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Yamareco

記録ID: 4162035
全員に公開
雪山ハイキング
増毛・樺戸

察来山

2022年04月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:18
距離
12.6km
登り
511m
下り
513m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:09
合計
6:19
距離 12.6km 登り 511m 下り 513m
8:31
150
スタート地点
11:01
11:10
220
14:50
ゴール地点
四番川林道入口 0830
地図上の滝 0933-39
林道 1013
察来山 1101-10
新十津川側の支尾根 1141-50
支庁界と林道の交点 1206
支庁界上329標高点 1244-57
ルートミス開始(支尾根329標点西)1339
国道(新十津川側) 1417
四番川林道入口 1450

天候 曇り時々雪、のち晴れ。気温低め。風やや強い。
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
四番川林道入口に駐車。詰めれば何とか2台か。
青山トンネル西口付近にも駐車場所あり。
コース状況/
危険箇所等
ルートミス計三回(汗)。
ツボ足ストックで問題なし。
厚めモナカの所が多いためスノーシューのほうがやや有利かも。
曇り模様で気温低い
曇り模様で気温低い
スキーとツボ(帰り)の足跡があり。空が暗く、時折にわか雪
スキーとツボ(帰り)の足跡があり。空が暗く、時折にわか雪
スノーブリッジがまだあり
スノーブリッジがまだあり
地形図の滝で、林道歩きということで油断し、分岐を見落としていた
地形図の滝で、林道歩きということで油断し、分岐を見落としていた
真上の尾根に登るのは強引だが、それからは問題なし
真上の尾根に登るのは強引だが、それからは問題なし
山頂南面の大部分は笹が出ている。ここかなり急です。
山頂南面の大部分は笹が出ている。ここかなり急です。
山頂着。狭い。風強い。
山頂着。狭い。風強い。
北方。展望イマイチ
北方。展望イマイチ
西方。黄金山
別狩岳(南)〜別狩岳(北)方面
別狩岳(南)〜別狩岳(北)方面
ピンネシリと神居尻
ピンネシリと神居尻
壮志岳方面
尾根が南に屈曲した後は快適だったが...
尾根が南に屈曲した後は快適だったが...
踏跡が錯綜して林道に見えた
踏跡が錯綜して林道に見えた
ここもまた林道流されているね...。実は林道でも何でもない
ここもまた林道流されているね...。実は林道でも何でもない
新十津川側の林道。これスノーモービルの跡?
新十津川側の林道。これスノーモービルの跡?
林道分岐。支庁界尾根に復帰
林道分岐。支庁界尾根に復帰
振り返れば察来山山頂がきれいに見えるのが憎らしい。
振り返れば察来山山頂がきれいに見えるのが憎らしい。
支庁界尾根を南下する。時に足が沈むけどまずまず
支庁界尾根を南下する。時に足が沈むけどまずまず
林道っぽいな
ここも林道っぽい
ここも林道っぽい
しばらく、壮志岳と神居尻を見間違え、更にドツボに
しばらく、壮志岳と神居尻を見間違え、更にドツボに
さすがにヤバいと思って右手に下る。小沢に出てきたがお構いなしに下る
さすがにヤバいと思って右手に下る。小沢に出てきたがお構いなしに下る
タイムロスとしては1時間にもなってなかったのかな
タイムロスとしては1時間にもなってなかったのかな

装備

個人装備
長袖シャツ フリース グローブ(+予備) オーバーミトン ロングスパッツ 防寒着兼雨具 日よけ帽子 防寒帽 行動食 非常食 飲料 飲料(保温) 地形図 ガイド地図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) ストック 軽アイゼン(使用せず) サングラス

感想

 前回に引き続き、またルートミス3回やらかしました。てへ。

 別狩岳(北)[北側入口からアプローチ]と迷ったが、こちらが総合的にリスクが
低いとみた。上がれる所まで林道を使い、帰りは状況が許せば支庁界尾根を南下する
予定だ。
 朝、日本海側天気がイマイチらしいので、少しゆっくり出発した。曇り模様で
気温は低い。
 車一、二台分除雪されている四番川林道入口に駐車し、林道を行く。スキーと
ツボ(帰り)の足跡があり。空が暗く、時折にわか雪。
 四番川にはスノーブリッジがまだあり。別狩岳(北)にしてもブリッジ使えたかな、
等と考える。小一時間行き、山抜けで林道が流されている場所を抜けてすぐ、滝に
出た。地形図に載っている滝で、最初林道歩きということで油断し、分岐を
見落としていたらしい。
 この滝は来たことはないが見覚えがある。40年も前だと思うが、当別唯一の滝と
して、町内報の表紙に出ていたことがあったはず。名前もついていたはずだが、
検索で出てこなかったのでマイナーなままなのだろう。
 やれやれ。これで前回から通算で4連続ルートミスだ。この気温、日射なしの
ため、真上の334m標高点まで強引に斜面を登ることとする。そこから尾根伝いに
登っていき、林道着。予定ルートに復帰した。
 ここからはそのまま尾根を登るか、林道で斜面を巻き気味に詰めてから適当に
取付くのと2案あったが、懸念された林道の斜面の傾斜は緩かったし踏跡も林道を
進んでいたので、後者を選択。先人の足跡に概ね従い、林道が北進するあたりで
林道を外れて登りはじめた。正解か失敗かは雪質次第。結果としてはあまり
良くなかったような気がする。
 この山の山頂は台地の上にチョコンと急傾斜で突き出しており、直下まで
見えないが、南面の大部分に笹が出ていた。南西側の急斜面を登ったが
登りにくかった。
 山頂は強風もあって、視界もあまりよくなく、5分と居られず。
 下り、支庁界尾根をたどるが、稜線上は喬木ブッシュの為、ほぼ雪庇の根元を
行くことになった。気温から見て崩壊の懸念は少ないとはいえ、踏み抜きもあるし、
途中まで登りのルートを使うほうが良かったようだ。
 尾根が南に屈曲した後は快適に下れて、すぐに古い足跡が錯綜する林道に出た
(と思った)。ここは左に進む....、あれ、ここもまた林道流されているね。
 で、崩壊箇所?を過ぎてスマホGPSを見てみると、実はまだ林道ではなくて
一本東の尾根にわざわざ乗っていることがわかった。おりしも、大げさに言うと
急霰といった感じのにわか雪が降り始める。一息つく。
 幸い、この尾根は下っていけば新十津川側の林道に出るので、それを利用して
支庁界尾根に戻るのは容易だった。2回目のルートミスもあまりダメージには
ならなかった。
 林道分岐を経て支庁界尾根に乗る。天候は好転してきたようで、振り返れば
察来山山頂がきれいに見える。憎らしい。この尾根の展望は東側が良く、西側は
あまり効かない。主に東側の地形を読みながら進む。329標高点(支庁界上)で家に
メール。何とかルートミスは2回で済んだか?。
 もう一つ329の標高点(支尾根上)の100m手前にピンクテープがあり、正しくは、
ここが青山トンネル上への下り口である。しかし、それを確信したのは下山後だ。

  10人いれば10人が正しい選択をするだろう。が、私は間違えた(笑)。微地形を
 読みすぎて、この尾根は一本北の青山トンネルと林道入口の中間に出るものと
 推定した。家にメールした時あたりから、スマホGPSの測位が不調となったことも
 ある。
  そのまま尾根を東側へ進んで、329標高点(支尾根上)で右へ折れたのが
 青山トンネル方面とさらに勘違い。壮志岳を神居尻山と見誤ったことも加わり、
 そのうち完全にわけわかめになって、だいぶ新十津川側へ進んだところで国道に
 出た。しかもこの時点でも新十津川側か当別側かの判断がつかず、
 (傾斜が少ない場所でもあったので)国道を逆方向に進んだりしている。
  思い込みというのは恐ろしい。まあ、どう転んでも国道に出られるところで
 助かったとも言える。蛇足だけど、この辺、329標高点が3つもあるな。

 国道を歩くこと都合30分。3度目のルートミスのダメージは大きく、敗北感と
ともに車に戻った。車道歩き中にやっと気づいたが、しばしば不調になる私の
スマホGPSがダメでも、カメラのGPSは生きていたわけであり(現にログが
とれている)、カメラの緯度経度の数値とスマホの地図で現在地が特定できた
わけだ。こんな小さなことが本日の収穫か?
 下山してからカメラのGPSログを見るまでの間はちょっと楽しみでもあった(笑)。

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