加藤文太郎の生地浜坂(観音山・城山+香住〜餘部)
- GPS
- 06:29
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:19
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
城山北面の直登ルートはかなりの急登で足場も悪いです。矢城ヶ鼻から浜坂漁港への道は落石で通行止め。 |
その他周辺情報 | 香住、浜坂は温泉地。浜坂駅前には案内所兼お土産物屋『松籟庵』があります。17時半まで。他に足湯もありますが3/31まで工事中でした。 |
写真
装備
個人装備 |
普段着+登山靴+登山セットinザック
|
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感想
いつかは行きたいと思っていた加藤文太郎ゆかりの地、浜坂へ。『分県登山ガイド』に載っている、観音山と(芦屋)城山に登って、加藤文太郎記念図書館に行ってきました。
決心したのが直前で前泊の宿が浜坂に取れず、香住で予約したのですがこれが怪我の功名。前日強風で香住ー浜坂間の山陰本線が運行取り止めになっていました。なにしろ余部鉄橋がありますからね…無理もない。全く想定していなかったのは迂闊でした。
ただ前日図書館をゆっくり見て、翌日は山行だけにする予定が狂ったので、1日で山と図書館両方という忙しいスケジュールに。しかも宿の朝食が遅く、JRを使うと浜坂駅着は11時20分になるという… せっかくなので香住から餘部まで歩いて、観光した後やってくるその列車に乗ることにしました。これも結果オーライです。
時間が読めなかったので最初は県道歩き。途中から間に合いそうだと判ったので鎧駅を経由して山陰海岸ジオパークトレイルを辿りました。余部鉄橋はなかなか見応えがありオススメ。しばし見て回り、道の駅で旧鉄橋の鉄材を使った文鎮をお土産に買いました。後で量ったらこれ350グラムくらいある。ちょうどいい頃にやって来た列車に乗って浜坂へ。
浜坂駅からはまず観音山へ。登りは相応峰寺圓通殿から。前夜の雨のお蔭でこの季節にしては見通しがよく、頂上からはかすかに大山が見えました。『分県登山ガイド』ではピストンしてますが、下りはらくルートにもある海岸に降りる道を選択。西国八十八所の石仏があり古い道らしいのですが、落枝が多かったりつづら折れの路面が流出して谷側に傾いでいたり、と荒れかかっているな、という印象。尾根道から横を見るとすぐ海、という景観はなかなか面白いので残ってほしいですね。ここでは誰にも会いませんでした。
城山へは城山トンネル脇の登山口から。こちらはガイドにはあるもののらくルートにはないルート。落ち葉落枝が多い急登を少し行くとコルに出ます。ここで今日初めてハイカー2人に遭遇。そのまま広い平坦道を行きそうになるも間違いに気づいてコルから頂上へ直登するルートへ。地面が軟らかい土の上に降り積もった落葉なので、前夜の雨もあって足場が非常に悪かったです。最初はすごい急登で立ち木を頼りに体を引き上げる感じ、後半のロープ場は急登に加えて急斜面をへつる箇所があり緊張しました。アスレチックの連続で写真を撮っている余裕がありませんでしたが、これ到底技術レベル1(ガイド)ではないのでは?と疑問。ちゃんと登山靴を履いてきてよかった…
頂上から南にアンテナ管理道らしい道を下って城山園地へ。ここは駐車スペースがあり車で来たらしい人もいました。ここで矢城ヶ鼻から浜坂漁港へのルートが通行止めと知ってがっかり。帰宅後調べたところ、2メートル級の落石が2度あったらしいですね。仕方なく加藤文太郎の碑までを往復しました。矢城ヶ鼻まで行っていると時間が無くなりそうだったので。途中先ほどのハイカー2人組とすれ違いました。国道沿いに町に戻り、新田次郎の文学碑、加藤文太郎のお墓を経由して図書館へ。数年前までお墓には脇に標柱があったようですが、今は無くなっています。探し回って時間をロスしてしまいました。普通の共同墓地で特に案内板などもないので事前に調べておくとよいでしょう。その方が他の方の迷惑にもならないかと。東の端の方、通路より南側、東向きです。
そんなこんなで図書館には1時間ほどしかいられず。目当ての加藤文太郎関係の展示を重点に見ましたが、隅から隅まで読んでいる時間はありませんでした。他にも山岳関係の書籍を多数所蔵しているので関心のある人なら1日中でもいられそう。結局今回浜坂温泉には泊まれませんでしたし、新温泉町には他にも湯村温泉や扇ノ山もあり機会があればまた来たいですね。
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