皇鈴山・登谷山・釜伏山

2022年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 14.6km
• 登り: 857m
• 下り: 926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:45

距離 14.6km 登り 890m 下り 927m

9:39 内手バス停
10:46 10:51 二本木峠
10:59 11:01 愛宕山
11:19 11:33 皇鈴山
11:55 12:15 登谷山
12:35 12:35 釜伏峠
12:40 12:40 釜山神社
12:50 12:52 釜伏山
13:26 13:31 塞神峠
13:41 13:41 仙元峠
14:07 14:09 植平峠
14:11 14:11 葉原峠
14:44 14:46 金ヶ岳
15:25 野上駅

天候

晴れ

アクセス

行き：東武東上線小川町駅からイーグルバス白石車庫行き乗車。内手バス停下車。
帰り：秩父鉄道野上駅から熊谷行き急行秩父路号乗車、寄居駅下車。

コース状況／危険箇所等

東秩父村の内手バス停から二本木峠に上り、皇鈴山・登谷山・釜伏山と尾根沿いに進んで、葉原峠から秩父鉄道野上駅に下りました。市町村では東秩父村・皆野町・寄居町・長瀞町を歩く比較的長いルートでした。

少々風が吹いていたため春霞はなく、西は奥秩父の両神山、城峯山の山並み、東は筑波山、北は赤城山とルート全体を通じて眺望が楽しめました。

特に最近、電波塔が撤去されて展望台が整備された皇鈴山から関東平野の眺めは素晴らしいです。

二本木峠〜皇鈴山〜登谷山〜釜伏山は、外秩父七峰縦走ハイキングコースになっているので道標が多く、何組ものハイカーとすれ違いました。一方、釜伏山から北はハイカー、道標共に少なくなりました。

1か所、危険な箇所がありました。計画では植平峠（うえひらとうげ）から北に進み、葉原峠から舗装された車道を通って野上駅方面に下りる予定でした。計画通り、ヤマレコのルートをたどり、岩根山つつじ園方面に下る舗装路から外れて進むと、林道が土砂災害で埋まっていました。ここは地盤が緩く危険な空気が漂っています。

一方、植平峠（うえひらとうげ）から西へは、国土地理院地図には載っていませんが踏跡明瞭な道があります（ヤマレコでは太いオレンジの線あり）。この道を進むべきでした。

その他周辺情報

東武東上線の小川町駅前にはコンビニがありません。東秩父村の内手バス停付近も売店がありません。あらかじめ最寄りの駅で食料調達を。

写真

3/20 9:38

東武東上線小川町駅からイーグルバス白石車庫行きに乗車。東秩父村の内手バス停下車し、登山開始。

3/20 9:40

いきなりヤマレコの推奨コース上の槻川に架かる橋が流されていた。奥に架かる仮設の木製橋を渡った。

3/20 9:42

春めく里の風情。

3/20 9:56

まずは二本木峠を目指す。登山道と車道が何度も交差するが、数十メートルごとに道標が立っているので迷うことはない。

3/20 10:13

内手バス停から二本木峠へのちょうど中間点にある七瀧祓戸大神不動尊。武運長久のご利益あり。

3/20 10:30

登山道周辺の広葉樹林はまだ芽吹いておらず、冬枯れの雰囲気。

3/20 10:39

二本木峠に立つアンテナが見えてきた。もうすぐ。

3/20 10:45

二本木峠に到着。二本木峠〜皇鈴山〜登谷山の尾根に沿って、県道361号三沢坂本線が通っている。サイクリストがちらほら。

3/20 10:46

二本木峠から西側を望むと城峯山が見えた。

3/20 10:57

二本木峠から尾根沿いに北へ進む。まずは1つ目の山」愛宕山へ。スカイツリーと同じ高さらしい。

3/20 11:00

愛宕山（あたごやま）に到着。標高654.8m。周囲は広葉樹林で落葉しており、見通しがいい。

3/20 11:17

愛宕山から皇鈴山（みすずやま）山頂へ。クマザサが覆う斜面の踏跡をたどる。

3/20 11:20

皇鈴山山頂に到着。あずま屋で10分ほど休憩。北側の眺望が開けている。

3/20 11:22

皇鈴山のあずま屋付近から見た城峯山の二つの耳。

3/20 11:31

皇鈴山の山頂の東側には電波塔があったが、撤去されて展望台になっていた。関東平野の北側が一望。赤城山〜筑波山がくっきり。

3/20 11:41

皇鈴山から登谷山に向かう。見下ろすと標高数百メートルの斜面に暮らす人々の集落が。

3/20 11:45

「茱萸ノ木峠（ぐみのきとうげ）」という素敵な名前の峠。東秩父村と皆野町を結ぶ車道を挟むように山道が続く。

3/20 11:51

先週登った蓑山（みのやま）を一望。蓑山の山頂付近は広々とした公園として整備されている。

3/20 11:56

登谷山（とやさん）の山頂に到着。標高668m。ちょうど正午なのでここで昼食にした。

3/20 11:56

登谷山山頂から赤城山。まだまだ冠雪が続きそう。

3/20 12:27

登谷山から釜伏峠への下り。太陽光発電のソーラーパネルが斜面に設置されている。こういう光景は今後も増えるのだろうか。

3/20 12:38

釜伏峠から杉の参道を抜けて釜山神社へ。三峰神社と同じく、オオカミ信仰の社。

3/20 12:46

釜山神社の奥の院がある釜伏山へ。登り口にある鳥居。ここからがゴツゴツとした石の斜面で、この日一番の難所だった。

3/20 12:50

釜伏山の山上にある奥の院。比較的開けている。

3/20 12:54

再び釜伏山の急斜面を下る。慎重に足を運ぶ。

3/20 13:11

県道361号三沢坂本線に出た。しばらくこの舗装路を塞神峠（さいじんとうげ）に向かって北上。

3/20 13:21

真っ白に冠雪している浅間山が見えた。左は御荷鉾山（みかぼやま）の2つの峰が。

3/20 13:31

塞神峠（さいじんとうげ）に到着。東秩父と皆野を結ぶ峠はいくつもあり。ここから再び土の山道。

3/20 13:40

カタクリが咲いていた。仙元峠付近はカタクリの自生地のようだ。

3/20 13:41

仙元峠を通過。小さな神社があり。今日はいくつの峠を越えたことやら。

3/20 14:08

仙元峠からゆるやかな尾根を下り、植平峠（うえひらとうげ）に到着。ここから国土地理院地図とヤマレコのルートには載っていない西に向かう踏跡明瞭な山道あり。この道を進むべきだった。

3/20 14:12

植平峠から4、5分で葉原峠に到着。右（東）に下れば風布みかん山。左（西）に下ると岩根山つつじ園。

3/20 14:24

ヤマレコのルートをたどり舗装路を外れて進むと、土砂災害で埋まった林道に出た。白い線が見えるのはガードレールの上部。危険な空気が漂う。植平峠から西進すべきだった。

3/20 14:35

野上駅方面への下り。右手に大平山（小林山）、その下に岩根神社が見えた。

3/20 14:45

この日の最後のピーク。金ヶ岳に立つ春日神社に参拝。

3/20 14:55

金ヶ岳から後はひたすら緩やかな下り。

3/20 15:11

下山。金ヶ岳・春日神社への入り口。ここで熊鈴を外した。

3/20 15:16

荒川に架かる高砂橋から、先程登った金ヶ岳を振り返る。

3/20 15:17

高砂橋から北、長瀞の蓬莱島方面の眺め。

3/20 15:25

秩父鉄道野上駅へゴール。電車の接続が悪くて、熊谷方面行きの急行をベンチに座って40分間待った。

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

編集者Asanao

先週、蓑山の山頂から見た二本木峠〜皇鈴山〜登谷山の山稜が穏やかだったので、今週は逆から蓑山を眺めてみようと考えて、東秩父村方面から上りました。少々風が吹いたものの快適なハイキングでした。15時半には下山しましたが、16時をすぎると気温がぐっと下がりますね。下山してからフリースを着ることに。

コメント

shingo1958

Asanao editorさん。
３月２０日に皇鈴山頂上で少しお話させて頂いた者でshingo1958と申します。覚えていらっしゃいますか？
お休みのところお声掛けしてたいへん失礼致しました。
また何処かでお会い出来ると嬉しいですね。
是非私のレポもご覧下さい。
お疲れ様でした。

編集者Asanao

shingo1958さん

こちらこそ、写真撮影いただき、ありがとうございました。ソロが多いため自分の写真がなく、ありがたかったです。毎週、奥武蔵・外秩父を歩いているのできっとまたお会いですね。お疲れさまでした。