三頭山（↑笹尾根↓浅間尾根）〜春は人も花も賑やか【70】

2022年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 10:14
• 距離: 32.2km
• 登り: 2,318m
• 下り: 2,316m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:51
• 休憩: 1:18
• 合計: 10:09

距離 32.2km 登り 2,319m 下り 2,326m

5:07 上川乗バス停
5:58 浅間峠
6:32 日原峠
6:44 土俵岳
7:08 小棡峠
7:12 入沢山
7:24 7:25 丸山
7:33 笛吹峠
7:47 藤尾分岐
7:57 7:58 笹ヶタワノ峰
8:16 8:17 田和峠
8:31 西原峠
8:36 8:40 槇寄山
8:55 クメケタワ
9:17 9:18 ハチザス沢ノ頭
9:29 大沢山
9:33 9:34 三頭山避難小屋
9:37 ムシカリ峠
9:49 10:34 三頭山西峰
10:36 御堂峠
10:39 三頭山
10:43 10:45 三頭山東峰展望台
11:00 11:03 見晴し小屋
11:21 鞘口峠
11:36 栂ノ尾
11:43 11:44 砥山
11:52 戸沢峯
12:10 浅間尾根駐車場
12:18 御林山
12:25 12:26 仲の平分岐
12:40 数馬峠
12:57 13:06 数馬分岐
13:12 猿石
13:23 13:24 一本松
13:38 石宮ノ頭
13:45 13:46 人里峠
14:02 浅間嶺
14:07 14:10 浅間尾根休憩所
14:11 浅間嶺展望台
14:32 14:33 浅間嶺展望台
15:14 15:16 上川乗バス停
15:16 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

「上川乗バス停」横の村営上川乗駐車場を利用。4台分のスペースあります。トイレもありましたが、夜は電気がついていませんでした（ライト必要？）。
手漕ぎ井戸、ベンチなどあり、のどかな良い雰囲気です。

コース状況／危険箇所等

全体的によく整備された、安心な登山道です。特に尾根筋は傾斜も緩やかで歩きやすいです。雪も残っていませんでした。
三頭山の周辺は道が入り組んでいるので、都民の森の園内マップなど持っていると迷わずに歩けそうです。
鞘口峠から浅間尾根駐車場の間に、若干の崩れ個所や危険個所もありますが、そもそもこのあたりを歩く人も少なそうな…山に慣れている方なら、注意して歩けば問題ないレベルだと思います。

写真

4/10 5:02

久しぶりの車中泊。からのスタートです。

4/10 5:03

バス停から一段高い場所が駐車場になっていました。夜に1台、やはり車中泊の車がありましたが、4時前には撤収されたよう。

4/10 5:05

民家のお花がキレイ。まだ暗いので帰りに期待。

4/10 5:15

しばらく車道を登り、路肩が広くなったところ（チェーン装着のためのスペース）に登山口。

4/10 5:16

しっかりとした橋が架けられたり…

4/10 5:26

石が積まれていたりと、至れり尽くせりの道。参道のように歩きやすい。

4/10 5:52

日が出てきました。今日はお天気がよさそう。尾根筋に出るまでは少し傾斜がありますが、それほど厳しくはありません。

4/10 5:57

浅間峠には立派な東屋。ここからは笹尾根歩き。

4/10 5:58

木に綱が回されていたので、御神木でしょうか。

4/10 6:10

実に歩きやすいです。

4/10 6:23

明るく幅広な場所が多かったです。枯葉で道が見えにくかったりもしましたが、迷うほどではなく。

4/10 6:32

峠ごとに分岐があるけど、基本的には直進。

4/10 6:45

4/10 7:01

たまにはちょっとした傾斜もあるけど、すぐ終わっちゃいます。

4/10 7:11

4/10 7:20

4/10 7:24

ゴキゲンに歩き進めています。

4/10 7:25

4/10 7:34

4/10 7:49

スタートから3時間ほど。未だすれ違いゼロ。

4/10 8:02

お、見晴らしの良い場所に出ました。ここまで、枝の間からは富士山が見えていましたが、開けていたのはここが最初です。

4/10 8:03

まだ頭だけ。

4/10 8:03

4/10 8:17

4/10 8:17

4/10 8:18

4/10 8:20

危険個所も無い、実にのどかなルートです。

4/10 8:21

（さすがにちょっと飽きてきたかも…）

4/10 8:32

4/10 8:34

それにしても暖かいです。水分の減りも早い。途中で水の移し替えをしました。

4/10 8:35

4/10 8:35

少し標高が高くなってきたかな。富士山のお姿が、ちょっぴり下まで見えるようになってきました。

4/10 8:35

4/10 8:56

槇寄山の少し先、クメケタワあたりから三頭山までは、これまでより少し急になってきます。ここまで4時間かかっているので、それなりに疲れます。

4/10 9:11

頑張るぞっっと。少々岩も出てきますが、危険という感じもなく歩けます。

4/10 9:14

三頭山に近づくほどに、人とすれ違う頻度が増えていきます。さすが人気の山ですね。

4/10 9:17

三頭大滝が気になるけど…先は長いので山頂を目指すことに。

4/10 9:18

ベンチに腰掛けてみると…

4/10 9:18

だいぶ裾の方まで見えるようになってきました。もう少し開けた場所が出てくるとイイナ。

4/10 9:25

4/10 9:29

ありゃ。せっかく開けたのに、雲がかかってきてしまった…。こんなにいいお天気なのに、あの辺だけとは。不思議だなぁ。

4/10 9:32

三頭避難小屋に到着。ここでお昼にしようかな。

4/10 9:33

日陰にまだ雪が！でもこの陽気だと、今日中にも溶けてなくなってしまうかもです。

4/10 9:34

コロナのため、使用自粛のお願いとの張り紙。お昼は山頂で取ることにしますが、ちょっと中だけ確認。

4/10 9:34

中扉があって、外扉との間にトイレがありました。トイレ付きの避難小屋は初めてかも。

4/10 9:33

部屋の中もキレイです。快適に過ごせそうですが、緊急避難時だけの利用にしましょう。

4/10 9:37

階段はありがたいけど、自分の歩幅と合わないとかえって疲れるんですよね〜。

4/10 9:49

三頭山に到着。山梨百名山の79座目になりました。山頂にはたくさんの人がいたけれど、山票の写真は簡単に撮れました。なぜなら…

4/10 9:51

すぐそばに東京の山票。皆さん、こちらの山表で記念写真を撮っておられました。山梨とは格の違いを見せつけられているようで、ちょっと悲しい…。

4/10 10:00

それはともかくお昼です。富士山の見える場所で準備開始。

4/10 10:00

山頂付近以外は雲に隠れてしまいました。雲と空が同化しつつあり、山頂だけが空に浮いているような雰囲気に。

4/10 10:00

本日の最高地点なんだけど、これだけが残念でした。

4/10 10:22

食後のお茶は、今日もカレルチャペックの紅茶。今回はミルクティーです。甘さ控えめ。

4/10 10:34

出発時にはさらに雲が…雲の海に、もうアップアップ状態。

4/10 10:35

山頂は割と広々。人は多かったですが、ベンチを使えました。下山します。

4/10 10:35

4/10 10:39

少し歩いて三頭山（中央峰）。

4/10 10:41

さらに進むと三頭山（東峰）。

4/10 10:42

展望台があったので立ち寄ってみましたが、りっぱな木が鑑賞できました。

4/10 10:42

開けた方角もありましたが、私には山の名前は分からず…

4/10 10:59

さらに奥にも展望台。このあたりでちょっと道標に惑わされて、少しウロウロしてしまいました。皆さんが持っている案内図が欲しい。

4/10 10:59

4/10 11:06

矢印いっぱいなんだもん。

4/10 11:26

ジーパンにワイシャツで登ってくる年配の方も。だいぶ疲弊しているようだったけど…グループのようなので声はかけませんでしたが大丈夫だったかな。駐車場が近いから、軽装の人も多いです。

4/10 11:33

ナカナカに興味深い解説版。時々見かける窪地は、ドリーネと言うのですね。

4/10 11:34

こういうトコ、ドリーネ。

4/10 11:38

人が多かったのは山頂近くだけ。だんだん人が少なくなって静かな山道に戻りました。

4/10 11:42

さわやかな風。眼下には湖。そして谷底からはエンジンの爆音（涙）。

4/10 11:42

通行注意との看板があったけど、このあたりかな？

4/10 11:51

4/10 11:53

浅間尾根方面にも注意の看板が。

4/10 11:58

崩落個所はココか。真新しいトラロープがありがたいです。

4/10 12:01

時々、道幅の狭い個所もあったけど、それもすぐになくなって、あとはずっと歩きやすい道に戻りました。

4/10 12:32

南側が開けた。往路は、あの尾根を歩いていたのだと思います（左から右に）。すっごい平（笑）。歩きやすかったわけだ。

4/10 12:41

4/10 12:41

分岐ごとに方向確認。時々、体感と違うなぁと思う方向へ進む個所もあったりしました。

4/10 12:44

午後に入り気温もますます上がってきたので、日影が気持ちいです。

4/10 12:46

一度林道を渡って。

4/10 12:58

ここでも水の入れ替え。この辺では、大人数のパーティーや、お子さん連れなど、色々な人とすれ違いました。

4/10 13:06

4/10 13:11

4/10 13:13

あまりに平和な道でボンヤリしてきてしまうので、花の写真でも撮ってみる。スミレの仲間かな。

4/10 13:40

家に帰ってから調べたところ、カタクリの花のようだけど、合っているだろうか。気品漂う色合い。

4/10 13:46

『人里』→「ヒトザト」ではないと思うけれど…なんて読むんだろう。なんとなく、集落に出そうな雰囲気ですね。

4/10 13:47

4/10 13:49

北側が開けました。地図で見ると、奥多摩方面の御前山・鋸山・大岳山といったあたりでしょうか。

4/10 13:50

少し角度を変えて。

4/10 13:50

それにしても気持ちの良い道です。

4/10 13:52

ちょっと振り返り気味に。雲取山とか写っていたりするのかな。

4/10 13:54

この道標はちょっと不親切。浅間嶺の山頂へ行くには右方向で、左は山頂を巻いて行くルートのようです。左が山頂のような書き方で分かりにくい。

4/10 14:01

というわけで、右に進んで無事に山頂を踏むことができました。

4/10 14:04

小さな祠。足元の小さな鳥居がカワイイ（失礼かな）。

4/10 14:04

こちらは、前に使っていたものかな。

4/10 14:06

切り株の上に小人の森。

4/10 14:07

広くて過ごしやすそうですが、このすぐ横にトイレがあって、風向きによってはすっごい臭いが…。休むタイミングの難しい場所です。

4/10 14:35

浅間尾根休憩所のすぐ横が、今回、尾根を外れて上川乗に降りるポイント。なのですが、『展望台』の文字に惹かれる…。地図で見ると、ぐるっと周回できるルートのようなので、ちょっと寄ってみます。

4/10 14:11

すぐに浅間嶺。さっきもあったけど、どういう関係かな。

4/10 14:12

そして背面に展望台。いい景色。たくさん山を歩いたら、山座同定もできるようになるかしら。

4/10 14:20

鮮やかなピンクの桜？が。あと数日で満開になりそうです。惜しい！！

4/10 14:21

散策路のような雰囲気で気楽に歩けます。

4/10 14:22

こちらの白がまぶしい桜は終わりかけかな

4/10 14:27

ここで浅間尾根休憩所の方に引き返します。

4/10 14:33

戻ってきた。すれ違った方に聞いてみたら、周回に1時間ほどとのことでしたが、30分くらいでした。

4/10 14:35

いきなり、ナカナカの坂です。下りは疲れも出てくるし、注意ですね。

4/10 15:00

15時でだいぶ暗く感じます。切れ込んで日が入りにくいのか。焦らず、でも急いで降りよう。

4/10 15:09

これもカタクリ？形は似ているけれど、ずいぶん白く感じます。

4/10 15:10

登山口に近い標高では、この白い花もよく見かけました。イチリンソウでしょうか。

4/10 15:10

民家が見えてきたら、ゴールはすぐそこです。ホッとします。

4/10 15:11

お庭の花を勝手に撮ってしまっているけど…賑やかでいいですね。

4/10 15:12

ピンボケしてしまっている。

4/10 15:12

4/10 15:14

駐車場に戻ると、2台増えていました。

4/10 15:15

4/10 15:15

駐車場わきの手漕ぎ井戸。使ってもよいそうです。ちゃんと水が出ました。

4/10 15:16

今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪）

感想

pumi3

山梨百名山の最東端、三頭山。東京方面は都民の森として整備されていますし、結構深いところまで車が入ってこられるようなので、山頂付近は軽装の方も多かったです。

今回は自宅から少し遠めの登山口となったので、前日に移動して車中泊をしました。夜は車中で晩酌、朝も自炊で、それなりに楽しくはあったのですが…荷物が増えて片付けが大変ですね。私はちょっと辛くても、早起きをして自宅出発の方が合っているかな。でも、家だと居心地が良すぎて、夜遅くまでイロイロやってしまうんですよね〜。早寝ができれば良いのだけれど、ナカナカに難しいです。

つい先日、ネットで『正しいザックの背負い方』的なものを見て、ザックに山ほどくっついている、各ベルト類の意味などを知りました。これまでは、ベルトの長さはずっと動かさずに、ただ背負うだけのものだったのですが、せっかく学んだので、記憶に残っている範囲でちゃんと調整をしてみました。……いやぁ、全然違いますね。重さが腰に乗る感じ、ザックと背中の一体感、今までとは全く異なる感じになりました。登りでは、後ろに引っ張られるような感覚がかなり改善されましたし、下りでは、重心がかなり低くなってバランスが取りやすくなった感じがします。今まで、当たり前のことをいかに疎かにしてきたかが分かりますね。道具は正しく使ってこそ効果が発揮されるということを、今更ながらに学びました。

それにしても爽やかな良いお天気。徐々に高い山にも入っていけそうで、今後の山行も楽しみになってきます。

コメント

masuko121

はじめまして<m(__)m>

地元の地名が出てきたのコメントさせてもらます。
人里→へんぼり
と読みますが、なかなか読解困難な地名ですよね。
この近くには、笛吹→うずしき
とか珍しい読み方の地名があるんですよ。

pumi3

masuko121さん
はじめまして(^o^)丿コメントありがとうございます。
へんぼり…三歩ほど歩いたら忘れてしまいそうなくらいに難しい読みですね人名・地名は難読が多いですね。「うずしき」なんて、山梨県民はほぼ100％で「ふえふき」と読むと思います（山梨にそんな地名があります）。
masuko121さんに教えていただいたので、自分でも「へんぼり」の由来について調べてみましたが、ちゃんと諸説あるのがまた面白くて…つい時間を忘れて調べてしまいそうになりました。名前だけでなく、静かな雰囲気や色とりどりの花々、素敵な場所ですね。