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Yamareco

記録ID: 4075424
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

鷹落場〜矢倉岳

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
20.4km
登り
1,213m
下り
1,205m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
1:12
合計
8:34
距離 20.4km 登り 1,220m 下り 1,217m
8:30
76
10:21
10:22
21
10:43
17
11:00
11:01
8
11:09
11:10
37
11:47
11:48
14
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30
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33
13:17
13:47
19
14:06
38
14:44
14:47
22
15:09
18
15:27
15:29
54
16:23
16:36
28
17:04
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
■ルート
・往路(電車):祖師ヶ谷大蔵(6:44)→成城学園前(6:46|6:47)→新松田(7:52|)〜徒歩〜松田(|8:05)→谷峨(8:14)
・復路(電車):山北(17:14)→松田(17:21|)〜徒歩〜新松田(|17:25)〜登戸(18:26|18:27)→祖師ヶ谷大蔵(18:35)
コース状況/
危険箇所等
■危険なところは無い。強いて言えば、21世紀の森テレビ塔から下ってからの水平道(トラバース道:高度400m付近)では左が切れ落ちていて傾斜も結構あるので気を抜いてはいけないかも。
その他周辺情報 ■山北駅のすぐ近くにコンビニ(ヤマザキデイリーストア)あり。ビールも買える。
■山北駅
すぐ近くのコンビニで水と食料を調達。
2022年03月12日 08:30撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 8:30
■山北駅
すぐ近くのコンビニで水と食料を調達。
■洒水の滝方面分岐
県道76号線から左側の歩道を進む。国道246号線の下をくぐって、県道726号線を南下することができる。
2022年03月12日 08:43撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 8:43
■洒水の滝方面分岐
県道76号線から左側の歩道を進む。国道246号線の下をくぐって、県道726号線を南下することができる。
■里の花々
梅や菜の花も咲いて、すっかり春の景色だ。
2022年03月12日 08:53撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 8:53
■里の花々
梅や菜の花も咲いて、すっかり春の景色だ。
■林道入口
「林道終点&プレハブ小屋」地点へ向かう林道の入口。里を抜けたところの丁字路で右へ向かう。「洒水の滝」への看板は左を示しているが、矢印とは逆に向かうのが正しい。
2022年03月12日 08:57撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 8:57
■林道入口
「林道終点&プレハブ小屋」地点へ向かう林道の入口。里を抜けたところの丁字路で右へ向かう。「洒水の滝」への看板は左を示しているが、矢印とは逆に向かうのが正しい。
■ようやく広葉樹林
林道とはいえかなりの急勾配を登り、登りが一息ついたところで広葉樹林帯が現われた!
2022年03月12日 09:35撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 9:35
■ようやく広葉樹林
林道とはいえかなりの急勾配を登り、登りが一息ついたところで広葉樹林帯が現われた!
■林道終点&プレハブ小屋
林道はここまで。左へ行く道とまっすぐ行く道が見えるが、左の道へ進んで近野山尾根への取り付きを目指す。
2022年03月12日 09:45撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 9:45
■林道終点&プレハブ小屋
林道はここまで。左へ行く道とまっすぐ行く道が見えるが、左の道へ進んで近野山尾根への取り付きを目指す。
■近野山山腹を南へ廻り込み
道はすぐに不明瞭になり、どこを歩いても変わりない感じ。写真右斜め奥方向に登りながら尾根を目指す。
2022年03月12日 09:58撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 9:58
■近野山山腹を南へ廻り込み
道はすぐに不明瞭になり、どこを歩いても変わりない感じ。写真右斜め奥方向に登りながら尾根を目指す。
■近野山東〜南尾根
近野山の東稜線が途中から南にカーブする525mくらいで尾根に乗ることができた。ここから先は下草も無く歩きやすい。
2022年03月12日 10:08撮影 by  moto g(8) power, motorola
3/12 10:08
■近野山東〜南尾根
近野山の東稜線が途中から南にカーブする525mくらいで尾根に乗ることができた。ここから先は下草も無く歩きやすい。
■近野山ピーク手前の祠
小さな祠の前で安全登山祈願する。この先に近野山ピークの山名表示板があるはずだが見つけることができなかった。
2022年03月12日 10:18撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 10:18
■近野山ピーク手前の祠
小さな祠の前で安全登山祈願する。この先に近野山ピークの山名表示板があるはずだが見つけることができなかった。
■今日初めての富士山
近野山ピークから降りる途中で、今回の山行中で初めて富士山を見た!いささか木々に邪魔されてはいるが。
2022年03月12日 10:24撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 10:24
■今日初めての富士山
近野山ピークから降りる途中で、今回の山行中で初めて富士山を見た!いささか木々に邪魔されてはいるが。
■ドラクエ平
下っている途中、ぽっかり開けたところが現われる。なんだかスライムとか現われそうな感じなのでドラクエ平と命名。じつは、このドラクエ平を突っ切るのが正解だったのだが。。
2022年03月12日 10:26撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 10:26
■ドラクエ平
下っている途中、ぽっかり開けたところが現われる。なんだかスライムとか現われそうな感じなのでドラクエ平と命名。じつは、このドラクエ平を突っ切るのが正解だったのだが。。
■平塚営林署看板
傾斜がなだらかで判りにくい地形の中で、唯一この看板がたしかな場所を示してくれる。ここから先の登山道は踏み跡がしっかりしている。
2022年03月12日 10:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 10:32
■平塚営林署看板
傾斜がなだらかで判りにくい地形の中で、唯一この看板がたしかな場所を示してくれる。ここから先の登山道は踏み跡がしっかりしている。
■立山(たちやま)への登り
写真左の斜面を直登する。青いリボンが目印。
2022年03月12日 10:54撮影 by  moto g(8) power, motorola
3/12 10:54
■立山(たちやま)への登り
写真左の斜面を直登する。青いリボンが目印。
■立山(たちやま)ピーク付近
この辺りに山名表示板があってもよさそうだが、それらしきものは見当たらなかった。写真右奥に富士山が見える。
2022年03月12日 10:59撮影 by  moto g(8) power, motorola
3/12 10:59
■立山(たちやま)ピーク付近
この辺りに山名表示板があってもよさそうだが、それらしきものは見当たらなかった。写真右奥に富士山が見える。
■鳥手山ピーク
せっかくのピークが針葉樹林だらけでまったく視界が無い。気が付かなければ通り過ぎてしまいそう。
2022年03月12日 11:08撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 11:08
■鳥手山ピーク
せっかくのピークが針葉樹林だらけでまったく視界が無い。気が付かなければ通り過ぎてしまいそう。
■鳥手山ピーク山名表示板
質素な山名表示板だが有るだけマシか。
2022年03月12日 11:09撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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3/12 11:09
■鳥手山ピーク山名表示板
質素な山名表示板だが有るだけマシか。
■押立山登りの途中で富士
押立山への長い登りの途中でも富士山がチラ見え。この辺りの尾根ではだいたいこんな感じで富士山が見える。
2022年03月12日 11:25撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 11:25
■押立山登りの途中で富士
押立山への長い登りの途中でも富士山がチラ見え。この辺りの尾根ではだいたいこんな感じで富士山が見える。
■押立山ピーク
長い登りも終わり。広葉樹林帯なので明るいピークだ。
2022年03月12日 11:50撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 11:50
■押立山ピーク
長い登りも終わり。広葉樹林帯なので明るいピークだ。
■押立山ピーク山名表示板
質素な山名表示板だがやはり有るだけマシか。
2022年03月12日 11:49撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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3/12 11:49
■押立山ピーク山名表示板
質素な山名表示板だがやはり有るだけマシか。
■鷹落場分岐
特に道標などは無い。足元にある石杭が目印か。左に曲がると鷹落場ピーク。
2022年03月12日 12:00撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 12:00
■鷹落場分岐
特に道標などは無い。足元にある石杭が目印か。左に曲がると鷹落場ピーク。
■鷹落場への道
広葉樹林帯の気持ちのよい尾根。
2022年03月12日 12:01撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 12:01
■鷹落場への道
広葉樹林帯の気持ちのよい尾根。
■鷹落場全景
明るいピークだが視界は若干木々に遮られている。
2022年03月12日 12:02撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 12:02
■鷹落場全景
明るいピークだが視界は若干木々に遮られている。
■鷹落場山名表示板
これも質素な山名表示板だがやはり有るだけマシか。
2022年03月12日 12:03撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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3/12 12:03
■鷹落場山名表示板
これも質素な山名表示板だがやはり有るだけマシか。
■鷹落場三角点
二等三角点。なかなか立派な三角点だ。
2022年03月12日 12:03撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 12:03
■鷹落場三角点
二等三角点。なかなか立派な三角点だ。
■矢倉岳遠望
鷹落場を過ぎれば、山伏平まで下る。その途中でこれから登る矢倉岳が木々の向こうに見えた。
2022年03月12日 12:31撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 12:31
■矢倉岳遠望
鷹落場を過ぎれば、山伏平まで下る。その途中でこれから登る矢倉岳が木々の向こうに見えた。
■「難路注意!」看板(山伏平)
地味に登り降りを繰り返してやっと山伏平に到着。振り返ると「難路注意!」の看板があって、通せんぼされていた。
2022年03月12日 12:41撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 12:41
■「難路注意!」看板(山伏平)
地味に登り降りを繰り返してやっと山伏平に到着。振り返ると「難路注意!」の看板があって、通せんぼされていた。
■山伏平看板
ここから左奥の登山道を進むと矢倉岳へ向かう。既にかなり疲れているが精神力で登る。
2022年03月12日 12:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 12:42
■山伏平看板
ここから左奥の登山道を進むと矢倉岳へ向かう。既にかなり疲れているが精神力で登る。
■矢倉岳ピークだ!
精神力も使い果たして這うように登ってきたが、ついに矢倉岳ピークに到着!
2022年03月12日 13:08撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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■矢倉岳ピークだ!
精神力も使い果たして這うように登ってきたが、ついに矢倉岳ピークに到着!
■矢倉岳ピークから富士山
山名表柱と富士山。時間的にも結構遅いし、もう春が近いからか春霞かかった感じの富士山。
2022年03月12日 13:23撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 13:23
■矢倉岳ピークから富士山
山名表柱と富士山。時間的にも結構遅いし、もう春が近いからか春霞かかった感じの富士山。
■矢倉岳ピークから下界
たぶん小田原方面か。海も見える。
2022年03月12日 13:46撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 13:46
■矢倉岳ピークから下界
たぶん小田原方面か。海も見える。
■矢倉岳ピークから大涌谷方面
噴煙らしきものが見えるが如何?
2022年03月12日 13:46撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 13:46
■矢倉岳ピークから大涌谷方面
噴煙らしきものが見えるが如何?
■浜居場城址分岐点
右は浜居場城址。左はトラバース道。今までほとんどトラバース道は選択していないので、意地で右へ。
2022年03月12日 14:31撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 14:31
■浜居場城址分岐点
右は浜居場城址。左はトラバース道。今までほとんどトラバース道は選択していないので、意地で右へ。
■浜居場城址由来看板
たいした登りではないのだが体には堪えた。この一帯はだだっ広い針葉樹林帯で、この看板が唯一城址の存在を物語っていた。
2022年03月12日 14:46撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 14:46
■浜居場城址由来看板
たいした登りではないのだが体には堪えた。この一帯はだだっ広い針葉樹林帯で、この看板が唯一城址の存在を物語っていた。
■大野山遠望
浜居場城址からの降りの途中で、前回の山行で訪れた大野山が見えた。
2022年03月12日 15:03撮影 by  moto g(8) power, motorola
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3/12 15:03
■大野山遠望
浜居場城址からの降りの途中で、前回の山行で訪れた大野山が見えた。
■テレビ塔からの下りからトラバース道へ
テレビ塔から伐採途中の針葉樹林を下ってトラバース道(水平道)に出た。林道と思っていたが登山道程度の狭い道だ。
2022年03月12日 15:38撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 15:38
■テレビ塔からの下りからトラバース道へ
テレビ塔から伐採途中の針葉樹林を下ってトラバース道(水平道)に出た。林道と思っていたが登山道程度の狭い道だ。
■登山道から車道へ
ここを過ぎれば普通の林道となる。ここまでは、崩れた斜面や倒木等々荒れた登山道だったのでホッと一息。
2022年03月12日 15:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3/12 15:52
■登山道から車道へ
ここを過ぎれば普通の林道となる。ここまでは、崩れた斜面や倒木等々荒れた登山道だったのでホッと一息。
■洒水の滝入口
ここに来る直前に崩れかけた滝見台があり、そこから遠くに洒水の滝が見えた。
2022年03月12日 16:27撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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3/12 16:27
■洒水の滝入口
ここに来る直前に崩れかけた滝見台があり、そこから遠くに洒水の滝が見えた。
■山北駅再び
長いロード歩きの末、ようやく山北駅に着いた。あと電車の時刻まで10分ほどしかないが、速攻でコンビニにて缶ビールを買い速攻で飲んだ。長い山行もこれでおしまい。
2022年03月12日 17:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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3/12 17:04
■山北駅再び
長いロード歩きの末、ようやく山北駅に着いた。あと電車の時刻まで10分ほどしかないが、速攻でコンビニにて缶ビールを買い速攻で飲んだ。長い山行もこれでおしまい。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ クッカー バーナー ガスカートリッジ プラティパス 折り畳みマット 折り畳みテーブル

感想

今回はプチバリエーションルートに挑戦。前回の山行(大野山)では人の多さに閉口したので、今回は前半に誰にも会うことは無いであろう点線ルートを計画した。

山北駅から矢倉岳を目指すルートとしては、洒水の滝から21世紀の森テレビ塔、山伏平を経由して矢倉岳に至るのが一般的なルートと思われるが、今回はこのルートを復路(下山路)とする。往路としては鷹落場に連なる稜線沿いとした。登山地図(山と高原地図)では点線で示されているルートだ。

このルートについてヤマレコにて登山記録を調べたところ、林道終点(プレハブ小屋)からすぐのところに近野山のトラバース道があり、ここの道が崩壊気味で危険との報告が散見された。実際地図を見ると等高線の間隔が詰まっており、いかにも危険そう。そこで今回は近野山の稜線伝いにピークまで登り、危険なトラバースを回避することとした。

さて、当日は林道終点(プレハブ小屋)を目指して林道をひたすら登る。何かキャタピラ付きの重機が走った後が続いていたが、とにかく人が登ってもかなりの急勾配だ。道中、ほとんど針葉樹林帯の中を歩くので景色はまったく見えない。林道終点に着くとプレハブ小屋が建っている。そこで一休みしていると、中でガタンという音が聞こえた。誰もいるはずがないのだが早々に立ち去る。ここから道は二つに分かれておりまっすぐ進めば件(くだん)のトラバース道へ、左に進めば山腹を廻り込むように水平な道が続く。

第一の目標は近野山の稜線に乗ることなので左の道を選択する。少し進むと道は消えてしまう。しかし、この山は最近伐採が行われたばかりなのか、下草というか行く手を阻む藪がほとんど無く、どこも思ったより歩きやすい。そこで、途中から南へ廻りこむようにしながら高度を上げてあっさり尾根道(稜線)に出た。

稜線に出れば、明確な登山道は無いもののさらに歩き易くなっていた。傾斜も緩いのでほどなくして小さな石の祠に着く。ここで道中の安全を祈願してから先に進むのだが残念ながら山名表示板を見つけることができなかった。針葉樹でいっぱいの平らな山頂部だったのでどこがピークかは判り難かったのだ。

ここからの下りは稜線のやや左側に道っぽいものが続く。高さ数十センチの柵の跡みたいなものも伴うのでつい道かと思ってしまった。少し下ると林相も広葉樹交じりになって周囲は明るくなってきた。木々の間から、この山行中で初めて富士山を観ることができた。

さらに少し下ると、右手にパッと開けた広場のようなところが唐突に現われた。ちょっと見た感じ、ドラクエで敵に遭遇した時に現れるバトルフィールドっぽい広場だ。そこで、ここを勝手にドラクエ平(だいら)と命名した。ドラクエ平に踏み入ろうと一瞬思ったのだが、立派な道らしきものがなおも続いていたのでそちらに進んでしまった。

しかし、その道は進むにつれて尾根を南側に外し、急激に尾根を下降する様相を見せていた。そこでようやくGPSで位置を確認すると、予定ルートを外した南側の尾根に進もうとしていた。ここで立派な道らしきものを放棄し北上する。すると本来の西へ向かう尾根に合流することができた。

結局、先ほどのドラクエ平に足を踏み入れて、最初から西に向かう稜線に乗るのが正解だったのだ。ここから先は踏み跡は無いものの素直に尾根を下れば、この辺りで唯一のランドマークである平塚営林署の看板に出た。

今回のプチバリエーションルート区間はこれで終了。尾根を外さないように注意していたつもりだったが、道らしきものへの先入観から簡単に尾根から外れてしまうとは。GPSを持っていても油断は禁物だ。平塚営林署の看板から先は点線ルートとなり、踏み跡は薄いながらも登山道は存在する。結局、山伏平までは誰一人として会うことはなく、理想的な静かな登山であった。

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