御殿山(関東100):地元の愛称はおっぱい山、半袖隊長、電車・バス・フェリーを乗継いで東京湾一周(^_^)v
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 287m
- 下り
- 288m
コースタイム
東星田分岐??⇒大黒様11:50⇒高照禅寺登山口12:15
☆今日のスマホ万歩計:機器不調につき計測できず。
★新EK度数:7.77= 4.19+(239÷100)+(238÷100)÷2
→→→判定「新EK16未満 非常に楽」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | 晴れ 但し、強風・突風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
10:30山田中BS(高照禅寺登山口) 【復路】山田中BS(高照禅寺登山口)12:45⇒13:10岩井駅(内房線)13:15⇒ 13:25浜金谷(東京湾フェリー)14:20⇒15:00久里浜港(京浜急行バス)15:06⇒ 15:15京急久里浜駅(京浜急行)15:19⇒15:54横浜駅(東急東横線)16:04⇒ 16:34渋谷駅(井の頭線)16:45⇒16:48下北沢駅16:59⇒地元駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★積雪状況:全くなし。 ★道の状況:山頂を往復するだけなら危険個所なし。 但し、奥に入ると倒木があります(⇒感想欄参照)。 ★登山ポスト:なし。 ☆トイレ:高照禅寺登山口、ルート上にはなし。 ★下山後温泉:寄らず。 ★飲食店:寄らず。 ☆半袖 タイム:最初から最後まで・・・但し腕まくり。 ★半袖 出会い指数:ゼロ。 ☆半袖 驚かれ指数:1回・・・「お兄さん、半袖で元気ね!」と先輩山ガールに。 |
写真
感想
今日は昨年2月以来1年ぶりの南房総の山旅遠征二日目(=最終日)です。
初日(高宕山)の様子はこちら
⇒高宕山(関東100):石射太郎・お茶立場経由、半袖隊長、南房総で暴走の果てに女神に遭遇(*^^)v
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-417071.html
宿泊した浜金谷に近い山と言えば、鋸山の名前が真っ先に上がることは間違いなしだが、拙者は2010年2月に歩いたことがあるので今回はパスし、千葉県にある関東百名山5座のうち最後に残った御殿山を目指すこととした。
山渓「千葉県の山」を読むと、
●岩井駅から出ている富津市営バス「トミー」は国保病院BS止まりなので、そこから登山口である高照禅寺まで40分歩くか
●岩井駅前からタクシーを利用する
となっていたが、「トミー」の運行時刻表を調べると、「山田中BS」=「高照禅寺登山口」まで運行していることが分かった。
但し「トミー」は一日に四便しか運行されず、行ったはいいが帰りの便がないでは困るので、更に調べを進めると、山田中BSに10:30に到着する便で行き、逆に12:45に発車する便で戻ればよいことが分った。
すると「2時間15分」の間に頂上を往復できるか?であるが、前出ガイド本に拠れば所要2時間程度、また先週登られたばかりのmatch1128さんにも2時間あれば往復可能とのお墨付きを頂き、今年になって初登場の1号隊員共々、山頂を目指した。
「トミー」はバスと言ってもワゴンタイプで座席数は20程度の小型タイプ。出発時にはほぼ満席にて大半がハイカー。そして伊予ヶ岳登山口である「天神前BS」で大半が下車し、山田中BSまで乗っていたのは我々を含めて4名だけであった。
青空が広がり絶好のハイキング日和か!と思っていたら、予想もしていなかった強風が吹いている。時折、突風が吹き荒れる様で、登山口に立っている吹き流しが風に煽られ、真横にたなびくほど(XX番写真参照)。しかし風が止むのを待っている余裕もないので、身支度を済ませるとさっさと歩き始めた。
登山口からはコース上の中間地点である「大黒様」が見える。最初はスイセン、フキノトウ、菜の花など春を告げる山野草を見ながらダラダラとした舗装道路を上がる。河津桜も満開だ。15分ほど歩いて登山道案内図を見る辺りで舗装道路は終わり土の登山道となった。
ここからは急坂と平坦な道を繰り返しながら常緑樹と杉の入り混じった中を進むと、約25分ほどで「大黒様」に到着。大黒様は村人を見守るように座られており、伊予ヶ岳や富山(西方向)が一望できる。正面には牧場、そして東方向を覗きこむように首を伸ばすと、愛宕山に設営されている自衛隊基地のドームがギリギリで見える。愛宕山は千葉県最高峰の山だが、基地があるため自由に登ることが出来ない。そのため関東100名山にも選ばれていない。都県の最高峰なのに選ばれていないのは、愛宕山くらいではなかろうか?
大黒様からはいったん下って東星田からの道を合わせるが、通行止めのテープが渡してあった。道が荒れているのであろうか?
最後に頂上直下の急坂(ホントに急坂です)をこなし、登山口から45分ほどで御殿山山頂に到着した。小広い山頂はXXXの木で覆われているが、やはり西方向が開けており、伊予ヶ岳や富山を中心とした眺望が得られる。逆に東方向は、眺望案内図が設置されている割には木の枝葉が眺望を邪魔し、かつ大気が霞みがちのため今一つであった。
頂上滞在は10分ほど。下りは残念ながら盛りの過ぎたツバキのトンネルの中の急な階段を巻道に下り、その後は往路を忠実に辿って下山した。かなりのんびりと歩いたからか、下りも上りと変わらぬ所要45分ほどであった。
御殿山は地元ではオッパイ山と呼ばれているが、山頂部分が突起していることと、山頂に生えるスダジイとマテバシイが乳首のような樹冠を形成しているからである。ある意味ワクワクしながら登ったが、遠くから見てのオッパイであって、近くにいては他の山と何も変わらぬ山頂であり、一部のユーザー様のスリスリ期待には添えぬ結果となった(^_^)v
昨日大いに悪戦苦闘した高宕山登山とは打って変わった超のんびり登山。ガイド本に紹介されているように鷹取山や大日山まで足を伸ばせば更に2時間程度の追加となるが、今年になって初登場の1号隊員を同道しているゆえ、最初はこの程度が適当か。
単純往復しただけなので、昨日の高宕山のようには南房総の山深さ・奥深さを感じ取ることは出来なかったが、少し奥に入り込めば倒木の嵐となって歩ける状態ではないとは3/9付け12tarobatsのレコにある通りです。
なお、下山してもまだ強風は止まず、砂埃が舞い上がる始末。予定していた12:45発のバスに乗り込み、岩井駅に着いてみると、内房線は強風のため館山辺りで速度を落として運転したため全般的に遅延。浜金谷駅には強風のため「鋸山ロープウェイ運休」と掲示してあった。
浜金谷では何か海の幸を食べようかとの算段であったが、「乗船予定の東京湾フェリーが欠航したら大変だ⇒動いているうちに早く乗って帰ろう」との結論になり、後ろ髪を引かれる思いで久里浜に渡った。もちろん、船中でしたが、海上も波が高くてどんぶらこ〜どんぶらこと揺られて、酒酔いより船酔いを心配したほどであった。
久里浜港からはバスで久里浜駅に向かい、その後、横浜駅⇒渋谷駅⇒地元駅と乗り継ぎ、公共交通機関を使った「東京湾一周、関東百名山の旅」を無事に終えることが出来た。
今回はmatch1128さんと12tarobatsさんのレコを参考にさせて頂きました。有難うございました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-414488.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-413795.html
☆御殿山:関東百名山《72座目》
本当に色々なところに参上されますね
千葉の はヤマレコ登録以前に、伊予ケ岳〜富山しか訪ねたことがなく、
懐かしい風景についつい拍手喝采してしまいました
鋸山も行っておかないと・・・思いつつ、なかなか出動できません
タフな隊長ご夫妻を見習わなくては・・・
無計画、あるいは手当たり次第、もしくは出たとこ勝負とも申しますので・・・(*^^)v
もともと千葉は山ではなく海のイメージですから、なかなか登山・ハイキングに行こうと思っても、だから千葉へ・・・とはなりませんね。
拙者も関東100名山巡りの一環として計画しましたから。
今回で千葉県の関東100は終了しましたが、「房の大山」や「花嫁街道」、「清澄山」などをご推薦頂いているので、次の目標にします。
但し、いつ、行けるか?
隊長
三宝山も関東百に入っておりません
すぐ隣が甲武信という不運から来るものですが…
あと28番の東屋から反対方向を見れば外房の海も見えたはずですが、写真がないのはそそくさと下りられたせいでしょうか??笑
確かに仰せの通りで、ウィキペディアに拠れば・・・
☆三宝山(さんぽうざん)は埼玉県秩父市と長野県南佐久郡川上村の境にある標高2483mの山で、奥秩父山域にある。
☆甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、奥秩父山塊の主脈の中央に位置する。
⇒すぐ隣の三宝山のほうが標高が僅かに高い。
先日、甲武信岳の【過去レコ】をアップしたばかりなのに・・・
東屋から南方向は背伸びしながら枝葉の間から覗いたのですが、肉眼では山や海は見えたものの、逆光と春霞で白っぽく、こりゃ写真を撮ってもダメだ・・・と思って止めました。
隊長
単独行ではないので、愛方 を気遣いながらのハイキングでしたね
暖かい地域はスダジイ・マテバシイの樹木が多いです
それが独特の景観を醸し出しているかと思いますが・・・
今度、房(乳房ではありませんよ )の国を訪れることがあったら、外房側の花嫁・花婿街道を是非歩いて下さい
新日本100名山に選定されてますし
確かに常緑樹の多さが際立ちますね、房総の山は。
常緑樹の葉っぱは分厚いですし、山自体がずんぐりむっくりと鈍重な感じです。
花嫁・花婿街道は背丈(標高)がない割には、定評があるハイキングコースですよね。
その珍しいネーミングもあって、既に眼を付けていますよ。
皆様のご推薦により、またまた「房総の行き先候補」が拡充しました(^_^)v
隊長
隊長こんばんわ
近くて遠い我が千葉県にようこそお越し下さいました〜m(_ _)m
強風さえなければ・・でも奥方様とまったりのお山(丘?)歩きは楽しかったこととお見受けいたしました〜
前日の高宕山のレコも拝見いたしました!倒木・倒木・倒木そして道が消える
房総丘陵マジックなのでしょうか?このエリア遭難の2文字は対岸の火事では決してありませんね〜
昨年、足尾の袈裟丸山を登った時は背丈越えの笹薮の嵐で、ナタで刈払しながら歩くほかないと思いましたし、3/9の御殿山はチェーンソー持参すればよかったと思いました〜 それ位、房総は大木がバッタバッタ倒れてますよね!
隊長もそれを体験された事にたまげました〜 お疲れ様でした
そして、私の拙いレコをご参考いただきました事に感謝いたします
ヤマレコに参加した甲斐がありました〜 これからも頑張ります
さすがに南房総だから残雪はないだろうとは思っていましたが、大雪の影響に拠る登山道の様子(倒木・崖崩れ・閉鎖など)は気になっていました。
が、メジャールートは行政でもある程度は分っても、山屋が歩く人気薄の道となるとお手上げですね。
その点、12tarobatsさんの藪こぎレコはとてもとてもタイムリーで、すぐさま御殿山往復だけにしようと即断しました。
今回、高宕山・御殿山を訪れて改めて確認したことは、千葉(房総)の人気御三家は「伊予ヶ岳・富山・鋸山」で不動だと言うことです。
高宕山なんて、ホントにハイカーは少なかったなぁ・・・。
お茶立場ルートでは、誰にも遭いませんでしたからね。
だから人に頼れず、頼らず、自己判断能力が重要な山域なんですね。
隊長
隊長
東京湾フェリーでを渡って帰ってくるとはおつですなぁ。
以前に安房勝山の に行くために久里浜から渡ろうとしたら、乗る便から(1便前は運航していた)欠航になり急きょアクアラインで行きました。
そんなことはどうでもいいか
私は全国の高尾山、 隊長はおっぱい山巡りをするというのはどうでしょう
hamburg
渋描き隊長は全国の高尾山
隊長は全国のおっぱい山めぐりとくれば私は全国のおっぱいめぐりをしたいと思います。
東京湾フェリーが出港直前で欠航とは・・・不運だったのか?
それとも、船中で嫌な思い(荒波で揺れるは、気分悪いは・・・)をせずに済んでよかったと思うか・・?
久里浜から浜金谷に渡ったにせよ、その後、クルマを運転できないくらいに船酔いすると、こりゃ、また\(◎o◎)/!ですよ。
全国の「おっぱい山」巡りなんて・・・と思いながらもググってみると・・・ありますねぇ(@_@;)
上士幌町(北海道)
http://www.kamishihoro.jp/place/00000163
宮古島
http://ameblo.jp/utks/entry-11638104589.html
栗原市(宮城県)
http://blog.goo.ne.jp/yone201309/e/8e34e9808b03ac7fdc01e3c26fbb1c80
他にもまだまだありますよ〜。
隊長
全国の「おっぱい巡り」をどうやって・・・?と思い、ググってみました。
が、あることにはあるのですが、フィルターでロックされ到達不能。
頂上を前にして撤退を余儀なくされました。
その中で、次のような純学術的な語源探しのサイトが・・・。
http://gogen-allguide.com/o/oppai.html
おっぱい・・・、確かに不思議な言葉ですよねぇ。
隊長
電車、バス、フェリーとあらゆる公共交通機関を駆使しての
山旅ですね。調べるだけでも骨が折れる作業ではと思います。
東京湾フェリーは登山を始める前に何回か観光で房総にお邪魔
する際に利用しました。登山を始めたらなかなか縁がないです。
ニッポンの里の風景に数々の綺麗な花を見ていますと
もう春だなという感じがします。
「東京湾一周 関東百名山の旅」、
無事に完遂できましたことなによりです
東京湾フェリーを利用したの二回目ですまいらり観光ツアー客に加え、ゴルファーが多いですね。
やはり、安いのでしょうね、プレー代が。
当初は内房線を往復するつもりでしたが、1号隊員がまだ乗ったことがないので、変えました。
本人は、「泳げないのに…」と縁起でもないことを申しておりましたが(-_-#) ピクッ
今週末は栃木県の関東百名山巡りをして参りますが、それを終えると丹沢や中央沿線に復帰です。
半袖隊長
とりあえずの目標を関東百名山にしている、当方にとって大変参考になりました。当方の性格上、関東百名山を終えてからでないと、好きな山に行けないというジレンマに陥ってます。また山行は車移動ということもあり、ピストン登山が多くなり、南房総の関東百もたぶんそうなると思います。ということで南房総の山深さ・奥深さを感じる山行はさらにそのあとになりそうです。
欲をかいて、マイナールートに安易に踏み入れると、えらい目に合いそうなのが十分に分かりました。
関東(丹沢、奥多摩など)、北関東(群馬、栃木など)と植生というか雰囲気が違うようですが、三浦半島の山に近い感じなんですかね?落葉樹が極端に少ない感じなんですか?天城山とは違う感じがしますね。もっとも天城山は標高が1000m程高いからちがうのかな。
晩秋から冬の山歩きの楽しみの一つに、木の葉が落葉して、格段に眺望がよくなることがあります。
が、房総の山には当てはまらないようです。
もともと標高が低いこともありますが、常緑樹が目立ち、似たような景色が続きます。
そして濃い緑、分厚い緑は季節を感じさせません。
千葉では養老渓谷の紅葉が有名ですが、千葉では貴重な植生なのでしょうね。
今週末は、行道山・晃石山と歩いたら、丹沢や中央沿線の山に復帰です。
半袖隊長
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