記録ID: 41449
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沢登り
奥秩父
和名倉山(市ノ沢から往復)
2009年06月20日(土) [日帰り]
- GPS
- 14:45
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 1,761m
コースタイム
4:35林道下降点出発-4:45ダム-5:10沢筋に到着(市ノ沢出合)-6:05炭焼跡-6:45岩穴沢出合-7:00船小屋沢出合-7:40芝沢出合?-8:45多段30mナメ滝-9:30スダレ状滝?-10:00最奥の二俣?-12:35和名倉山山頂-17:50頃市ノ沢出合-18:45ダム(休憩15分)-19:20林道到着
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
白山書房「東京周辺の沢」を参考にしました。 大洞林道は舗装されていますが、途中落石あり亀裂ありで注意が必要です。 ダムへの下降点は判りやすく、縦列駐車で3〜4台停められます。 ジグザグ道をダムまで降り、ダムを渡ると、ジグザグの登りが延々と続き、やがて尾根からほぼ水平に進み、ガレ場に突き当たる手前で植林地をジグザグに下り、中腹でトラバース道になってやがて堰堤の上流で沢に降り立ちます。植林地には沢山のテープが付けてあり、最初は伐採用の目印かと思っていましたが、どうやら山道を示すもののようです。 余りにも高く登って下るので、登りの途中で別れる踏み跡を辿ったら、深い崖に阻まれてその先進めませんでした。2週間前に偵察に来たときは高く登るのがバカバカしくて、踏み跡から、湖の端に降り立ち、そこから遡行を開始しましたが、このルートは帰りに登り返すのに足場が悪くて極めて難儀でした。下るときにロープを留置しておいた方がいいかもしれません。湖の水位が増すと使えませんし、途中堰堤を越す必要もあります。堰堤は2m程度ですが、意外に煩わしかったです。 沢は直進が困難なゴルジュが数カ所あり、だいたい左岸から巻けます。沢を下る時は、巻き始める地点に赤布が巻いてあることが多く、下降用の沢としても有用です。 現在地を確実に同定できる地点は、炭焼跡、岩穴沢出合(対岸に垂直滝あり)、多段30mナメ滝だけで、その先は遡行図にない支沢が左右から入るため、「最奥の二俣」を決めるのがなかなか難しく、多分私は、「最奥の二俣」で左に進むべきところを右に進んでしまったのだと思います。「最奥の二俣」は右の方が水量が多く、本沢のように見えました。その結果、ツメが大変になり、結局左へ左へとトラバースしているうちに比較的登りやすいガレ沢に出て。そこを登ると仁田小屋尾根の赤テープの付いた稜線になりました。 仁田小屋尾根登山道は登山道と呼べるほど整備されておらず、踏み跡さえ不明瞭な部分が多いです。和名倉山からの帰路、最初真西に進むのはテープがたくさんあってそれを拾って行けばほぼ間違えることはありませんが、そこから南南西に仁田小屋尾根に下るあたりのテープが疎で、尾根は広く、磁石を頼らないと間違えそうです。適当なところで沢筋に下ると二俣に出て、ようやく「最奥の二俣」がわかりました。 ザイルは使いませんでしたが、10mのお助け紐は数回使って便利でした。 |
写真
感想
2週間前、寝坊して予定していた山に行けなくなったので、かねてより考えていた、和名倉山を沢からアタックするための偵察として岩穴沢出合まで行き、だいたいの概念をつかんだつもりではいたのですが、実際に最後まで登ってみると奥秩父の沢は想像以上に奥深く、酒と肥満で体力の衰えた私にはえらく時間がかかりました。特にツメがきつかった。登る途中で左右の大腿四頭筋が交互にクランプし、小便の色が気になりました。疲れた足で沢を下るのはまたまた危険で、途中で支点のつもりでつかまった木の幹がボキリと折れ、コケて脇腹と手をしたたか打ちました。今も痛いので肋骨を痛めたかもしれません。まあ肋骨なら折れても1ヶ月もあればつくわいなとロキソニンのんで放っています。負傷しなければ1時間、ツメを間違えなければさらに1時間短縮できたと思います。
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