三室山
- GPS
- 02:04
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 455m
- 下り
- 445m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・凍結箇所は皆無でアイゼンは不要。 ・泥はねは覚悟を。 |
写真
感想
職場の同僚が日本を離れる前に山に行きたいそうで、案内役を承った。いつもの奥多摩なら多少は案内できるが、2月の豪雪でとても素人を連れて行ける状況にはない。本人はトレッキングシューズはおろかスニーカーも持っていない。せめてスニーカーは用意してもらうとして、高尾山や城山は融雪で泥濘が酷くて勧められない。だがスニーカーでは残雪があるところは無理だ。おまけにきついところはしんどいと言う。
今の奥多摩で残雪が無く、ぬかるんでおらず、しんどくないコース。地図を見てヤマレコで記録をあたったところ、三室山が候補にあがった。標高差も距離も大したことはなく、帰りに吉野梅郷で観梅も楽しめる。だが行ったことはない山で、雪や登山道の状況があまり読めないので、偵察に行く事にした。
今季が終われば全ての梅を伐採すると報道されている事もあってか、日向和田駅は結構な人出で、目抜き通りは獅子舞等の出し物で賑わっていた。ただ梅は駅前以外はあまりみかけない。梅の公園は30人程の列が出来ていた。
登山口の神社脇の階段からいきなり結構ぬかるんでいる。だがその先は完全に乾いており、緩やかな杉林の山道だ。雪は無いが花も無い。まだ早いようで、冬枯れの景色なら充分に味わえる。
気温は上がり、風も冷たくない。ただ麓の梅祭りのスピーカーがうるさい。頂上手前まで勾配は緩く、道はしっかりしている。泥濘も大したことはなく、あっても回避できる。
頂上手前は流石に勾配が急になるが、1時間程度で到着した。山頂は昼前なのに20人程が休んでいた。地面は雪が残っているところもあるが、乾いているところが多く、問題なく休めそうだ。山頂は北東の方向に開けており、見晴らしは素晴らしい。
下りは愛宕尾根を取ってみる事にした。こちらは道もはっきりしない尾根の直登で、これは流石にスニーカーではきつい。電車で来ることになるから上りをこちらにして吉野梅郷に下りるのも良いかと思ったが、無理そうだ。勾配が緩めば今度は雪だまりで、20cm以上は積もっている。もう大分緩んでいるので、大きくなったツボ足の跡をずぼずぼと踏んで下りる。自分が楽しむ分には良いだろう。雪が終われば低木が茂る中に細い道が続いており、「ああこっちの方がよっぽど奥多摩らしい」と思う。靴さえ何とかなればこちらを是非勧めたいところだ。
愛宕神社の手水舎の端に腰掛け、軽く昼飯を食った。まだ12時半だ。散歩がてら吉野梅郷付近まで戻るが、梅が見当たらずがっかりした。観光地図に「梅園」とあるところも人しかいない。伐採の影響だろうか。民家の庭先にそれなりに見かけるが、まだつぼみだ。見頃になるには結構かかるかもしれない。案内をするのは来週末だが、それまでに山の花も梅も少しは咲いてくれるだろうか。
コメント
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usatosiさん、こんばんは。
愛宕尾根方面は残雪が多かったそうで。
私は、大塚山から下りたのですが、こちらも結構雪が残ってました。
やっぱり、北斜面は残る傾向にあるようですね。
今後も楽しいレコ楽しみにしてます。
コメントを頂いたにも拘らずお返事を一年もしておらず大変失礼致しました。
今年は去年程の積雪ではないようですが、お気をつけて雪山ハイクをお楽しみ
下さい。
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