頭陀ヶ平【丸尾を登り木和田尾を下る】

- GPS
- 08:33
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:27
| 天候 | 快晴 微風 但し春霞で遠望は叶わず 【気温】駐車地:12℃ 頭陀ヶ平:21℃ R201号鉄塔:24℃ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冷川林道の起点にフェンスが設けられています。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
➀丸尾はマイナールートで、寒山に山頂標識が有るのみで他に道標の類は 全くありません。古いペンキやテープが目印として残るのみです。 他にも所々一般道を外れてバリエーションルートを歩いていますが、 自己の記録としてログは公表しました。 |
写真
感想
まだ雪に覆われた坂本谷へ下ったのは3週間前だった。
少し間が空きすぎて心配だが、春の花も第二ステージ開演かも知れない。両方見られることを期待して丸尾から登ろう。
冷川林道から丸尾に入ると、谷の様子はひどく荒れていた。
散乱する倒木を跨いだり、崩れたトラバースの踏み跡に苦労したり。
やっと二股を分ける尾根に取り付くが、これがまたいきなり急登だ。
手の入っていない急斜面も東から尾根を併せるとやっと緩み、
この先は歩きやすい尾根に変わってくるので、衣類調整を兼ねた
小休止を取る。
すでに気温も10℃を越え暑くなりそうだ。梢を透かして見える山桜や
優しい色のアカヤシオ、ミツバツツジを楽しみながら、
寒山から南向きの尾根に乗り県境稜線と合流する冷川岳へ向かうと、
足元にカタクリ、枝先を黄色に染めるシロモジ、見上げる高さに
満開のタムシバと、お山は間違いなく春の第二ステージを迎えたようだ。
アカゲラのドラミングを聞きながら、胸突き八丁と思えるP906を越え、
県境稜線に合流するともう脚が止まるようなつらい登りは無い。
稜線漫歩のような気分で好展望の頭陀ヶ平、L201号鉄塔に出るが、
残念ながら春霞で遠望は叶わない。ならばこのまま鉄の平へ下り、
ゆったり広がる台地で東ボタンブチ辺りを眺めながら、のんびりと
昼食タイムにしよう。
何の花も見ることなく、苔に覆われた支尾根から静まり返った頭陀ヶ平へ
登り返し、雪の繋がった谷を一気に下り坂本谷に突き当たると果たして、
さすがに茎も葉もすっかり伸びて終盤を迎えていたが、
ヒロハノアマナやマルミノウルシが加わった福寿草の群落地は
見応え充分だった。
他に訪問客もいない無人の群生地を後に節分草のコバへ立ち寄ったが
時すでに遅し! 形にならない花ばかりだった。
前回は雪の下、今回は終末を過ぎ、花のタイミングは本当に難しいが、
アカヤシオやタムシバを見上げ、坂本谷の福寿草も見られて・・・。
春のステージも一段上がった事を実感できた頭陀ヶ平の周回だった。
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