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Yamareco

記録ID: 414882
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

毛無山から十二ヶ岳 チョーご機嫌

2014年03月09日(日) [日帰り]
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GPS
08:20
距離
7.9km
登り
802m
下り
811m

コースタイム

文化洞トンネル駐車場 06:50 − 08:00 1241m峰 08:10 − 09:10 毛無山 09:25 − 11:00 十一ヶ岳 − 12:05 桑留尾分岐1683m − 12:15 十二ヶ岳 12:35 − 14:25 通学路 14:40 − 15:10 駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
文化洞トンネル入口駐車場は雪かきが進んでなくあまり車は置けません。
毛無山山頂直下からの河口湖
毛無山山頂直下からの河口湖
毛無山山頂直下からの西湖
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毛無山山頂直下からの西湖
毛無山山頂
目指す十二ヶ岳はガスの中
目指す十二ヶ岳はガスの中
左右が開けた稜線歩き
三ヶ岳と四ヶ岳の間
左右が開けた稜線歩き
三ヶ岳と四ヶ岳の間
十一ヶ岳から目指す十二ヶ岳をロックオン
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十一ヶ岳から目指す十二ヶ岳をロックオン
十二ヶ岳吊り橋
十二ヶ岳への登り
夏径は手つかずで残っていた
テンション上がる〜ぅ
十二ヶ岳への登り
夏径は手つかずで残っていた
テンション上がる〜ぅ
十二ヶ岳への登りの途中から今日の全コースを振り返る
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十二ヶ岳への登りの途中から今日の全コースを振り返る
十二ヶ岳の肩
桑留尾への分岐点
大雪後人が入った気配なし
ご機嫌
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十二ヶ岳の肩
桑留尾への分岐点
大雪後人が入った気配なし
ご機嫌
無垢な十二ヶ岳
私も荒らさずに降りてきた
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無垢な十二ヶ岳
私も荒らさずに降りてきた
十二ヶ岳からの西湖
左上に富士山のはずが一日中雲の中
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十二ヶ岳からの西湖
左上に富士山のはずが一日中雲の中
桑留尾に下山

感想

2月の大雪で被害が大きかった山梨県だが、3週間も経つのでそろそろ山に入らせてもらっても許してもらえるだろうと行ってきた。
毛無山から十二ヶ岳までのデコボコの稜線で少しは雪稜の気分を味わえたらいいなと期待して行った。
もういい爺さんなんだから一歩一歩しっかり力を入れてなんてことはせず、早々にチェーンアイゼンを履いた。
そして今日は、先日ネットでポチッとやったストックの練習も兼ねている。
ちゃんと頭の中で右、左、右、左と号令かけないとうまく歩けない。
フト気が付くと、ストックを右手に2本揃えて持って歩いている。
人気の毛無山は当然ラッセルは入って居るだろうと想定していたが、あまりの足跡の多さに、これでは十二ヶ岳への稜線歩きもトレースが入ってしまっているなと早くも諦め気分になった。
毛無山の山頂からは、正面にドッカーンと大きな富士山が見えるのだが、今日は残念ながら裾野も見せてくれない程の雲の中にある。
その毛無山の山頂から十二ヶ岳方面へはかなりの人の足跡が残っている。
しかも行く人来る人両方向の足跡が残っている。
そのトレースに導かれて一ヶ岳、二ヶ岳と進んでいった。
さすがに稜線なので左右の谷が開けて気分良く歩けるし、トラロープも出てくるなど多少の変化もあって退屈しない。
地形図でも分かるとおり十一ヶ岳は結構登って結構下る。
下りきった十二ヶ岳とのコルは鉄板の釣り橋が架かっている。
それを渡って左手にでる。
トレースはさらに左へ進んでいるような。
でもここは右でしょう、とトレースを無視して一段上へでた。
そのうち左からトレースが合流するだろうと手つかずの急な雪尾根を登っていく。
ときどき左を覗き込んでトレースを捜すがどうも見つからない。
じゃあ、当分、この急な雪尾根を一人ラッセル入れさせてもらえる訳?とテンション上がる。
縦走路の最後のピークへの登りで、標高差が150mと一番長い登りで、今は雪で隠されているけれど夏径はほとんどがトラロープと思われる痩せた急な尾根を一人ラッセルを楽しませてもらえるなんてあり得ないでしょう。
邪魔なストックを両手首にぶら下げ、イマイチ信頼できないチェーンアイゼンを蹴りこんで一歩一歩高度をかせいでいく。う〜ん、たまらん。
こんなシチュエーションをプレゼントされるなんて、お中元とお歳暮と誕生祝いとクリスマスプレゼントを一緒に頂いたようなもの、嬉しくってたまらない。
登り切った山頂は、大雪以降誰もまだ人は入っていないようだ。
いやー、楽しい雪稜を遊ばせてもらった。
ありがとう。
しかもこのあと桑留尾への下降も楽しめた。
桑留尾への下降径の入口は分かるが、その先は、急な斜面で複雑な地形。
元々、ルートが分からなくなる程雪が降る所ではないからか、雪山用のピンクテープは皆無に近い。
トラロープも今日はほとんどが雪の中に埋まっている。
どこが径やらサッパリ分からない。
それまでザックの天蓋に入れていたスマホをレインウェアのポケットに入れて、GPSアプリの地図ロイドで現在地を確認しながら降りてきた。
径を間違わずに無事の下山をありがとう地図ロイド。

それにしても久々に楽しめた山だった。

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