日帰り14時間 乗鞍岳〜野麦峠BC


- GPS
- 15:10
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,763m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 14:09
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 15:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台を川浦、もう1台を休暇村乗鞍に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートです。 雪で埋まっていた可能性もありますが、剣ヶ峰から野麦峠まで目印はほとんどありません。 ※密林だったり、アップダウンもあったり、快適に滑走できるルートではありません。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉施設の湯けむり館が近くにあります。 |
写真
感想
北アルプスの赤線繋ぎ山行です。
距離が長いので、スキーなら下りが早いし沈まないし、滑った記録もあったので、我々も山スキーで行ってみましたが、密林やアップダウンがけっこうあり、滑るのに適したルートではなく、修行バックカントリーになってしまいました。
しかし、情報の少ないバリエーションルートを繋げられて、なかなかの達成感がありました。
北ア最南端の山とされる鎌ヶ峰から野麦峠の間も近いうちに歩きたいです。
中央アルプスと北アルプスの稜線をつなぎたいと思っていたところ、
乗鞍岳から野麦峠への稜線に行くのに誘ってもらいました!
夜中に車を走らせて、野麦峠の麓に車を一台停めて、乗鞍高原へ向かいました。
夜明け前に出発し、ゲレンデを抜けて、ツアーコースで高度を稼ぐと、位ヶ原に出ました。
樹林帯を抜けたので、正面に剣ヶ峰がよく見えていました。
テントで前泊している人も何組かいて、驚きました。
天候はとても良く、雲ひとつありませんでした。
肩の小屋を通らずに蚕玉岳へ直登しました。
スキーを履いたまま、ジグザグと高度を稼いでいきましたが、
思いの外に雪がフカフカとしていたので、稜線手前まで板を履いて登ることができました。
朝日岳と蚕玉岳の鞍部に出る直前で、地表が凍結していたので、
アイゼンに履き替えてから、剣ヶ峰まで登ることにしました。
山頂で休憩した後、再びスキーを履きましたが、
山頂直下はガリガリで、まともに滑ることができませんでした…
一旦アイゼンに履き替えて、高天ヶ原の西側にある沢で再びスキーを履き直し、
ゆっくりと滑っていきました。
高天ヶ原を巻いて、東へトラバースするところはハイマツが徐々に出てきてしまっていましたが、
ギリギリでスキーを履いても滑ることができました。
その先は傾斜がありましたが、ガリガリでターンが難しかったです。
その後は徐々になだらかになり、滑りにくかったので、シールを着けて滑りました。
大野川尾の登り返しですら、しんどくなりましたが、なんとか日帰りで帰らなければと思いながら前へ進みました。
戸蔵手前の左へ巻いていく稜線を無心で登っていくと、待ち焦がれていた戸蔵の山頂標がありました。
その後は、小ピークが一度あり、その他はなんとかスキーで滑ることができました。
野麦峠に着く頃には、日はすっかりと落ちて、自身の体力の無さを痛感しました。
当初は登山道で降りようかと思っていましたが、
安全を考えて、積雪のある車道を下っていくことにしました。
なんと、峠から下っていくはずが、車道は徐々に登っていく道でした。
しばらく辛抱して進んでいくと、その後は下り坂になり、
スキーの板を持ってきたことの有り難みを感じました。
なんとかゲートまで積雪が続いていたので、そのまま滑って下山することができました。
今後はより体力をつけて、境峠〜鉢盛山〜奈良井宿や、安房峠〜十石山もあるきたいと思っています。
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