もう春? 雪融け進む大普賢岳へ


- GPS
- 06:21
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,228m
コースタイム
8:35石の鼻ー8:55小普賢岳ー9:50大普賢岳10:40−12:50和佐又ヒュッテ
天候 | 曇り 気温 7:00 1度 12:00 5度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今週初めからの高い気温によりかなり雪融けが進んでおります。 和佐又ヒュッテ〜朝日窟 プラスの気温に雪が緩んでズボズボハマります。 和佐又コルから先は雪がない箇所もあり。 朝日窟〜大普賢岳 雪はそこそこありますが、雪は緩いです。階段も露出している箇所が 多いです。小普賢岳辺りは夏道は雪に埋まっているため、小普賢岳 へ登るトレースがついてます。小普賢岳からの下りは急こう配。要注意。 大普賢岳へも急こう配のトレースがついてます。 トラバース箇所は要注意。 この日は気温が高かったために雪が緩んでいましたが、来週からの冷え込み・寒波により 全く違った状況になりそうです。 |
写真
感想
過去に春、秋と登ったことのある大峰・大普賢岳
冬期の大峰山系では最難関の一つに挙げられる山だ。
難関の一つ目はアプローチとなる和佐又林道の除雪。
降雪があると深い雪に4駆+スタッドレスでも困難を極める。
二つ目は夏道では梯子が架かっている箇所が冬期は雪ですっぽりと覆われて、
急こう配の雪面となっていること。
さらに三つ目は、トラバースルートが雪で完全に覆われて、登山者の技量がここで問われる。
2月中旬の大雪は大峰にも多くの積雪をもたらし、今年の大峰は例年になく雪が多いと言われていた。
だが、先週、先々週とその機会に登ることが出来ず、今日この日を迎えたのであった。
今週初め、気温が高い日が続き、大峰界隈もかなりの融雪が進んだようだ。
この日は午後から雨模様の天気予報。
雨を見越して和佐又ヒュッテにはAM6:30到着。
雨が降る正午過ぎまでには駐車場に戻ってくる予定だ。
高い気温に積もった雪は緩い。凍結している箇所もなく、数日前のトレースの上からも
足がズボッとはまりこんでしまい、歩きにくい。
トラバース箇所も緩い雪のため、アイゼンを装着した足でも滑りやすい。
鷲の窟を過ぎて、最初の難関である日本岳のコルへの登りに差し掛かった。
トレースはうっすらと残っているものの、ズボっと埋まる足に体力を消費する。
それでも厳冬期の積雪時に比べれば楽勝か?
コルからは階段、トラバースを過ぎて、小普賢岳へとわずかに残るトレースを追う。
小普賢岳へは問題なく到着するが、問題はここからの下り。
40度近い斜面を下っていくのだが、緩い雪面にアイゼンが滑っていく。
ピッケルを十分に効かせ、慎重に降りていくのであった。
さらに大普賢岳への最後の登り。
トラバースを過ぎて、雪に埋まった梯子地帯を慎重に登っていく。
最後は夏道を逸れて山頂までの直登ルートを激登り。
3時間かかってようやく山頂にたどり着いた。
空は曇り空ながら、大峰の山並みを一望できる最高の場所。
独りだけの時間。
絶景を眺めながらのランチタイムだ。
弥山の西側の空には雨雲が迫っているようだ。
あと2時間もすれば雨が降ってくるだろう。
十分に景色を堪能し、ピストンルートを下山開始。
途中、4人の登山者にすれ違った。
皆さん、お気を付けて〜
下りはほぼコースタイム通りの時間で下山。
和佐又ヒュッテで駐車場料金を支払いながら、
小屋のおじさんとしばし談話。
先週はたくさんの人が登っていたようだ。
天気もよかったし、いい景色が見れたんだろうね。
厳冬期とはいいがたいが、冬の大普賢岳に無事登れたことで
今日は満足。積雪期のルート取りもわかったし、
来季は1月末〜2月中には再チャレンジしてみよう。
コメント
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立派な厳冬期です。
ナイスチャレンジ!
ありがとうございます。
今回はだいぶ雪も少なくなったとの思いで、ソロでもチャレンジできるのではと
登ったのでした。今度はラッセルのある厳冬期に!と思っています。
今日は意外にも天気良かったというか、展望良かったんですね〜。
私は最近ちょっと過密だったので、しばしお休み中です。。
大普賢は、夏に行者還から周回したことがありますが、結構険しくアップダウン会った記憶があります。
冬はなかなか登りごたえありそうですね!山頂ポーズ!キマってます!!
この日は曇り空ながら、展望は抜群でした。日曜日は雨予報だったので、
天気予報の読みが当たりました。
大普賢岳、厳冬期の降雪直後はトラバース、急坂、階段箇所等、難所が一杯ありますので、
チャレンジしがいがありました。
次の目標は本当の厳冬期・ラッセル地獄を楽しんでみたいもんです。
雪が無くても、今の私には結構大変なコースだと思います。 でも少しずつチャレンジしていかないと技量も上がっていかないんでしょうね。
山頂でのポーズ、決まってますね! 展望からの写真も奇麗で遠くまで見えて良かったですね。
刺激を貰えるレコを有り難う御座いました。
厳冬期の大普賢岳は以前からチャンスを伺ってました。
ただ、この日はだいぶ雪も少ないだろうとの思いはありながらですが(汗)
今回のチャレンジで本当の厳冬期へのハードルも少しは下がった気がします。
山頂でのポーズ、誰もいないので、ちょっと決めてみました(笑)
まだまだ、チャレンジ頑張ってみたいと思います。
来週からは石川県に1ヶ月出張です。石川の山へ・・・
tekapoさん、おはようございます。
いつから厳冬期でいつまでなのか、今年は特に判断に苦しみます。
雨雲の下でも良い景色、気持ちよさそうです^ ^
厳冬期の時期・・・・ 山の高さにもよるでしょうけれど、
3月はやはり春の気配が濃いでしょうね。3月でも寒波は来るでしょうけれど、
その前後の気温が高いのが、厳冬期と違うのだと思います。
大峰の山並み、楽しんでいただけました〜?
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