若栃山〜118/ぎふ百(わかとちやま)西尾根

2022年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,090m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:20

距離 8.8km 登り 1,091m 下り 1,099m

6:19 スタート地点
11:00 11:04 若栃山
12:04 13:31 ランチタイム
15:39 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小坂町大洞の集落から林道に入って一ノ谷橋を過ぎた路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

・入山して10分は快適な鉄塔巡視路
・△1,162までは積雪なく歩き易い疎林
・△1,453までが今回の核心、雪が纏わりついた大岩ありの薮漕ぎ地帯
・山頂までは、小さなアップダウン、岩場、倒木があってスピードは出せませんが、歩き易い締まった雪質に救われました

その他周辺情報

・近くの巌立峡（がんだてきょう）は一見の価値あり
http://hidaosaka-kanko.com/touristspots/232/
・翌日に備え高山市内のホテルアクティ泊

写真

3/20 6:22

一ノ谷に掛かる橋を過ぎた林道路肩に駐車

3/20 6:24

少し戻った鉄塔巡視路から入山。
お向いは養魚場。
今日の不安は、笹薮と大岩 (?_?)

3/20 6:28

巡視路さまさま

3/20 6:32

8分で鉄塔

3/20 6:33

ここからは道無し、笹薮は無く細い灌木帯

3/20 6:40

今日は完璧な冬季藪山装備。
レインウエア、ゴーグル、テムレス、ウィペット...
それにしてもよく目立つカラーだ

3/20 6:48

チェンスパ、熊除け鈴、そして藪を越えたらスノーシューの出番はあるかな？

3/20 7:12

次第に疎林になって歩き易い。
これは新規ルート開拓かー !(^^)!

3/20 7:13

岩が出てきた

3/20 7:18

結構降ったのね

3/20 7:28

笹が出てきた。
最近気になる落葉しない枯れ葉さんも

3/22 22:06

すぐに笹の背が高くなってくるじゃん。
雪も多くなってきて、この先は雪が笹より優勢なのを懇願

3/22 22:06

でも、どんどん笹が難敵化してくるのをガンバって進むと...

3/20 7:45

30分ほどで、ようやく雪＞笹となってきたので...

3/20 7:59

いよいよスノーシューのお出まし〜 (^^♪

3/22 22:06

やっぱりスノーシューはいいわー...

3/20 8:17

と思ったら、スグに、笹>>雪に逆転しちゃって...

3/20 8:45

スノーシューが笹薮に絡まりとてもじゃないけど前進できず、あえなくアイゼンに換装 ((+_+))

3/20 8:50

すると、大岩軍団のご登場〜 (¯―¯٥) ՞ ՞ ՞

3/20 9:22

なんとシャクナゲちゃん。
笹薮、大岩、シャクナゲ藪の三重苦の始まり〜 (>_<)

3/20 9:23

大岩は左右のどちらかに巻けますが...

3/20 9:34

ラスボスに手こずって、僕が無理やり乗り越えるのを見てた相棒から遂に出た「もう、帰ろうよーー (;_;)/~~~」

3/20 9:37

すると目の前に救いの赤テープを発見！！
ここからは北側の夏道ルートだよ、きっと三重苦は終わるから → 先に進もうね、相棒ちゃん ♡

3/20 9:39

この反射板♡で相棒のご機嫌が回復するのを待って...

3/20 10:00

東側の山並み♡も見えたことだし...

3/20 10:00

しかも待望のスノーシューパラダイスー、だと思うし ←（弱気）
ここから1時間で山頂に届かなかったらキッパリ諦めるからと、相棒を説得して、ここで周回は断念しピストンに変更して最終手段のザックデポ

3/20 10:10

でも、アップダウンもあるし、スグに岩場は出てくるし...

3/20 10:17

笹薮も...

3/20 10:44

大岩は...

3/20 10:56

大きく巻かないと進めないし...

3/20 10:52

倒木も多いし...

3/20 10:50

救いは、スノーシューの刃がよく噛む雪質のみ (^-^;

3/20 10:56

この雪化粧見て「綺麗〜」と言える相棒に少しほっとして、

3/20 10:59

最後の登りを頑張ると...

3/20 11:00

コーラの空き缶が出てきて...

3/20 11:01

ピッタリ11時に山頂だー、やったー ♡

3/20 11:02

ってことで、そのまま余裕のない記念写真

3/20 11:03

2回目も (^-^;

3/20 11:05

僕だけで安心の記念写真〜。
やっとこさ、ぎふ百山118座目ゲットだぜー (^_-)-☆

3/20 11:08

山頂の展望はないのでサッサと戻ります。
東側には樹林の向こうに阿寺の山並みがチラリ

3/20 11:08

御嶽山もなんとか確認

3/20 11:13

帰りは元気はつらつ

3/20 11:17

かっこいいよー

3/20 11:58

西側はここだけ展望があるね

3/20 11:59

鉄塔が多いんで、御前山かなぁ？

3/20 12:40

ってことだけど、戻りも1時間掛かってザックデポ地点に帰着。
ここでまったりランチタイム。
気持ちも緩んで、お腹も膨れたので、さて帰りましょう

3/20 12:54

大岩にはツララもあったのね、登り時は気が付かなかった

3/20 15:02

あらあら、アイゼンでセルフ穴あけちゃった。
こんなハデ色だけど、モンベルストームクルーザーなので、ショックー 𖦹⍛𖦹
ゴアパッチで直して上げるから泣かないの。
やっぱり安いヤブ用カッパがいるね。

3/20 15:12

ヌタ場も

3/20 15:23

いよいよ鉄塔が見えた

3/20 15:27

ってことで安心安定のお写真

3/20 15:36

アイゼン履いたまま無事に帰還

3/20 15:36

一ノ谷でたくさん取水してるのは養魚場用かな

3/20 15:37

参考に周回着地予定だった鉄塔巡視路出口です

3/13 10:06

ここからは先週下調べしたときの観光録です (^^)
巌立峡まで歩いて1km15分くらいだそうで、チェンスパ履いてGO！

3/13 10:15

氷化ロード

3/13 10:17

凄い地層

3/13 10:17

水はチョロチョロ、お味はフツー

3/13 10:20

どういう意味？

3/13 10:20

鼻づらの中の

3/13 10:24

いよいよ巌立峡

3/13 10:26

お勉強 の1

3/13 10:27

の2

3/13 10:31

巌立
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%8C%E7%AB%8B

3/13 10:32

奥へ (^-^;

3/13 10:33

何のパワー？

3/13 10:36

強度チェック

3/13 10:37

いいねぇ

3/13 10:38

さらに...

3/13 10:38

奥へ行くと...

3/13 10:40

凄っ！

3/13 10:41

3/13 10:41

ここでお参りして...

3/13 10:45

ピストンで帰って、おしまい ( ^^) _U~~

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

もしもこのコースにチャレンジするご奇特な方がいるなら「ヘルメット」もお忘れなく。

感想

レオンくん🐇

下呂の阿寺山地北端に位置する若栃山。

過去レコでは、阿寺の山にありがちな長い林道+プチ藪漕ぎのコースで、あんまり楽しそうじゃない。
ってことで、今シーズンの多雪が残ってるチャンスに新ルートを開拓できないか地図とにらめっこ。
一つ目の候補は、除雪が期待できる集落から近い山頂西側の小坂町大洞地区から林道1km先にある一ノ谷を挟んで東西に延びる西尾根周回ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-2027306.html
もう一つの候補は、夏道の林道をショートカットする尾根を絡めた北尾根周回ルート。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-2030697.html

そこで、先週の鎌ヶ峰の帰りに下調べに行ってみたら、西尾根の取付きには全く積雪がなくなってて、北側の巌立峡付近の尾根尻にも雪はちょっぴり残っているだけ。
どちらにも積雪の恩恵は期待できそうにないので、どうせならダメ元で情報のない西尾根周回ルートにチャレンジしてみることに、距離も短いし (^-^;
詳しく調べると、7年前に1度だけ一ノ谷南尾根をスキーヤーさんが往復してる。
ってことで、情報が全く無い未踏の北側尾根から時計廻りの周回コースに決定！

当日は、相棒が夜に用事ができちゃったため、別々の車で巌立峡まで行き、そこからジムニーで登山口となる一ノ谷へ。
道中は雪がチラついてたけど、先週下見した時にあった路面の積雪はすっかりなくなってて、山の雪解けがさらに進んでる。

入山すると、始めは地形図にも出てる鉄塔巡視路がよく手入れされてて、周囲の笹藪帯をよそにあっさり通過。
鉄塔からは灌木帯から疎林となって、新たな快適ルートを開拓できるんじゃない！、っと相棒と軽口たたき合って快適に登る。

△1,162からは、一変して積雪が増え、笹薮も出てきたと思ったら、すぐに背丈より高くなっちゃって、早くも藪漕ぎワールドに突入。
30分ほど進むと、積雪が藪を押さえつけてきたので、早めにスノーシュー装着。
でも、すぐに元に戻って笹薮がスノーシューに絡んで全く進まなくなっちゃって、やむなくアイゼンに換装。

すると、もう一つの不安要素だった、大岩軍団が出現。
しかも藪の王様シャクナゲもご登場〜 (>_<)
笹薮、大岩、シャクナゲ藪の三重苦は、夏道の北尾根に合流する△1,453まで続きました。

△1,453からの北尾根は、ようやくスノーシューの刃が噛む雪質に変わって良好な雪山コースに。
でも、相棒の忍耐と用事を考えると、あと1時間の11時が前進リミット。
そこでキッパリ周回は諦め、最終手段のザックデポ。

小さなアップダウン、笹薮があるものの、ザックをデポしたお陰で倒木や岩場を少ないロスタイムでパス。
そしてタイムリミットとなる11時ピッタリに山頂到着ー！！

今日は、半分以上リベンジとなることを覚悟してましたが、相棒の頑張りで無事ピクることができました。
相棒の用事も30分前に到着して、ヤレヤレな一日でした。

結局、このルートのお勧め度は「ゼロ」です (;_;)/~~~