野麦峠から乗鞍岳



- GPS
- --:--
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,301m
- 下り
- 2,295m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷い、凍結滑落、転倒、立木注意 |
その他周辺情報 | 沢渡温泉 |
写真
装備
個人装備 |
ピッケル アイゼン
シュリンゲ2
カラビナ2
ミッドシェル
長袖インナー
ハードシェル上下
タイツ
伸縮ジャージ
靴下
アウター手袋
予備インナー手袋3個
防寒ダウンベスト
バラクラバ
速乾バンダナ
耳あて
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地形図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記具
救急箱セット
針金
マルチプライヤー
インシュロック
瞬間接着剤他修理道具
常備薬
日焼け止
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
速乾タオル
ツェルト
ストック(ピック付)
カメラ
簡易三脚
ビンディング
スキー板
シール
スキーアイゼン
携帯ワックス
行動食2日分位
ウイスキー200ml
テルモス500ml
スポーツドリンク2L
他雪山リーダー装備一式
補助ザイル20m
|
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備考 | クトー台座が片方なくなってる事に気づかなかった、事前装備点検ミス。 ハイドレーションが凍った、ホースに銀マット巻いておけばよかった。 口とホースをヤッケ内に突っ込んでなんとか溶かす。 3月だからと防寒対策を怠ったミス、水分が欲しい時に飲めず後半バテ気味。 合わせて反省。 |
感想
野麦峠から乗鞍岳へ県境尾根で。しかしアプローチのアップダウンが長すぎ、どれもポコを巻いてこなせるレベルにあらず、行きも帰りも登り返しの波状攻撃的苦行。
騙し尾根も多く、しっかりとルートファインディングをしないと迷いやすい。
この日の雪はガッチンガッチンでクトーを用意も、クトーの台座が片方無くなっていて仕方なく片足クトーで登る。おかげで急斜面トラバースでは全く気が抜けず緊張感マックス、ハイドレーションで水分補給しようとしたらホースが凍って飲めず消耗度合いに拍車をかける。
高天原への登りからシートラーゲンにチェンジ。ハードモナカな為、少々潜るが滑るよりまし。剣ヶ峰直下はカッチンコッチンで滑るなら大日とのコルか?
風に運ばれた雪が多少あるかもと期待し剣ヶ峰からコルへクライムダウン。
しかしやらかい雪があったのは最初だけ。あとは完全アイスバーン、滑るというよりエッジでガリガリ下山という感じ。ごく稀に強風で運ばれたうっすら雪面が唯一のご褒美ターン。
樹林帯はハードなスケートリンクの下にモナカ、バリバリ割れてまともなターンは不可能で登り返しも合わせて苦行が続く。
やっとこさ野麦峠まで帰ってきた。旧野麦峠ルートはこの雪質では苦労しそうなので帰りは林道へ、ハードバーンならラッセルはないだろうとふんだが、シールをつける程ではないが横やハで耐えなければいけない長い登りが、回り込む迄しばらく続き、おまけに数カ所雪崩跡のカチコチデブリ通過が疲れた体に追い打ちをかける。
それを越えればようやく高速道路に乗っかれる。でも足が終わって林道滑ってるだけでも足パンパンでもう勘弁してください状態。
全く山スキー向きではないが、山スキーでないと日帰りは厳しい。
まあ晴天を狙った雪山スキー登山と思えば楽しいかも。
県境尾根バリエーションマニアの方は是非チャレンジしてみて下さい。
コメント
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夏も藪漕ぎ天国の様で厳しいルートですね
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