守門岳(袴岳〜大岳) 遠足だな
- GPS
- 10:17
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【除雪終了点〜藤平山】 ・大池山取付きの尾根はグサグサ雪の急登。ツリーホールも多くジグるスペースは限りあり。今回クトーは一度も使わず。 ・大池山から先の下り細尾根で雪切れあり。左は急斜面、右はクラック、正面は藪。シールのまま藪突破。 【藤平山〜守門岳(袴岳)】 ・E1348過ぎから稜線が狭まり南東側に雪庇。1〜2列のクラックもあるので近寄らない。隠れクラック(落とし穴)もありそう。 ・山頂直下は藪。左は急斜面、右はクラック、正面は藪(急登)。シールのまま藪突破。 【守門岳(袴岳)〜大岳】 ・袴岳からシールのまま滑走し青雲岳へ登る。 ・青雲岳からコル(網張)までシール滑走。最後は藪の急斜面なのでツボでもよかった。 ・コルからアイゼンで1360まで登り、大岳までの残りはシールで登った。 【滑走】 ・母川左岸(南面)斜面はシワ、クラック多数。雪崩跡、雪玉も無い。今日時点は一応安定している様子。今後の昇温で落ちるでしょう。 ・母川底部も雪量豊富だが、E1000m付近で小滝、その後も数ヶ所の穴があり水流が見えている。 ・保久礼小屋からの登り返しはスキーを手持ちでツボ。 ・長峰付近から先で何となく南に誘い込まれそうな地形。 |
写真
感想
まこっちゃんと今シーズン初山行は守門岳。袴岳から大岳への周回とした。
駐車の事を考えて車は一台で行く事とし、2時に自宅に迎えに来てもらい出発。5時前に除雪終了点に到着したが、想像していたよりも駐車車輌は少なかった。
腹ごしらえをして5時40分に元気よく遠足スタート。
のんびりお喋りしながら進む。暖かく無風なので歩いていると汗ばむ感じ。
杉林の中をなだらかに登って行き大池山の尾根に取り付く。杉花粉爆弾が大量にぶら下がっている。恐ろしい。。。風が無くて良かった。
尾根の急登は雪がグサグサで登りにくい。まこっちゃんはツボ、自分はシールのまま登る。
大池山で景色が開けパシャパシャしながら早くもおやつタイム。
天気&景色良しとなれば、カメラ好きのまこっちゃんにとっては絶好の撮影日和なので長い遠足となりそうだ。
先の細尾根で雪切れするがシールのまま藪を突破。まこっちゃん1027の小ピーク手前で既にガス欠。相変わらずの燃費の悪さだね。途中何度か待ちながら進んで行くが1280付近で姿が見えなくなり、待つ事20分。腹減り過ぎて足が出なくなりカレーパンを補給していたらしい。
稜線はだだっ広く、袴岳も眼前に見えているので先に行くからパシャパシャしながらのんびり追ってきてね。
尾根の南東側のクラックを右に見るように進んで行くと山頂直下で藪になる。最初は藪をかわすように南西を進んでいたが最後は強引に藪を突破。
守門岳(袴岳)登頂〜。
少し風が出てきて寒くなりシェルを着込んでパシャパシャ。居合わせた登山者さんに写真を撮ってもらった。ありがとうございます。
エネ補給をしてまこっちゃんを待つ。30分以上待ち無事登頂。これからパシャパシャと休憩だね。充分休憩をしたら大岳に行くよ。
自分はシールのまま袴岳と青雲岳のコルまで滑走し、青雲岳を登ったら再びシール滑走で青雲岳と大岳のコルまで行きツボで大岳を目指す。
まこっちゃんは袴岳でシールオフ。滑走とツボで大岳を目指す事となった。
青雲岳の降りは藪もありシール滑走に難儀した。大岳への登り返しがあるのだからツボで降りればよかった。
コルでは今日何度目か判らないぐらいの休憩タイムとアイゼンに換装。
まこっちゃん大岳には行かずここから滑ろうと。。。いや、ここからだと中の高地沢で滝が出るからやめようと説得し大岳へ登る。
守門大岳登頂〜。
標柱も何も無いし誰もいない。まぁ時間も時間だしね。でも静かな山頂を二人占めできてラッキー。景色をパシャパシャしたら滑走モードに換装する。
当初は中津又岳へトラバースして行き尾根伝いに滑走して保久礼小屋を目指す予定としていたが、母川源頭から保久礼小屋まで滑れるじゃないかとなり予定変更。
中津又岳へトラバースして母川源頭へ。左岸の斜面にはシワが多いので右岸側からGO〜。
雪は緩み過ぎているが斜度があるのでスピードが出る。大回りターンですこぶる快適。1130位で沢床に降りる。シュプールは左岸をトラバースするように伸びていたが雪量豊富なので自分たちは沢芯を使いハーフパイプの様に滑って行く。上部程の斜度は無いがデブリも全く無く板も走るので楽しい。途中から所々で沢芯に穴が開いていたり、小滝が出たり、右岸左岸共にシワがクラックになっていたりと気は抜けない。
保久礼小屋からは一旦スキーを脱ぎ手持ちで登り返し、樹林の尾根を滑走して平坦地に出る。沢の左岸に沿って下っているとまこっちゃん足が売り切れて休憩の要請。
大平橋が見えたら最後は少し藪っぽい急斜面を降り、橋を渡ると登りルートと合流してスタート地点へ戻り無事下山。
春スキーはゴール時間が多少遅くなっても日没が迫るプレッシャーも少なく、悲壮感も無いのでのんびり遠足が出来る。しかし昇温による雪崩と低温による斜面の氷化のリスクをしっかり管理して行動しなければいけない。
まこっちゃん同行ありがとう。
スキーシーズは残り2ヶ月を切った。。。
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