鷹落場〜矢倉岳
- GPS
- 08:33
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:34
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・往路(電車):祖師ヶ谷大蔵(6:44)→成城学園前(6:46|6:47)→新松田(7:52|)〜徒歩〜松田(|8:05)→谷峨(8:14) ・復路(電車):山北(17:14)→松田(17:21|)〜徒歩〜新松田(|17:25)〜登戸(18:26|18:27)→祖師ヶ谷大蔵(18:35) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険なところは無い。強いて言えば、21世紀の森テレビ塔から下ってからの水平道(トラバース道:高度400m付近)では左が切れ落ちていて傾斜も結構あるので気を抜いてはいけないかも。 |
その他周辺情報 | ■山北駅のすぐ近くにコンビニ(ヤマザキデイリーストア)あり。ビールも買える。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
クッカー
バーナー
ガスカートリッジ
プラティパス
折り畳みマット
折り畳みテーブル
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感想
今回はプチバリエーションルートに挑戦。前回の山行(大野山)では人の多さに閉口したので、今回は前半に誰にも会うことは無いであろう点線ルートを計画した。
山北駅から矢倉岳を目指すルートとしては、洒水の滝から21世紀の森テレビ塔、山伏平を経由して矢倉岳に至るのが一般的なルートと思われるが、今回はこのルートを復路(下山路)とする。往路としては鷹落場に連なる稜線沿いとした。登山地図(山と高原地図)では点線で示されているルートだ。
このルートについてヤマレコにて登山記録を調べたところ、林道終点(プレハブ小屋)からすぐのところに近野山のトラバース道があり、ここの道が崩壊気味で危険との報告が散見された。実際地図を見ると等高線の間隔が詰まっており、いかにも危険そう。そこで今回は近野山の稜線伝いにピークまで登り、危険なトラバースを回避することとした。
さて、当日は林道終点(プレハブ小屋)を目指して林道をひたすら登る。何かキャタピラ付きの重機が走った後が続いていたが、とにかく人が登ってもかなりの急勾配だ。道中、ほとんど針葉樹林帯の中を歩くので景色はまったく見えない。林道終点に着くとプレハブ小屋が建っている。そこで一休みしていると、中でガタンという音が聞こえた。誰もいるはずがないのだが早々に立ち去る。ここから道は二つに分かれておりまっすぐ進めば件(くだん)のトラバース道へ、左に進めば山腹を廻り込むように水平な道が続く。
第一の目標は近野山の稜線に乗ることなので左の道を選択する。少し進むと道は消えてしまう。しかし、この山は最近伐採が行われたばかりなのか、下草というか行く手を阻む藪がほとんど無く、どこも思ったより歩きやすい。そこで、途中から南へ廻りこむようにしながら高度を上げてあっさり尾根道(稜線)に出た。
稜線に出れば、明確な登山道は無いもののさらに歩き易くなっていた。傾斜も緩いのでほどなくして小さな石の祠に着く。ここで道中の安全を祈願してから先に進むのだが残念ながら山名表示板を見つけることができなかった。針葉樹でいっぱいの平らな山頂部だったのでどこがピークかは判り難かったのだ。
ここからの下りは稜線のやや左側に道っぽいものが続く。高さ数十センチの柵の跡みたいなものも伴うのでつい道かと思ってしまった。少し下ると林相も広葉樹交じりになって周囲は明るくなってきた。木々の間から、この山行中で初めて富士山を観ることができた。
さらに少し下ると、右手にパッと開けた広場のようなところが唐突に現われた。ちょっと見た感じ、ドラクエで敵に遭遇した時に現れるバトルフィールドっぽい広場だ。そこで、ここを勝手にドラクエ平(だいら)と命名した。ドラクエ平に踏み入ろうと一瞬思ったのだが、立派な道らしきものがなおも続いていたのでそちらに進んでしまった。
しかし、その道は進むにつれて尾根を南側に外し、急激に尾根を下降する様相を見せていた。そこでようやくGPSで位置を確認すると、予定ルートを外した南側の尾根に進もうとしていた。ここで立派な道らしきものを放棄し北上する。すると本来の西へ向かう尾根に合流することができた。
結局、先ほどのドラクエ平に足を踏み入れて、最初から西に向かう稜線に乗るのが正解だったのだ。ここから先は踏み跡は無いものの素直に尾根を下れば、この辺りで唯一のランドマークである平塚営林署の看板に出た。
今回のプチバリエーションルート区間はこれで終了。尾根を外さないように注意していたつもりだったが、道らしきものへの先入観から簡単に尾根から外れてしまうとは。GPSを持っていても油断は禁物だ。平塚営林署の看板から先は点線ルートとなり、踏み跡は薄いながらも登山道は存在する。結局、山伏平までは誰一人として会うことはなく、理想的な静かな登山であった。
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