを落として、登山は良かったのに、
証拠も残らず、そのリベンジ登山で、八ヶ岳の雄姿を
カメラに収めようと思っていたのですが、
天気がいまいちであれば、今日あせっていくこともないし、
結局、C-chanと櫛形山に登ることに。

出発はだいぶゆっくりです。

8:10頃自宅発
伊奈ケ湖方面へ。
途中で平林方面へ。

8:30頃氷室神社下駐車スペース到着

8:42氷室神社下駐車スペース出発

階段を上がり、氷室神社へ。
西遊記の撮影も行われた幽玄の神社。
霧が良く似合います。

それから、本格的な登山道へ。
しばらくすると登山道の状況で書いたようながれ、
トラバース、伐採の残骸の場所。
この場所は本当に注意が必要、というか、しばらく
通過しないほうが良いと思います。南尾根なら、
もう少し上の林道の出合いから登れば良いでしょう。

少し疲れ気味かなと感じながら、9:55櫛形山林道出合へ。

ここまで林道で上がれば楽ですね。
今の状況なら、危険も回避できます。

10:00林道の出合い発

この辺りでは、お花も目立つほどではないのですが、
多彩に咲いており、何度も足を止めるのでした。

10:43ほこら小屋着
しばらく休みます。
トイレも水場もあります。
小屋はいつ来てもきれい。
やはり、きれいな小屋では、きれいに使うようになるのでしょうね。

11:05 ほこら小屋発
ほこら小屋で休むからでしょうが、いつもここから急に登りが
減速するような、そんな感じになります。

それでも樹木の造形と、この季節ならではの景色を眺めながら、
時にお花に目をやりながら、櫛形山山頂を目指します。

指導標も整っています。

櫛形山の原生林の中をゆっくり登って山頂。

11:49櫛形山山頂
山頂まで来たのは、久し振りかもしれません。
いつもは裸山、アヤメ平を結ぶことが多いからです。

11:59 櫛形山山頂発

この山頂まで登ってきたルートを途中で右に分け、
ほこら小屋から裸山を結ぶメインのルートに戻り、裸山に向います。
そして、今日初めての他の登山者。

12:31裸山山頂へ。
今年のアヤメはどうでしょうか?
鹿の食害を調査するネットの中では、周囲より多く
花も咲いているようですから、これでは、鹿の食害と
いうのは本当なのでしょう。

12:46 裸山発
途中から、原生林コースに入って、ほこら小屋に向います。

13:24ほこら小屋着
少し休んで、13:30ほこら小屋発


13:51林道出合い
13:53発

この辺りになると、例の伐採現場の急斜面のことが
心配になってきていました。

結局、そこを通過するのに、約10分。
登山道の少し上を歩いてしまい、軌道修正していました。
それほど、荒れ、登山道は見えず、おまけにがれていて急斜面。
このままでは、南尾根の登山道のこの部分は荒れたままでしょう。

氷室神社からは、滑りやすいコケの生えた階段は使用せず、
少し大回りに作られている道路を使って、下りました。

−14:40氷室神社駐車スペース

からだを拭いて着替え、自宅には、15:10頃到着でした。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4526人

コメント

ゲスト
しかし〜
わずかな移動時間でどの登山口へも達することが

できるのはうらやましい限りですよ


C-chanのアップ、おひさです

そういえば昨年、伊奈が瑚以来ですネ
2009/6/11 14:02
櫛形山は文字通り、裏山です
櫛形山は本当に近いです。
鳳凰山も近し、北岳も近いし、でも
南アルプス南部は意外に遠いし、
尾瀬なんて、とても遠い。
ある程度恵まれているかも知れませんけど、、、。

それほどアップしたとは思いませんでしたが、
今度もっとアップするかな??

Y-chan
2009/6/11 18:43
ゲスト
南ァ南部
こちらからでも南部は遠いです。

長野側からですと3〜4時間、

畑薙でも2時間半、

現在、土砂崩れで塩見への鳥倉林道など3路線は通行止め
畑薙ダムも通行止めです。

Y-chan方面に出かけた方が近いですよ。
2009/6/12 10:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら