蛇谷ヶ峰(スノーシューツアー参加)ー雪の季節も終わりー
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 617m
- 下り
- 609m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高600mあたりまではシャーベットもしくは泥まめしの雪.そこから上は水気の多い雪. それでも山頂付近は40〜50cm程度は積雪があった.スノーシューツアーということで参加したが,使用したのは全行程の半分くらいか.アイゼンは使用せず. 危険な場所はありません. |
写真
感想
比良方面はまだ一度も行ったことがない.奈良県の山と比べ低山でもかなりの雪があるようで,ぜひ雪の季節に行きたかった.(ご一緒してくれそうな)周囲の誰も道を知らないので,F社のスノーシューツアーに参加することにした.3人が最低人数なのでいつものYさんとMさんに声をかけた.
近鉄電車で京都まで向い近郊の駅でF社の車にピックアップしてもらう.湖西道路は予想より空いており,順調に鯖街道を抜けて朽木のいきものふれあいの里に着いた.
やはり今年は雪の解けるのが早く,登山口付近はあちこち土が見えて雪も溶けかけのシャーベット状だ.人の歩いた所は土と混ざって泥どろになっている.今日はスパッツと靴はひどいことになりそうだった.
本日の客はわれわれだけでガイドのHさんを貸し切りだ.「ピークは1月中旬から2月中旬までですね.」とHさんが言う.確かに時期的に少し遅すぎたようだが,山の上の方はまだ雪が残っている.
雪と泥の道を地道に登っていく.初めは平坦な車道を登るが登山道に差し掛かると一気に登っていく.木々は自然林が多く尾根に登ると見晴らしはぐっと良くなる.足元のことは忘れて周囲の景色を楽しむ感じになった.標高500m地点を過ぎる頃に雪がだんだん多くなり,ようやくスノーシューをつける.ここから雪山ハイキングらしくなる.スノーシューは3年前に上高地のツアーに参加した時に使ったが,その時はほとんど平地でしっかりした登りで使用するのは初めてである.雪も水気が多くずるっとすべりそうになる.ガイドのHさんにこつを教えてもらいながら徐々にペースを上げていく.なかなかおもしろい.思ったより急な登りもうまいことひっかかってくれる.本日体験した3匹のおっさん全員がスノーシューを買う決意を固めていた.最後の山頂直下の登りを3人でがしがしと登っていく.その時だけ一瞬ガスが晴れて下界に広がる琵琶湖と蛇谷が姿を見せた.一同,山の神様のご褒美に「おお!」と大興奮.しかし,山頂に着くころにはガスに包まれて,ご褒美は一瞬で終わった.
1時間弱ほど山頂で暖かい食事をとりゆったり過ごしてから帰り道を下った.
帰りに寄ったくつき温泉てんくうは広くて見晴らしもいい気持ちの良い湯だった.時間も余裕があり,少し寄り道して堅田駅まで送っていただきツアーは終わった.いつもは車なのでお酒は飲めないのだが,今日は電車と送迎ありなので京都駅付近の居酒屋で反省会をしてから帰ることができた.
初めての比良山系は北の方をちょこっとかじったに過ぎないが,十分堪能した.雪のない季節にもぜひ行ってみたい山々だ.武奈ヶ岳も秋までにぜひ登っておきたい.
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