宝剣岳 サギダル尾根〜南陵〜宝剣〜北陵
- GPS
- 32:00
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 296m
コースタイム
10:15 菅台バスセンター発
11:00 しらび平駅
11:10頃 千畳敷駅着
11:40 千畳敷駅出発
11:50 サギダル尾根取付
12:20 1P目(45m)雪稜トラバース hリード
13:20 2P目(40m)雪稜 pリード
14:00 3P目(45m)雪稜+ルンゼ hリード
14:40 4P目(15m)雪稜ナイフリッジ pリード 稜線へ
15:30 kk&J 登攀終了
18:00 宝剣岳山頂
18:40 宝剣山荘テン場
21:00 就寝
3/16 日曜日
5:30 起床
6:15 写真撮影
7:45 乗越より下山
8:30 千畳敷駅
8:55 千畳敷ロープウェイ
9:45 菅台バスセンター
10:00 こぶしの湯
11:00 茶そば いな垣
13:00 土岐駅
天候 | 3/15 晴れ 3/16 晴れ時々ガス 下山後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス&駒ヶ岳ロープウェイは往復3800円 詳細はコチラ→http://www.chuo-alps.com/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅内にあり 千畳敷駅〜サギダル尾根〜宝剣岳はクライミング装備が必要だと思います 下山後はこぶしの湯を利用(600円) |
写真
感想
はじめての中央アルプス・サギダル尾根トライ。
当初は西穂を予定するも、日曜日が強風予報だったので急遽中央アに変更。
それゆえ、ルートもあまり調べずサギダルへ突っ込み、
案の定ヘンなルートを進んじゃった我々4人であった。
稜線直下のルンゼは雪がスカスカで、チトびびる。
ルンゼ左手←間違い、右手のダケカンバに中間支点を取りながら、木登りさながらに登攀。
で、たどり着いたサルダギの頭ではサイコーの景色が我々を待っていた。
東西南北360度の絶景!ハラショ〜!!
ここから先、宝剣岳までは誰もいない。
つまり、ここから眺めるこの時間の絶景は、我々4人占め♥
宝剣岳までのスカイラインは適所でコンテ、スタカットを切り替えつつのんびり。
…し過ぎて、宝剣岳で日没、サギダルの頭から宝剣山荘まで2時間ちょいもかかった。
月明かりのもと、宝剣山荘近くでテントを張り、夕飯を食って21頃就寝するも
ずっと強風にテントがあおられ、ほとんど眠れなかった。
ガイラインが切れたら、テントが飛ばされるじゃん(((;゜Д゜)))ガクブル
テントのポールが折れたら、どうすっぺ(((;゜Д゜)))ガクブル
と、寝袋のなかで恐怖に震えながら、早く朝になることだけを祈っていた。
幸いにして何事もなかったが、日が昇ってからも風は収まる気配なし。
昨日は「天候次第で木曽駒ピストンでもすっぺ?」と話していたのだが、
そんな余裕もなく、ソッコーでテントを撤収して、8時前に下山することに。
乗越浄土から千畳敷へ、稜線をほんの少し下るともう無風状態。
さっきまでの寒さはどこへやら、暑い、暑すぎる!
ということで、8時半には千畳敷駅に着いてしまい、
8時55分のロープウェイに乗って中央アからドロン!
名古屋へ着いたときはまだ14時前。こんなのハジメテ。中央アは近いね〜☆
Pちゃん、JC、ありがと!
kk、今回もよくバンガッタ!
今度はどこだい?
西穂への山行を断念し、中アへ計画変更。
結果的には、ナイスジャッジだぜ、hansuちゃん☆
土曜日はともかく、アタックの日曜日はどうも天気の具合が悪いとのことで、
プチバリエーションを味わうべく、サギダル尾根から宝剣への縦走に決定。
楽大好きな僕らは、ノンビリ集合し文明の利器を使って千畳敷へ。
アプローチが近く、プチアルパインなルートは久々山に来た僕には丁度いい山行だった。
* 千畳敷〜サギダルの頭
駅からすぐ左の尾根を目指す、緩い雪稜からやがて急斜面になる。
目の前の尾根を右から登るか左から行くかで議論になったが、左の尾根を目指し、トラバースした。
雪質は良くない、表面はやや硬め、中は軟らかめ、周辺には所々クラックが走り、雪崩の危険性がある。
核心の3P目は岩登りを省略し、右の岩稜と左の岩稜の間のルンゼを騙し騙し登る。
足下は腐り雪でかなり悪い。
最終ピッチはリッジを10mのぼり稜線へ出た。
* サギダルの頭〜宝剣岳南陵
ここから縦走になるが、途中スタカットや懸垂下降したりと、ロープを使用しながら慎重に行く。
景色は最高の一言、遅くなったのは写真のせいかもしれない。
* 宝剣南陵〜山頂
南陵はとくにヤバイ箇所はないが、一つ一つの岩が大きく、のっこすのに一苦労。
kkのケツを上げるのに一苦労(汗)
気づけば、日没の6時を優に越し、月明かりが明るいクライミングになった。
*山頂〜北陵
北陵のクライムダウンは、スタカットで確保し、ルンゼ方向へ下降しながら、右へトラバース。
雪質は緩めなので気が抜けない、亀足だろうが、超慎重に下る。
hansu氏を下でSアックスビレイしていたが、下りるのが早くて追いつかない。
*宝剣山荘
真っ暗の中、宝剣山荘前に到着、風がビュービューの中、テントの設営を行った。
ペグの替わりにアックスを突き刺す、しまり雪なので、抜けずに良くもってくれた。
夜は、ひどい風で、テントで顔をぶたれるわ、テント内部の結露した雪状のものが顔に降ってくるわで、
あまりよく寝れなかった。
スノーソー持参で、もっと山荘の東斜面を切り出すべきか・・・
*日曜日
翌朝は、JCが写真を撮りに行くとのことで、外を見ると、マッチロやんけ。
キソコマへ縦走の予定だったが、あまりの風に、戦意喪失・・・
さっさと下山し、こぶしの湯を経由して、茶そば いな垣へ、
一番ノリでおいしい茶そばとソースカツ丼をいただく。
素晴らしい店内の雰囲気と接客で大満足でした、
ここのお店オススメです☆
今回もhansuちゃん、kkお世話になりました。
JCありがとう。
次は・・・・北アルプスかな??
こなさんみんばんわ、あの強風の中で宝剣にいらしたとは驚きですね。2日目は日曜日は早めに下山して正解です。急速に天候が悪化しましたよ。
相変わらず楽しくですんばらしい風景の画像を有難うござんすです。
さぁ、次は何処かな?、南アルプス・・・・
おはよーございます。
幕営地に着いた頃にはとっくに日が沈んでて、
雪が締まっていたので雪ブロックも作れず、強風にさらされまくりでした。
結果オーライとはいえ、もう少し慎重に行動すべきだったと反省しきりです(^_^;
日曜日は、下山してメシを食べた後に山を見ると見事にガスってました。
仰るとおり、早めに降りて正解だったと思います。
次は…、考え中です(笑)
いつもありがとうございます<(_ _)>
凄すぎ (爆
アザーッス☆
ご返事が遅くなりすみません。
今いま、旅行から帰ってきました。
てか、誰やねん(笑)
老犬なりか?
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