磐梯山。東壁左方ルンゼ〜左岩稜枝稜(中央岩峰稜)
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- GPS
- 08:36
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 雪の残るスキー場をアイゼン装着でゲレンデトップまで登り、後は一般ルートの踏み跡を辿り途中から沼の平を突っ切って進み東壁下1450m付近でヘルメット、ハーネス等の装着。 左方ルンゼ〜左岩稜枝稜(中央岩峰稜)〜東尾根 中央岩峰の真下まで登り左に回り込んで左方ルンゼに入る、途中まで登ると左右に分かれる。左は雪壁になり左岩稜のコルに続く、今回は右に登り左岩稜枝稜(中央岩峰稜)と中央岩峰の間のコルに上がる、ここから左岩稜枝稜(中央岩峰稜)の登りになる。出だしは雪の乗った藪の岩稜で左側から巻くように登り、続いて右側の雪壁を登って雪稜に移るが急で緊張する、ここが第一の核心、後は急な雪面を登るとクレバスに出合う、左端から乗越すが雪が不安定で緊張する、ここが第二の核心。後は急な雪面を左岩稜の付け根辺りを目指して東尾根まで登る、東尾根への乗越は雪庇の無い所を登れば問題なし、山頂までは東尾根を辿る。 下降 山頂から東尾根を1620m付近まで下り東壁側に急斜面を下って1450m取り付き地点経由で下山する。 雪質は全体に締まっており表面に日が当ってちょっと緩んでいるという感じ。 左岩稜枝稜(中央岩峰稜)は左岩稜の右側の雪面が末端に来て雪稜になり中央岩峰で終わる、登り始めは稜だが後は急な雪面ではっきりとした稜ではない。左岩稜枝稜(中央岩峰稜)の名称は自分が勝手に付けたもので正式なものではない。 |
写真
感想
磐梯山、東壁左方ルンゼ〜左岩稜枝稜(中央岩峰稜)を登る。
朝、久々の快晴。猪苗代スキー場より登山開始、既に数パーティがゲレンデを登っている、沼の平付近から今日登るルートを眺める、数名がダイレクトルンゼに向かっているのが見えた。
1450m付近で登攀準備を整え左方ルンゼに向かう、左方ルンゼは2年前にダイレクトルンゼと間違えて登ったルンゼでその時はコルまで登りコルを越えてダイレクトルンゼにトラバースしてダイレクトルンゼを登った。
今回は締まった雪のルンゼを快適にコルまで登りコルから左岩稜枝稜(中央岩峰稜)を登る、コルから雪の乗った藪の岩稜を左側から稜に上がり、右側の足元のすっぱり切れ落ちた雪壁を慎重に登り雪稜に上がる、今回一番緊張した所だ。雪の急斜面を登って行くとクレバスに出合う、ここは右端のクレバスの開き始めの所を乗越すがやはり右側が切れ落ちていて緊張する、ここを越えれば後は雪の急斜面を左岩稜と東尾根の付け根付近を目指してひたすら登る、右を見るとダイレクトルンゼや右岩稜を登っている人々が見えた、無事東尾根に抜け山頂到着。
山頂は多くの人で賑わっていた、しかし展望は良いがいつの間にが高曇りになり青空は見えなくなっていた、山頂で昼食後眺望を十分堪能して東尾根を下る、尾根の途中から東壁側の斜面を下り取り付き地点でもう一度東壁岩峰群を眺める、午前中とは違って黒雲を背景にした岩峰群は悪魔の棲家のようだった。赤埴山分岐で休憩中のパーティに右岩稜の頭に居た人かと尋ねるとそうだと言う、「レビュファみたいだった」と言うと「古い」と言われた、確かに私は古いがそう言うあんたも十分古い(笑)!
下っている途中ゲレンデトップの辺りでアイゼンの片方を拾う、先行しているパーティの物だと思って下って行き駐車地点に着くと待ってましたとばかりに女性が寄って来て「ありがとう」と言って受け取った、一日一善最後に良い事をして今日の山行を終える。
コメント
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昨日右岩稜にいたものです。
mikiosamさんでしたか!
いつも記録を参考にさせていただいておりました。
きちんとご挨拶できず申し訳ありませんでした。
またどこかで!!
コメントありがとうございます。
こちらこそ余計な事を書いてしまって申し訳ございません
hayabusaHan様の本格的なクライミングのレコには
同世代の者として感心させられます
ホントにまたどこかで会えたらと思います。
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