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Yamareco

記録ID: 6667842
全員に公開
雪山ハイキング
増毛・樺戸

市町界から察来山

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:16
距離
19.2km
登り
813m
下り
814m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
0:31
合計
9:16
距離 19.2km 登り 814m 下り 814m
7:09
334
五番川乗越林道入口
12:43
13:03
103
14:46
14:57
88
四番川林道入口
16:25
五番川乗越林道入口
五番川乗越林道入口 0638-0709
尾根に乗る 0826
・489 0913
浜益川源流?コル 0926-36
・621 1022-35
当別町北端付近 1129-43
察来山 1243-1303
四番川沿い 1405-13
四番川林道入口 1446-57
五番川乗越林道入口 1625
天候 晴れ。昼過ぎより曇り。風弱い。
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R451の五番川(北)乗越林道入口に駐車。察来山から下山後はR451を戻る
コース状況/
危険箇所等
R451から市町界への登りは稜線直下の雪が切れており苦戦。(感想参照)
スノーシューは当別町界最北部より使用。察来山登降時は外す。
・604〜・545間はGPS利用を推奨。視界不良時に読図で突破するのは難度高そう。
察来山は南西面に雪がなく、北西面を登降。
正面の山腹から尾根に登るのだが雪がない....
正面の山腹から尾根に登るのだが雪がない....
374三角点と・456の中間に入る沢。標高350付近まで上がる
374三角点と・456の中間に入る沢。標高350付近まで上がる
そこを突破すれば何とかなりそうだが、突破できない
そこを突破すれば何とかなりそうだが、突破できない
辛いトラバースを続けて東の尾根に出た
辛いトラバースを続けて東の尾根に出た
ガスは次第に消えている
ガスは次第に消えている
・489を目指す
やや細く、雪も切れがちで北を巻きたくなったが、辛抱して
尾根上を行き多分正解
やや細く、雪も切れがちで北を巻きたくなったが、辛抱して
尾根上を行き多分正解
・489越えると穏やか
・489越えると穏やか
・621ピークも見えてきた
・621ピークも見えてきた
浜益川の源流
黄金山見えてきた
黄金山見えてきた
・621へ上る
展望が良い・621のピーク。丁度増毛山塊が全容をほぼ現す
展望が良い・621のピーク。丁度増毛山塊が全容をほぼ現す
察来山。左富士形山?
察来山。左富士形山?
別狩岳(北)方面
手前の半分雪が落ちているのが昨年行った知来岳
手前の半分雪が落ちているのが昨年行った知来岳
逆光ですが神居尻山
逆光ですが神居尻山
丸山と四番川付近。戦後緊急開拓として目を付けたのは分からんでもない
丸山と四番川付近。戦後緊急開拓として目を付けたのは分からんでもない
神居尻山出てきて、ピンネシリがあと少し
神居尻山出てきて、ピンネシリがあと少し
携帯基地局?
ケーブルは基部に巻いてありました
ケーブルは基部に巻いてありました
・604の見出し標識?
・604の見出し標識?
完全に晴れました
完全に晴れました
徳富岳、右の小さいのが富士形山
徳富岳、右の小さいのが富士形山
当別町最北端付近
当別町最北端付近
当別町最北端付近。ここからスノーシュー使用
当別町最北端付近。ここからスノーシュー使用
ピンネシリも全容現す
ピンネシリも全容現す
察来山南西面は完全に雪なし。南東面は不明だが北西面を登降することにします
察来山南西面は完全に雪なし。南東面は不明だが北西面を登降することにします
・545から林道を行く
・545から林道を行く
察来山頂到着。2年前と大違いの大展望
察来山頂到着。2年前と大違いの大展望
徳富岳も存在感ある山だけど登れそうもない
徳富岳も存在感ある山だけど登れそうもない
ピンネシリと神居尻
ピンネシリと神居尻
右端別狩岳(北)だと思います
右端別狩岳(北)だと思います
南東から察来山

装備

個人装備
長袖シャツ フリース グローブ(+予備) オーバーミトン スノーシュー ロングスパッツ 防寒着兼雨具 日よけ帽子 防寒帽 行動食 非常食 飲料 飲料(保温) 地形図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) ストック サングラス

感想

 元々の計画は、R451市町界に自転車を配置、四番川林道入口駐車で察来山
先回り、国道を自転車で走って車回収。ただしこの場合、降り口が当別川と浜益川に
挟まれた格好になるので、雪が少ない等で進めなくなった場合に詰む恐れがある。
 反対(時計まわり)の場合の下山は林道でリスクないが、自転車は登りが多くなる。
考えた末、時期も遅めなので安全策として、時計まわり、自転車はメリットが
少ないので全行程歩きとした。
 さて、早朝当別は濃霧。山間部では時間の経過もあって薄くなったが、R451
市町界付近では、正面の山腹、尾根に登るCo.300〜350mの斜面に雪がない....
 少しでも手前(東)で上がるほうが良いと考え、五番川へ乗越す林道入口に駐車。
374三角点と・456の中間に入る沢を使うことにした。標高350付近までは
登れたが、あと一歩、10mかそこらが、起きたばかりの極太根曲竹に阻まれ、
登れない。
 敗退か...と、半ばあきらめながらこれも辛いトラバースを試みる。しばらく
あがいて、そこの明るいところを抜ければ稜線かも、だめならあきらめるか...。と
抜けたところが、稜線ではなかったものの・339に伸びる支尾根で、それ以降は
問題なく進めた。
 ・489の手前がやや細く、雪も切れがちで北を巻きたくなったが、辛抱して
尾根上を行き多分正解。浜益川源流のコルを越えると今日最大の登りで、
登り切った・621のピークは展望が良い。出発したころはこのピークも雲に覆われて
いたが、この頃は増毛山塊全体でほぼ雲が消えつつある。
 612.9三角点を経由してみるが、展望は・621のほうが良い。次の・604には、
携帯の基地局と思しきアンテナがあったが、ケーブルはまだ接続されていなかった。
 このピークを下り、石狩・当別・新十津川の三市町境界点を過ぎると、地形は
ほぼ平坦になる。丸山方面から来たと思しきスノーモービルの跡もある。
 当別川源流を経て、当別町の北端を極めた。なんて書いてみると、なんだか
それっぽいが、地形はあまりにもインパクトに欠ける。町界の決定等も五万図しか
ない時代に地図上で適当にやったから、当別川の源流が新十津川町内になって
しまったのだろう。(しかもその時代、この川は「五番川」だったはず:末尾参照)
 その先も同じような地形が続くが、・545で前方が開け、そこからは察来山西へ
向かう林道を辿る。
 察来山南西面は雪がないので、スノーシューを脱いで北西面を登降。腐れ雪で
疎林なので怖くはなかったが、非常に急だ。山頂では新十津川側から途中まで
スキーで来たという単独の方とご一緒した。増毛山塊の展望は良い。2年前に
登った時は南東側からで展望もなかったので、別の山に来たような気がする。
 スノーシューを履いて、林道の一段上を行くが、雪が切れ、林道に降りざるを
得なくなった場所が急で難儀した。やはりスノーシューは急斜面の下りは苦手だな。
 以降、おとなしくほぼ林道をたどる。2年前に間違った町界を青山トンネルへ...
というのも一瞬頭をよぎったが、前日のMSMので降雨すら予想されていた時間が
近づいている。何しろ後で車道歩き1.5時間が控えているので、無理はできない。
実際に、雨こそ降らなかったものの急に曇りだした。
 四番川林道入口でデポしておいた長靴に履き替え、スノーシューや登山靴をデポ。
この長靴、東日本大震災直後の放射能汚染雨の時に急遽買ったもので、サイズも
やや小さく、畑仕事や雪除けにしか使ってない。結局足裏にがっつりマメができた。

・蛇足:消えた六番川
 かつては、当別川の名称は現在の四番川合流点で消え、左股(現在の当別川)は
五番川だったはずだ。丸山林道入口付近にあったBSの名称が「五番川」であった。
 また、現在の五番川は六番川と呼ばれ、地形図にも記載されていたし、少年の頃に
複数の方々から聞いた話でも、六番川で取ってきた山菜、等という話が聞かれたから
間違いない。1980年代の話。
 記憶によれば、当時は、当別川の水源は丸山とされていたはず。川自体が
消滅するので、消滅点に近い山にしたのであろうか。
 その後、1990年代あたりに、旧五番川→新当別川、旧六番川→新五番川に
名称変更されたと思われる。2000年のHYML初期の投稿で、既に別狩岳(北)への
ルートで五番川の名称が使われていた。
  当別川の水源が新十津川町内にあるのは変だが、多摩川の最初の一滴だって
山梨県にあるし、色んなところからの 一滴が集まって川になるわけで、文句を
つけるほどのことでもない。

 

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