福知山市の里山（陣取山・空山）と古墳

2022年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 17.6km
• 登り: 972m
• 下り: 952m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:11

11:41 スタート地点
12:44 12:46 陣取山
14:06 14:07 奈良原の集落の分岐
14:39 14:40 金谷峠
15:23 15:29 空山
15:43 15:47 三坂峠
16:52 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

京都タンゴ鉄道　大江駅下車

コース状況／危険箇所等

●陣取山
前回の陣取山へは、金重から巡視路を辿りました。今回は、陣取山の山頂から北西に延びる稜線の端から取り付きました。忠魂碑があるために、取り付きまでは容易に行けますが、西側の運動場側からの方がより容易です。踏み跡はなく、一部急斜面ですが、問題ありません。ある程度登り、平坦になったところに祠があります。祠の向きから常津の集落から参道があるのではないでしょうか。祠から山頂を経てP232までは巡視路ですから、全く問題ありません。途中で金重と南山の集落に下りていく分岐があります。P232からは奈良原の集落に下りていく巡視路があります。今回は、P140に向けて尾根を進んでいますが、これは巡視路ではありません。踏み跡はありませんが、問題なく尾根の先端の広いところまでは行けます。ところが、ここから下りていくルートが見当たりません。急斜面を木に掴まりながら下りていくことになりました。お墓の上に下りていきますが、周りを柵で囲まれているために通り抜けることができません。お墓の横の荒れた竹林を通り抜けていけば、なんとかお墓に続く道を経て、舗装路に下りることができます。

●奈良原〜金谷峠〜空山〜三坂峠〜P184
奈良原の集落から南に向けて、沢沿いに快適な山道を進みます。東向きの破線ルートになるところから、荒れています。倒木を乗り越えたり、潜ったりがしばらく続きます。踏み跡がなく、日当たりが悪いために足下が結構ぬかるんでいて不快です。尾根の先端からは踏み跡もあり、金谷峠まで問題ありません。金谷峠から空山までは問題ありません。空山からは三坂峠に向かう途中で、一部間違った尾根に進んでしまってます。三坂峠からP184までも問題ありません。全体を通して案内表示やプレートなどがまったくありません。テープによる誘導もありません。倒木などで若干荒れているところも少しあります。

●P184〜古墳
古墳に向けて近道だと考えて、福知山市と綾部市の境界線上の谷筋を通ってます。地形図には破線ルートすらありません。そのために踏み跡どころか、人が通っている形跡がまったくありません。おかげで荒れ放題です。倒木地帯を通り過ぎて安心すると、立ち枯れたススキのようなものが腰の高さぐらいまで一面を覆っています。足下が見えない中進んでいきますが、倒木があったり、段差やぬかるみがあり、右往左往しています。いざとなれば、両側の尾根に逃げようと考えていましたが、それもままなりません。道無きところを無理矢理抜けていくことになり、大後悔しました。素直に、三坂峠か袋峠から下山すべきでした。

その他周辺情報

陣取山に取り付いてから、古墳公園までは、途中の集落にも自動販売機とトイレがありません。

写真

4/2 11:46

由良川越しに、正面に烏ヶ岳、左手にこれから向かう陣取山

4/2 11:59

ここから山道に。奥に向かうのではなく、折り返して尾根の先端に

4/2 12:02

慰霊塔の辺りから尾根に取り付きました。ここまではグランド側から来る方が良かったようです

4/2 12:04

この辺りはやや急ではあるが進みやすい。踏み跡はありません

4/2 12:10

しばらく気持ちの良い尾根

4/2 12:17

この社の裏側から登ってきました。社が正対している方向の常津の集落の方から参道があるはず

4/2 12:18

サツキでしょうか。今回、花はほとんど見かけませんでした

4/2 12:43

枝越しに大江町の集落

4/2 12:45

陣取山山頂258.9m。展望はほとんどありません

4/2 12:45

三角点があります

4/2 12:51

ここから右手に進むと森野の集落に

4/2 12:55

ここを右手に進むと南山の集落に

4/2 12:59

鉄塔大河内線112

4/2 12:59

これから向かう鉄塔が見えます

4/2 13:00

鉄塔の足下を通って、次の鉄塔へ。かなり回り道になる尾根歩きです

4/2 13:00

鉄塔からは展望が。烏ヶ岳です

4/2 13:16

巡視路でもある気持ちの良い尾根歩き

4/2 13:19

P232には祠が。奈良原の

4/2 13:19

巡視路の表示では、奈良原方面が下山ルートのようです

4/2 13:21

鉄塔大河内線113

4/2 13:21

鉄塔からは北側の展望が。奥に由良ヶ岳

4/2 13:22

鉄塔越しに大枝山連峰

4/2 13:22

こちらの奥は三岳山でしょうか

4/2 13:28

鉄塔の先に進んでいくことにします

4/2 13:33

つつじですか？

4/2 13:40

P140ですが、何もありません

4/2 13:46

尾根の先端辺りの広いスペース。ここも何もありません。

4/2 13:48

期待していた下山道はありません。仕方がないので、急斜面を木に掴まりながら下りていきました

4/2 13:53

お墓の横を通って下りてきました

4/2 13:53

お墓への道を通り、舗装路に

4/2 14:03

地形図に記された神社です

4/2 14:07

奈良原の集落で金谷峠に向かう道に。舗装はされているが、かなり痛んできています

4/2 14:11

ここから舗装されていない山道に。しばらくは快適に進めます

4/2 14:14

以前は畑か何かがあったような所

4/2 14:20

この辺りまでは問題なかったのですが

4/2 14:22

倒木で荒れています。乗り越えたり、潜ったり。足下がぬかるんでいるところも

4/2 14:25

少しましになりましたが、まだ荒れています

4/2 14:29

この尾根に取り付きます。ここまで来れば大丈夫

4/2 14:30

ここで踏み跡発見。踏み跡を進まずに尾根に乗りましたが、結局この踏み跡と合流しました

4/2 14:36

峠が近付いてきたようです

4/2 14:39

金谷峠。真っ直ぐ進むと小畑の集落に

4/2 14:44

空山に向かう尾根に合流しました

4/2 14:45

空山に向かう尾根はとてもよい感じです

4/2 15:18

この後向かう方向の展望。正面には高嶽

4/2 15:23

空山山頂351.9m。展望がなくて悲しい

4/2 15:24

三角点があります

4/2 15:29

ここにも朽ちかけた祠が。秋葉神社とあります

4/2 15:29

休憩所らしきものも

4/2 15:30

気持ちの良い尾根ですが、少し急斜面

4/2 15:46

三坂峠にはこれが。プレートなどはありません

4/2 15:47

三坂峠

4/2 15:55

袋峠。右手に明瞭な下山道がありました

4/2 15:59

三角点。184.3m

4/2 15:59

三角点の先の尾根は快適

4/2 16:02

谷筋を進むことにしましたが、これが大間違い。大後悔することに

4/2 16:12

越えてきた荒れたところ倒木地帯を振り返って

4/2 16:21

ここを乗り越えてきたが、足下が解らず、大変な目に

4/2 16:22

やっと安全地帯と思ったのですが

4/2 16:23

用水池の周りに道が無く戻ることに

4/2 16:26

やっと安心できる舗装路に

4/2 16:34

大きな用水池と高速道路

4/2 16:38

桜の手前に私市丸山古墳公園の入り口

4/2 16:38

古墳までは遊歩道が整備されています

4/2 16:41

古墳の周りに埴輪

4/2 16:42

階段を登れば古墳の最上部

4/2 16:42

古墳上部

4/2 16:43

眼下には古墳を貫く高速道路。後方に高嶽

4/2 16:43

手前に高龍寺山、後方に烏ヶ岳

4/2 16:47

公園駐車場には桜

撮影機器：

FinePix JX300 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

今回は福知山の里山を巡ってみました。

　地形図を見ながら事前に当たりを付けて、進んでみましたが、
久しぶりにひどい目に遭いました。
　金谷峠の直前の破線ルートも大変でしたが、
古墳に抜ける谷筋はそれ以上でした。
よく道に迷ったときに、沢に沿って下ってはいけないと言われますが、
まさにその通りでした。滝こそなかったので、無理に進んでいき、
引き返せない状況になってしまってました。
幸いにも、なんとか抜けることができましたが、
泥だらけの傷だらけになってしまいました。