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Yamareco

記録ID: 411723
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

残雪の綿向山から竜王山を周回

2014年03月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:25
距離
9.9km
登り
889m
下り
895m

コースタイム

御幸橋駐車場9:00-9:15ヒミズ谷出合小屋・表参道コース登山口-9:55あざみ小屋10:10
 -10:25五合目小屋-10:50行者コバ10:55-11:20綿向山(昼食)12:15
  -14:05鉄塔14:10-14:25竜王山14:35-15:00竜王山登山口-15:20御幸橋駐車場
天候 曇。下山後ぱらぱらと。
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西明寺口の奥に御幸橋駐車場があります。
登山者用で無料。50台くらいは停められそうです。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはヒミズ谷出合小屋の中にあります。
このあたりにはまったく雪はありません。
7合目の行者コバあたりまでは植林の中のよく踏まれた道で、特に危険はありません。
1合目標識あたりから路上に残雪が現れ始め、
五合目小屋の手前あたりから雪が多くなりましたが、歩行に支障はありません。
7合目先から始まる雪山ルートは急斜面に残雪がかなり残っていますが、
キックステップで十分です。
ただし、雪が解けて泥濘になっている斜面も何箇所かあって滑りやすく、
これからの季節は要注意です。
竜王山への下りは、イハイガ岳方向との分岐の下の急斜面が腐れ雪に覆われています。
雪が薄く岩が多い箇所もあるので、アイゼン装着時は刃をひっかけないよう要注意です。
竜王山からの下りはちょっとルートが不明瞭な所がありますが、迷うほどではありません。
ここにも泥濘のトラバースがあり、要注意です。
逆ルートを辿るときは、竜王山登山口に登山ポストがあります。
日野の街外れから綿向山。
やっぱり曇かあ。
2014年03月01日 08:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 8:28
日野の街外れから綿向山。
やっぱり曇かあ。
林道終点を過ぎるとヒミズ谷出合小屋。
2014年03月01日 09:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 9:16
林道終点を過ぎるとヒミズ谷出合小屋。
前回はこの看板に気を引かれてえらい目に遭った…
2014年03月01日 09:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 9:16
前回はこの看板に気を引かれてえらい目に遭った…
もうおにぎり食べてるよ(^^
2014年03月01日 21:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 21:41
もうおにぎり食べてるよ(^^
1合目。道に残雪。
2014年03月01日 21:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 21:41
1合目。道に残雪。
3合目で500円拾得。
平成23年発行なのに傷だらけ。
2014年03月01日 10:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 10:06
3合目で500円拾得。
平成23年発行なのに傷だらけ。
あざみ小屋。
カウンターがついてタコ焼き屋みたいな造り。
2014年03月01日 10:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 10:10
あざみ小屋。
カウンターがついてタコ焼き屋みたいな造り。
5合目小屋。
雪が深くなってくる。
2014年03月01日 10:27撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 10:27
5合目小屋。
雪が深くなってくる。
向こうが竜王山の稜線。
鉄塔が異様に大きい。
2014年03月01日 10:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 10:29
向こうが竜王山の稜線。
鉄塔が異様に大きい。
7合目。夏山ルートは閉鎖。
2014年03月01日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 10:54
7合目。夏山ルートは閉鎖。
冬季ルートは腐れ雪の急斜面。
キックステップで登る。
2014年03月01日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 11:04
冬季ルートは腐れ雪の急斜面。
キックステップで登る。
ところどころ泥濘。
滑りそうで雪より怖い。
2014年03月01日 21:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 21:50
ところどころ泥濘。
滑りそうで雪より怖い。
綿向山山頂。
鈴鹿の大展望。
2014年03月01日 11:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 11:20
綿向山山頂。
鈴鹿の大展望。
正面に雨乞岳。右の鋭鋒は鎌ヶ岳。御在所岳は雨乞の陰で見えない。
2014年03月01日 12:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 12:12
正面に雨乞岳。右の鋭鋒は鎌ヶ岳。御在所岳は雨乞の陰で見えない。
南に入道ヶ岳、仙ヶ岳と続く。
2014年03月01日 11:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 11:25
南に入道ヶ岳、仙ヶ岳と続く。
足元の山は霞がたなびく。
2014年03月01日 11:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 11:54
足元の山は霞がたなびく。
今日の麺はこく豚骨。
2014年03月01日 21:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 21:54
今日の麺はこく豚骨。
下山は竜王山ルートへ。
2014年03月01日 12:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 12:25
下山は竜王山ルートへ。
珍変木。
くぐると幸福を呼ぶのか…
2014年03月01日 12:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 12:20
珍変木。
くぐると幸福を呼ぶのか…
ということで早速。
2014年03月01日 12:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 12:22
ということで早速。
寄り道してイハイガ岳ルートの突端の展望を楽しむ。
2014年03月01日 12:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 12:31
寄り道してイハイガ岳ルートの突端の展望を楽しむ。
振り返ると綿向山。
2014年03月01日 12:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 12:33
振り返ると綿向山。
竜王山への稜線も一望。
2014年03月01日 12:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 12:37
竜王山への稜線も一望。
竜王山へは残雪の急下降。
2014年03月01日 22:09撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 22:09
竜王山へは残雪の急下降。
アイゼン装着。
2014年03月01日 22:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 22:10
アイゼン装着。
慎重に下りる。
2014年03月01日 22:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 22:12
慎重に下りる。
イワウチワの群落。
花の季節が待ち遠しい。
2014年03月01日 13:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 13:35
イワウチワの群落。
花の季節が待ち遠しい。
稜線の昇降を繰り返すうちに鉄塔の立つ842m峰が近づく。
2014年03月01日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 14:03
稜線の昇降を繰り返すうちに鉄塔の立つ842m峰が近づく。
高い。
2014年03月01日 22:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 22:19
高い。
雨乞岳を鉄塔の股覗き。
2014年03月01日 14:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 14:10
雨乞岳を鉄塔の股覗き。
向かいの中腹にあの五合目小屋。
2014年03月01日 14:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 14:12
向かいの中腹にあの五合目小屋。
けっこうな急斜面に貼りついている。
2014年03月01日 14:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 14:12
けっこうな急斜面に貼りついている。
竜王山。
2014年03月01日 14:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 14:24
竜王山。
竜王山から日野を展望。
雲?PM2.5?
2014年03月01日 14:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 14:24
竜王山から日野を展望。
雲?PM2.5?
竜王山から急降下。
2014年03月01日 22:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 22:24
竜王山から急降下。
泥濘のトラバース。
路面が傾いている。
2014年03月01日 14:40撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 14:40
泥濘のトラバース。
路面が傾いている。
んわっ!!
ずるっと横滑り。
2014年03月01日 22:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
3/1 22:26
んわっ!!
ずるっと横滑り。
やっと下山。
西明寺の集落から綿向山。
2014年03月01日 15:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3/1 15:16
やっと下山。
西明寺の集落から綿向山。
川で靴とスパッツの泥洗い。
2014年03月01日 15:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 15:24
川で靴とスパッツの泥洗い。
アイゼンも洗う。
2014年03月01日 15:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 15:32
アイゼンも洗う。
信楽温泉多羅尾乃湯でさっぱり。土日1,500円のところリニューアル記念で900円。平日なら500円なのだけど…。
2014年03月01日 16:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 16:58
信楽温泉多羅尾乃湯でさっぱり。土日1,500円のところリニューアル記念で900円。平日なら500円なのだけど…。
今日も締めくくりは生中。
2014年03月01日 22:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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3/1 22:31
今日も締めくくりは生中。
撮影機器:

感想

今週末は雨と決め込んでいましたが、
金曜の夜になって天気予報を見ると土曜の午前中は晴。あれ?
ヤマテンを見ても登山指数は15時頃までは○。
快晴とはいかないまでも薄曇り程度で済みそう。
南よりは北の方が天気の崩れが遅そう。
ということで、急遽、霊仙山行きを決めて準備。
朝4時に起きてもう一度天気予報をチェックすると、崩れが早まり午後は雨。え?
いずれにしても展望は望むべくもなさそうです。
思えば、2010/4/4に登ったときは南西稜で吹雪に巻かれ、後はガスの中の徘徊でした。
下山途中で山頂の上の青空を見て地団駄を踏みました。
どうせ登るなら、2/11のmonamonaさんのように、槍穂高までの展望を楽しみたい!!
ということで、霊仙山は快晴まで取っておくことにして、行き先を綿向山に変更。

ところで、綿向山も今まで天候には恵まれていません。
初回はガスで鈴鹿の展望なし。
よく調べもせず水無山ルートから登り、ドカ雪の中を彷徨した2回目も曇天。
そもそも一番最初のトライでは豪雪に阻まれ、登山口までたどり着けず敗退しました。
今回も快晴は無理としても、鈴鹿の展望は楽しみたい。
日野の街外れから薄曇りながら綿向山が見えて、とりあえず安心、ちょっとがっかり。

もう3月。先週の暖気で融けたのか登山口にはまったく雪はありません。
1合目標識あたりから路上に残雪が現れ始め、
五合目小屋の手前あたりから雪が多くなりますが、
木々は雪を落としてしまっていて、雪景色というには風情が足りません。
7合目からは残雪の急斜面をキックステップで登っていきます。
雪が解けて泥濘になっている斜面も何箇所かあって、滑ると悲惨なことになります。
むしろこちらの方が怖いですね。
行者コバのベンチでアイゼンを着けたほうが安全かもしれません。

やはり快晴ではなく薄曇でしたが、山頂からはまずまずの展望。
正面に雨乞岳がどっしりと聳え、その右奥に鎌ヶ岳の鋭鋒から水沢岳に続く山塊、
さらに南に向かって、宮指路岳、仙ヶ岳と稜線が延びていきます。
風もほとんどなく、鈴鹿の展望を楽しみながらゆっくり昼食を楽しみました。

竜王山に向かい、頂上の東端から北尾根に分岐します。
幸福のブナをくぐり、イハイガ岳から雨乞岳に向かうルートに寄り道して展望を楽しんで、
竜王山へは登り下りを何度も繰り返し徐々に高度を下げていきます。
分岐の下の急斜面が腐れ雪に覆われていました。
気をつけて下りれば大丈夫と思いながらも、安全策を採ってアイゼンを装着しました。
下り切った所で岩が多くなりアイゼンを外しましたが、P962の先の下りがまた雪の急坂…
難しいもんですね(笑)
根がものぐさなので、今度はそのまま下りてしまいました。

竜王山からの下りは階段の急降下と聞いていましたが、意外に短くて肩すかし。
しばらく下った先の泥濘のトラバースがデインジャラスでした。
路面が横に傾いているので、踏ん張りが利きません。
今日一番の緊張でした。

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コメント

雪溶け
最近の暖かさで随分と雪が解けてしまったようですね。
でも泥濘になっている竜王山のくだり・・・難儀しそうです。
2014/3/2 12:52
Re: 雪溶け
ikajyuさん。コメントありがとうございます。

泥は緊張しますね。
雪と違って、ちょっとこけても悲惨ですからねえ。
手に汗握ります。
これからいろいろな山で楽しめそうです(^^;
2014/3/2 13:28
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