学校平から釈迦ヶ岳を目指して・・・山頂は目前だったけれど
- GPS
- 08:24
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 919m
- 下り
- 901m
コースタイム
7:33 小間々台
8:12 大間々台
9:22 八海山神社・休憩
10:18 剣ヶ峰
12:13 塩原コース・八方コース分岐付近
休憩
13:38 剣ヶ峰
14:06 八海山
14:47 大間々台
15:17 小間々台
15:34 山の駅「たかはら」
天候 | 晴れ☀それ程風もなく穏やかな天気でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[道路] ・カーブが続く辺りから一面雪でしたが、帰りは殆ど溶けていました。 [山道] ・山の駅「たかはら」から大間々台 トレースがあり雪が比較的締まっていたので登山靴だけで歩きました。 ・大間々台より八海山 トレースはありましたが雪の量が多く踏み抜きもあるのでスノーシューを使いました。 雪は比較的締まっているようでした。 ・八海山より釈迦ヶ岳尾根取り付き ここからトレースがありませんでした。 暫く行った所で左に行き過ぎてつつじの群生地に入り込み道を誤ったことに気付きました。 帰りは、南から釈迦ヶ岳に登った方が正しいルートを歩いてくれたのでそこを歩くことが出 来ました また、ここから雪質が変わり少し水分を含んだ雪に変わり、スノーシューの下は団子になり その重さを増すことがしばしばありました。 スノーシューはずっと履いたままでした。 ・尾根取り付き〜 少し歩いたらに急勾配になり、積もった雪の下は凍っていてスノーシューでは滑って登れず アイゼン(6本爪)に替えましたが、やっと登れたという感じでした。 今日の具合では12本爪アイゼンとピッケルが必要だったと思います。 その先には更に大変な急勾配があるとのことでした。 そこを登り始めて無理と判断しそこで帰ることにしました。 |
写真
感想
スノーシューを買って行ってみたいところの一つに釈迦ヶ岳があり、本当は先週行く予定にしていたのでした。
けれど、天気が理由ではないのですが先週は行くことが出来ず、今週は二週間分の期待を乗せての山行でした。
当日は天気も良く、見晴と雪の造形物を楽しみながら八海山までは順調に行くことが出来ました。
ところが八海山を過ぎるとトレースもなく、雪質も今までのカリカリっとした雪から少し湿った雪に変わったのでした。
最初は真っ直ぐに行けば良かったのに、少し下り登り返したので雪が溜まった斜面をラッセルする羽目になりました。
この時、これが続くのかと思ったら釈迦ヶ岳まではとても無理だと心が折れ、目的地はまずは剣ヶ峰までと変わることとなりました(^_^;)
途中、つつじの群生地に入り込むという失敗もありましたが、何とか剣ヶ峰までは行くことが出来ました。
視界の良い天気の日でもこんなことがあるのかと思うと、やはり雪山甘く見てはいけません。
剣ヶ峰で時間を見てみたら帰るにはまだ早く、それならば矢板最高点まで行こうと先に進みました。
けれども、行けども行けども到達できず。
おかしいと思った頃には釈迦ヶ岳がかなり近くに・・・
これなら行ってしまおうと目的地は再び釈迦ヶ岳となりました。
実はこの事が今日の山行に繋がる大きな勘違い。
矢板市最高点あるはずがないのです。
最高点は剣ヶ峰の手前でした(^_^;)
尾根取り付きで11時ちょっと。
一時間で登れれば余裕と登り始め・・・
なかなか勾配のきつい斜面にさしかかり・・・
ジグザグ登るも斜面の下が凍っていてスノーシューがすべり登れない。
これ以上無理というところで身を支える木を見つけスノーシューからアイゼンに。
バランス崩したら下に滑り落ちる危険と必至で闘いながら。
そんな時上から降りてくる人影。
先行者はいなかったはず。
必死に作業をする私より先に取り換え終わった夫が聞いた話では、その方は南から学校平まで縦走するそうで、この先さらに勾配がきついところがあり、降りてくるのが精一杯でしたとの事で、補助ロープを使い降りて行くのでした。
先程の場所は急勾配が終わるほんの少し手前だったらしく、ほどなくまあまあ緩い斜面に。
さっきより大変な所・・・ ・・・ ・・・(゜゜)(゜゜)(゜゜)
行くだけ行ってみて考える事とし。
暫く歩いたら、滑って登れないと先を行く夫の声。
敗退の決断は意外とあっさり。
一度は諦めた釈迦ヶ岳。
思わぬ勘違いではありましたが、ここまでこれた事ですでに満足感で一杯なのでした。
今度はピッケルと12本爪アイゼンを用意しここに来る事を来年の楽しみに、帰りは見える風景をたっぷり楽しみながら帰りました。
今日は大変な思いもありましたが、雪山を学べた山行になりました。
こんばんは!
一昨年の12月でしたが、今年ほど雪は無かったと思いますが、山頂手前の急登で、雪に足を取られ、腰まで雪に埋もれ、6爪アイゼンでは難儀したのを覚えています!
今年の雪は半端じゃないですもんね。確か、その急登を越えても、今度は針葉樹の森の枝がうるさくてなかなか前に進めなかったはずです。おまけにやせ尾根ですから!
無理せず、技量にあわせて引き返す、これは安全登山の基本ですよね!
そうそう、このような繰り返しをして、覚えていくんですよね、少しずつね(^^)
ほんと!ご無事でなによりでした(*^_^*)!
sakurasakuさんこんばんは
ありがとうございます。
無事帰って来られました
登れる様に見えて行ってみると、とんでもない傾斜。
そしてその下には氷が隠れていることがある事。
6本爪の限界。などなど。
本当に今回は色々勉強になりました
今は少しずつの経験がとても楽しくてしかたがありません。
それを楽しみながら、無事帰ってこられる山行を心がけるつもりです。
こんばんは、nekonomoriさん。
凄いですね。この時期にあのやせ尾根登ろうとしちゃうんだから。
雪の降り始めと残雪の時期に登った事が有るんですが、急傾斜でドロドロと凍結の道で、ビクビクしながら歩いてましたよ。
やっぱりヤシオが咲く頃が良いですよ。
haretaraさんこんばんは。
知らなかったからなのです 。
あの痩せ尾根があんなに登れなくなるなんて
けれど、12本爪アイゼンを試したい好奇心も湧いてきてしまいました
懲りもせず。
道具を揃え、経験をつんで来年に行けたらですけど。
高原山のヤシオつつじ いいですよねぇ〜
花が咲く頃が楽しみですね
おはようございます
私も厳冬期に剣ヶ峰から登った事あります。ロープ持参で。
八海山〜釈迦ヶ岳が面白くないし、距離あるし、痩せ尾根・急登があるので二度と行かない事にしました
記録が少ないのには訳があると思ったほうが良いですよ。敢えてチャレンジするならフル装備で
shaminekoさんこんばんは。
釈迦ヶ岳冬に登るなら南からがいいのだとは聞いていたのですが、南からのルートは登った事がなく、このルートなら何度か登った事があるし、何より尾根伝いに進むので道迷いの心配がまだないかなという事で今回は八海山から行ってみたのです。
確かにここはあまり人が行かないようですね。
踏み後の無さでわかりました
装備を揃え来年考えてみます
9日、爺は倶楽部『山歩撮』のメンバーと観音山〜甲子旭岳に登ってきました♪やはり、山頂付近ではスノーシューでは危険なのでアイゼンに付け替え、下山も緩斜面になるまではアイゼンで下りました♪
急斜面ではスノーシューでは危険です!両方用意して次回はご一緒できたらいいですね♪
最初に、観音山〜甲子旭岳のブログ拝見しました。
同じ日に霧氷パラダイス・モンスターの芸術を堪能していたようで、あの写真を見たらとてもとても、うらやましくなりました
楽しかったのでしょうね
観音山〜甲子旭岳の予定が書き込まれていたんですね。
ブログをまめにチェックする習慣がなく、気づいていればと後悔ですが・・・
でも、釈迦ヶ岳は釈迦ヶ岳で歩いてみなければ分からない色々な事も知ることが出来ましたし、沢山歩く事が割りと好きなのでそれなりに満足でした。
Welcome山行楽しみにしています と夫が言っておりました
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