剣山（道迷いで隣人滑落編）

2014年03月16日(日) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 9.8km
• 登り: 946m
• 下り: 953m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/16 8:48

今月も懲りずに行きます、剣山。
で、道路まだ凍ってる！

3/16 9:14

見ノ越に来ました。駐車場の雪山で遊んだりしてみる。

3/16 9:30

神社参拝して登山開始！

3/16 9:46

道の雪が全然減ってない！
春の兆しはどこ？！

3/16 9:50

今日の無慈悲。トンネル埋没。

3/16 9:53

左見上げるとリフト。これなら行けるかな？トレースあるし。

3/16 9:57

どうせ西島駅まで上がるんだし。
ストックしまってピッケル出して登ります。

3/16 9:57

後ろから来た男女2人もついてくるようです。ピッケル持っているようだし・ま、いか。

3/16 9:59

結構な急斜面です。滑ったら振り出しです。アイゼン踏みしめて進みます。

3/16 10:01

ネットの木道にきました。これが結構揺れる。

3/16 10:01

振り返ります。2人は見えません。

3/16 10:02

ワイヤーつかんで登ります。左腕が疲れる！

3/16 10:08

木道終わると・ありゃ、トレースがなくなってる！このまま進みましょう。

3/16 10:13

急登です。四つん這いで一気に登ります。

3/16 10:18

遥か上に西島駅が見えた！。

3/16 10:32

振り返ります。一直線の登山道〜。（いや登山道じゃないし）

3/16 10:32

西島駅に着く直前に後ろの2人が見えました。無事登れてよかった。

3/16 10:33

西島駅からの展望。今日は絶景です。

3/16 10:48

ん？見慣れた木。ともったら刀掛けの松じゃないか！誰かが腰掛けて折ってしまいそう。

3/16 10:48

正面に10人ほどのパーティーが。
しばらくのんびり付いて行きます。

3/16 11:03

時折強い風が吹きます。

3/16 11:10

山頂の剣神社方面へ。鳥居埋まってました。

3/16 11:13

ヒュッテ前も雪大盛りです。

3/16 21:11

ヒュッテ横のトイレで。
今回もトイレの戸は凍っていたのでピッケルで氷砕いて開けました。

3/16 11:30

宝蔵石神社です。

3/16 11:37

山頂に着きました。
誰もいません。

3/16 11:38

次郎笈を見ます。行きましょう！

3/16 11:50

下りで落とし穴ズボ！
下に広い空間がありそうです。怖！

3/16 21:14

いつもは心地よい稜線ですが今日は風が強くて凍えます。顔が痛い。

3/16 12:05

雪庇がまだあります。

3/16 12:18

こういうガチガチの凍結はアイゼンも刺さりにくい。

3/16 12:25

もう少しです。頑張りましょう。ネバギバッ！

3/16 21:16

着きました。山頂だけ雪がないです。

3/16 12:40

太郎を望む。

3/16 12:40

急登で鼻と涙目だった自分に葛！
突風でウインナーしなる（笑）

3/16 12:51

ちょっと威張ってみる。

3/16 12:52

しばらくしてもう一人登って来ました。
おにぎり食べてさあ下りましょう。

3/16 12:52

太郎（剣山）を見ます。

3/16 12:54

三嶺方面。

3/16 13:05

次郎への途中ですれ違った2人組×2の4人はトラバースを進んだようです。帰りはそうしよう！（これが間違い）

3/16 21:20

次郎バックに撤退写真。
これであっさり帰られるはずだったのに・。

3/16 13:28

いざトラバースへ。

3/16 13:30

て、明らかに道ちがーう！
他の道を行くことにしたのかな？トレースをたどります。

3/16 13:49

ええー！危ないていうか、付いて行ってよいのだろうか。

3/16 13:52

しかもトレースが別れたりまた合流したり・。大丈夫か？4人。

3/16 13:53

剣神社が見えました。方向的には合ってそうだけど高度が・。

3/16 13:57

4人見つけました。どうやら
道に迷ってるんですね！
ということは自分も迷ったてことで（笑）。一緒に行動することに。

3/16 14:04

上への登りがダメなので引き返す。その時です。右の黄ワカン背負った人が斜面滑落しました。
ストック刺しても止まりません。
太い木でなんとかストップしましたがビックリ。

3/16 14:21

その後おばちゃんもミニ滑落。
このおじいさん、ベテランです。微妙なリーダーシップでしたがいろいろ教わりました。

3/16 14:23

休憩小屋になんとか到着。ここまで来たらOK・・と思ったらさらに迷って引き返し！

3/16 14:31

トップは入れ替わりながら進みます。

3/16 14:31

おばさん（奥さん）が遅れるのでどうしても距離が開く。

3/16 14:38

ようやく西島駅です。駅近くの道がこんなんです。

3/16 14:41

やっと緊張がとけました。
みさなさんお疲れさまでした。自分は何もしてないですけど（笑）。しかしえらい時間がかかってしまった。

3/16 14:44

改めて、良い天気！帰りもリフト道・・。いや、もうテン場通って帰るわ（疲）。

3/16 21:27

いきなりバッタリ・。
しばらく見つめ合って
「アニー？」

3/16 14:54

どうみてもアニーです。ということはnekojigenさんが近くに？

3/16 21:26

登ったと思ったらまた下りてきました。迷ったのかな？

3/16 21:29

上にはnekojigenさん居なかったと思うよ。おいで。しばらく一緒に歩きます。

3/16 15:00

トンネル。

3/16 15:10

神社横で水を頂きます。あれ？アニーが居ない。
と、神社の前をnekojigenさんがアニー探しながら登っていきました（笑）。

3/16 15:29

帰りの道では鹿達がお見送り。

3/16 16:45

あ〜今日は歩いた事のない道ばっかりの不思議な剣だった。
温泉はいつもの木綿麻（ゆうま）温泉。400円なり。

撮影機器：

COOLPIX P300 NIKON

iPhone 5 Apple

感想

muddy329

全体的に雪は減っていますが、まだまだ雪深い場所はたくさんありました。

リフト直登はなかなか面白かったです。しっかりしたアイゼンとピッケルがあれば登れるでしょう。しかし本来は侵入禁止の場所なのでやむを得ない場合以外は行かない方がいいかもしれませんね。（おまいう）

次郎笈から西島駅までのトラバースです。
4人先行したので後を付いて行ったのですが先頭を信用した全員が道に迷ったということです。
結果論ですが自分が持っていた過去のGPSデータみながら行った方がまだ正確だったかもしれません。


（滑落）
道を探しながら高度を上げてここは進めない、ということで引き返して下りようとUターンしていた時、隣の方が滑落しました。
雪の急斜面です。滑ったのが見えて自分が「ストック！ストック！」と叫び本人も数度ストックを刺しますが止まりません。スピードがついてしまったので仰向けで対障害物姿勢をとったところ、丁度先にあった太い木の根本でうまいことストップ。
怪我もなくその場所にみなで下りて道を探しました。
あそこに太い木がなければどうなっていたやら・。

（一考）
迷ったらむやみに下りずに上に登るのは道迷いの鉄則ですが、当然登るほどに斜面は急になります。特に雪山では滑落の危険は大きくなります。しかも視界が開けるということは滑落時に止めるものが少ないということにもなります。
自分の安全を考えれば知らないルートと思った時点で引き返すべきでした。しかしひょっとその先で滑落者がケガしていたら・・。
なにはともあれ、5人が無事下山できてよかったです。
もっともラッキーだったのは男性陣の中で一番未熟だった自分だけがピッケルをもっていたことかもしれないです（笑）

コメント

nekojigen

お疲れ様でした！(^^♪
墓参りの余興で（笑い）昼から遊山気分で剣山に行ったんですが、早く行った人たちはいろんなドラマがあったんですね〜！(^^♪
西島駅から鳥居の西方向にはトレース全く無かったのでまさかあっちからトラバースにアタックした人達が居たとは思いませんでした！
去年トレースに引かれ知人が行って滑りまくったそうです！( ;∀;)
トレース無い場合、余程知ってる所じゃないと登りはともかく、下りで使うのはリスク高いですね！
雪が緩んでくるこれから先は全層で雪崩れる危険があるかも！？

西穂高でプチ滑落見ましたがベテランといえども油断大敵です！
安全なルートですれ違った人達はほとんどピッケル持ってました！笑い）

こちらはアニーの捜索で西島駅下まで二度登る羽目に・・・・！|дﾟ)

muddy329

Re: お疲れ様でした！(^^♪
お疲れ様です！こちらこそご挨拶せずにすいませんでした。アニーちゃん思ったより小振りでかわいい。道でばったり、しばらく見つめ合った時は不思議な時間でした＾＾。

次郎〜西島駅のトラバースでは冬期にトレースたどったことが2度ほどあったのでたどってしましました。まあ反省点たくさんですが勉強になりました。

またお会いできるのを楽しみにしております！