残雪の綿向山から竜王山を周回
- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 889m
- 下り
- 895m
コースタイム
-10:25五合目小屋-10:50行者コバ10:55-11:20綿向山(昼食)12:15
-14:05鉄塔14:10-14:25竜王山14:35-15:00竜王山登山口-15:20御幸橋駐車場
天候 | 曇。下山後ぱらぱらと。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者用で無料。50台くらいは停められそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはヒミズ谷出合小屋の中にあります。 このあたりにはまったく雪はありません。 7合目の行者コバあたりまでは植林の中のよく踏まれた道で、特に危険はありません。 1合目標識あたりから路上に残雪が現れ始め、 五合目小屋の手前あたりから雪が多くなりましたが、歩行に支障はありません。 7合目先から始まる雪山ルートは急斜面に残雪がかなり残っていますが、 キックステップで十分です。 ただし、雪が解けて泥濘になっている斜面も何箇所かあって滑りやすく、 これからの季節は要注意です。 竜王山への下りは、イハイガ岳方向との分岐の下の急斜面が腐れ雪に覆われています。 雪が薄く岩が多い箇所もあるので、アイゼン装着時は刃をひっかけないよう要注意です。 竜王山からの下りはちょっとルートが不明瞭な所がありますが、迷うほどではありません。 ここにも泥濘のトラバースがあり、要注意です。 逆ルートを辿るときは、竜王山登山口に登山ポストがあります。 |
写真
感想
今週末は雨と決め込んでいましたが、
金曜の夜になって天気予報を見ると土曜の午前中は晴。あれ?
ヤマテンを見ても登山指数は15時頃までは○。
快晴とはいかないまでも薄曇り程度で済みそう。
南よりは北の方が天気の崩れが遅そう。
ということで、急遽、霊仙山行きを決めて準備。
朝4時に起きてもう一度天気予報をチェックすると、崩れが早まり午後は雨。え?
いずれにしても展望は望むべくもなさそうです。
思えば、2010/4/4に登ったときは南西稜で吹雪に巻かれ、後はガスの中の徘徊でした。
下山途中で山頂の上の青空を見て地団駄を踏みました。
どうせ登るなら、2/11のmonamonaさんのように、槍穂高までの展望を楽しみたい!!
ということで、霊仙山は快晴まで取っておくことにして、行き先を綿向山に変更。
ところで、綿向山も今まで天候には恵まれていません。
初回はガスで鈴鹿の展望なし。
よく調べもせず水無山ルートから登り、ドカ雪の中を彷徨した2回目も曇天。
そもそも一番最初のトライでは豪雪に阻まれ、登山口までたどり着けず敗退しました。
今回も快晴は無理としても、鈴鹿の展望は楽しみたい。
日野の街外れから薄曇りながら綿向山が見えて、とりあえず安心、ちょっとがっかり。
もう3月。先週の暖気で融けたのか登山口にはまったく雪はありません。
1合目標識あたりから路上に残雪が現れ始め、
五合目小屋の手前あたりから雪が多くなりますが、
木々は雪を落としてしまっていて、雪景色というには風情が足りません。
7合目からは残雪の急斜面をキックステップで登っていきます。
雪が解けて泥濘になっている斜面も何箇所かあって、滑ると悲惨なことになります。
むしろこちらの方が怖いですね。
行者コバのベンチでアイゼンを着けたほうが安全かもしれません。
やはり快晴ではなく薄曇でしたが、山頂からはまずまずの展望。
正面に雨乞岳がどっしりと聳え、その右奥に鎌ヶ岳の鋭鋒から水沢岳に続く山塊、
さらに南に向かって、宮指路岳、仙ヶ岳と稜線が延びていきます。
風もほとんどなく、鈴鹿の展望を楽しみながらゆっくり昼食を楽しみました。
竜王山に向かい、頂上の東端から北尾根に分岐します。
幸福のブナをくぐり、イハイガ岳から雨乞岳に向かうルートに寄り道して展望を楽しんで、
竜王山へは登り下りを何度も繰り返し徐々に高度を下げていきます。
分岐の下の急斜面が腐れ雪に覆われていました。
気をつけて下りれば大丈夫と思いながらも、安全策を採ってアイゼンを装着しました。
下り切った所で岩が多くなりアイゼンを外しましたが、P962の先の下りがまた雪の急坂…
難しいもんですね(笑)
根がものぐさなので、今度はそのまま下りてしまいました。
竜王山からの下りは階段の急降下と聞いていましたが、意外に短くて肩すかし。
しばらく下った先の泥濘のトラバースがデインジャラスでした。
路面が横に傾いているので、踏ん張りが利きません。
今日一番の緊張でした。
最近の暖かさで随分と雪が解けてしまったようですね。
でも泥濘になっている竜王山のくだり・・・難儀しそうです。
ikajyuさん。コメントありがとうございます。
泥は緊張しますね。
雪と違って、ちょっとこけても悲惨ですからねえ。
手に汗握ります。
これからいろいろな山で楽しめそうです(^^;
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