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Yamareco

記録ID: 4186868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

カラ岳〜武奈ヶ岳〜釣瓶岳 バリルート周回

2022年04月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:43
距離
17.3km
登り
1,553m
下り
1,556m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:39
休憩
1:02
合計
9:41
8:30
8:38
12
8:50
15
9:05
12
9:17
9:22
2
9:24
5
9:29
10
9:39
9:49
16
10:05
10:15
7
10:22
10:24
48
11:12
19
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29
12:00
12:01
3
12:04
12:27
3
12:30
12:32
18
12:50
12:51
31
13:22
151
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ガリバー青少年旅行村 登山者用駐車場(無料)を利用。
コース状況/
危険箇所等
カリバー青少年旅行村〜カラ岳
以前には歩く人もいたらしくテーピングも残っている。
現在は伸びた藪や倒木でルートはまともには辿れない。
シャクナゲはこれから花の季節を迎えて楽しみだが、あの強靭な茂みを通り抜けるのはとんでもない苦行だ。

釣瓶岳〜下山まで
基本テーピング等はなし。
昔は道であったろうという痕跡は時々現れる。
尾根の分岐が次々に現れ、ヤマレコアプリのGPSに助けられたが何度も支尾根に踏み入っては登り返した。
倒木も非常に多く、地形の判断が難しいところが多かった。
ガリバー青少年旅行村の登山者専用駐車場
2022年04月18日 06:07撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 6:07
ガリバー青少年旅行村の登山者専用駐車場
場内の舗装路を登りだす。
2022年04月18日 06:15撮影 by  SH-03J, SHARP
4/18 6:15
場内の舗装路を登りだす。
道路の終点から斜面を尾根に上がる。
2022年04月18日 06:27撮影 by  SH-03J, SHARP
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道路の終点から斜面を尾根に上がる。
一応歩けそうな様子。
2022年04月18日 06:31撮影 by  SH-03J, SHARP
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一応歩けそうな様子。
いい雰囲気だ。
2022年04月18日 06:39撮影 by  SH-03J, SHARP
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いい雰囲気だ。
つぼみの色が華やか。
2022年04月18日 06:46撮影 by  SH-03J, SHARP
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つぼみの色が華やか。
釈迦岳方面、稜線はガスで隠れている。
2022年04月18日 07:15撮影 by  SH-03J, SHARP
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釈迦岳方面、稜線はガスで隠れている。
この尾根はシャクナゲが目立つ。
咲いているのを発見。
2022年04月18日 07:19撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 7:19
この尾根はシャクナゲが目立つ。
咲いているのを発見。
もう少しすれば尾根全体が華やぎそう。
2022年04月18日 07:03撮影 by  SH-03J, SHARP
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もう少しすれば尾根全体が華やぎそう。
毎年覚えては次の年に忘れているタムシバ。
2022年04月18日 07:23撮影 by  SH-03J, SHARP
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毎年覚えては次の年に忘れているタムシバ。
こちらはつぼみ

2022年04月18日 07:34撮影 by  SH-03J, SHARP
4/18 7:34
こちらはつぼみ

ドウダンツツジの仲間?
2022年04月18日 07:36撮影 by  SH-03J, SHARP
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ドウダンツツジの仲間?
このシャクナゲの木は枝がとても強靭でしなやか。眺める分にはいいが、このシャクナゲが行く手を塞ぐと突破するのに苦労する。
2022年04月18日 07:42撮影 by  SH-03J, SHARP
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このシャクナゲの木は枝がとても強靭でしなやか。眺める分にはいいが、このシャクナゲが行く手を塞ぐと突破するのに苦労する。
イワウチワ
そこらじゅうに群生している。
この季節の主役の一人。
2022年04月18日 08:06撮影 by  SH-03J, SHARP
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イワウチワ
そこらじゅうに群生している。
この季節の主役の一人。
葉の形状によってイワウチワとトクワカソウに分かれるともいわれるが、よく見ても判別はむずかしい。
あえて別種に分けない説もあり、自分的にはイワウチワに統一することに決めた。
2022年04月18日 08:06撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 8:06
葉の形状によってイワウチワとトクワカソウに分かれるともいわれるが、よく見ても判別はむずかしい。
あえて別種に分けない説もあり、自分的にはイワウチワに統一することに決めた。
カラ岳山頂横で稜線の登山道に合流。
2022年04月18日 08:28撮影 by  SH-03J, SHARP
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カラ岳山頂横で稜線の登山道に合流。
カラ岳の電波塔
2022年04月18日 08:29撮影 by  SH-03J, SHARP
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カラ岳の電波塔
小休止の後八雲に向かう。
2022年04月18日 08:39撮影 by  SH-03J, SHARP
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小休止の後八雲に向かう。
バイカオウレン
2022年04月18日 08:53撮影 by  SH-03J, SHARP
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バイカオウレン
透明感のあるイワウチワ
露出を抑え目にしたら色がはっきりした。
2022年04月18日 09:19撮影 by  SH-03J, SHARP
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透明感のあるイワウチワ
露出を抑え目にしたら色がはっきりした。
2022年04月18日 09:20撮影 by  SH-03J, SHARP
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崩落個所はあちこちに。
2022年04月18日 09:21撮影 by  SH-03J, SHARP
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崩落個所はあちこちに。
ガスの隙間から琵琶湖。
2022年04月18日 09:26撮影 by  SH-03J, SHARP
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ガスの隙間から琵琶湖。
ゼニゴケの色も鮮やかに。
2022年04月18日 09:54撮影 by  SH-03J, SHARP
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ゼニゴケの色も鮮やかに。
イワナシ
2022年04月18日 11:23撮影 by  SH-03J, SHARP
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イワナシ
2022年04月18日 11:25撮影 by  SH-03J, SHARP
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ミヤマカタバミ
先週教えていただいて葉を確認したらやっぱり三角の・・・
2022年04月18日 11:34撮影 by  SH-03J, SHARP
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ミヤマカタバミ
先週教えていただいて葉を確認したらやっぱり三角の・・・
プロペラの芽
2022年04月18日 11:35撮影 by  SH-03J, SHARP
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プロペラの芽
枝に邪魔されない雪の上を歩く。
2022年04月18日 11:37撮影 by  SH-03J, SHARP
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枝に邪魔されない雪の上を歩く。
寄り道にしては遠かった
2022年04月18日 12:01撮影 by  SH-03J, SHARP
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寄り道にしては遠かった
武奈ヶ岳
2022年04月18日 12:04撮影 by  SH-03J, SHARP
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武奈ヶ岳
ショウジョウバカマ
2022年04月18日 12:30撮影 by  SH-03J, SHARP
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ショウジョウバカマ
スミレの色もきれいに撮れたかな。
2022年04月18日 12:35撮影 by  SH-03J, SHARP
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スミレの色もきれいに撮れたかな。
歩いてきたナガオ尾根。
2022年04月18日 12:37撮影 by  SH-03J, SHARP
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歩いてきたナガオ尾根。
杉の根元の質感に目を引かれる。
2022年04月18日 13:17撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 13:17
杉の根元の質感に目を引かれる。
戻ってきた釣瓶岳。
2022年04月18日 13:22撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 13:22
戻ってきた釣瓶岳。
尾根の分岐から一気に下る。
2022年04月18日 13:50撮影 by  SH-03J, SHARP
4/18 13:50
尾根の分岐から一気に下る。
昔には確かに道があったようだ。
2022年04月18日 13:52撮影 by  SH-03J, SHARP
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昔には確かに道があったようだ。
スミレ
2022年04月18日 14:00撮影 by  SH-03J, SHARP
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スミレ
2022年04月18日 14:06撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 14:06
尾根の方角が判別しにくい。
2022年04月18日 14:05撮影 by  SH-03J, SHARP
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尾根の方角が判別しにくい。
間違えて支尾根を下りアプリに指摘され、登り返す。
2022年04月18日 14:14撮影 by  SH-03J, SHARP
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4/18 14:14
間違えて支尾根を下りアプリに指摘され、登り返す。
この辺りは倒木でまっすぐ進めない。
2022年04月18日 14:31撮影 by  SH-03J, SHARP
4/18 14:31
この辺りは倒木でまっすぐ進めない。
2022年04月18日 14:33撮影 by  SH-03J, SHARP
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2022年04月18日 14:53撮影 by  SH-03J, SHARP
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川に出て尾根下りの終了。
2022年04月18日 15:25撮影 by  SH-03J, SHARP
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川に出て尾根下りの終了。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 行動食 非常食 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

先週比良から戻って地形図をぼんやり眺めているときに目についた尾根を歩いてみようと思った。
ガリバー青少年旅行村からカラ岳へ、ほぼ直登するルートが取れる。
合わせて以前から歩きたかったナガオ尾根を登り、そのまま北東に伸びる尾根を下って周回とする。
登りの尾根道は特に迷う心配はなさそうだが、最後の下りは細かい尾根の分岐が連続している。

体力トレーニングと地図読みの練習を兼ねて一日比良をうろうろしてみよう。

ガリバー旅行村からは過去一度歩いただけだったように思う。
朝の6時。施設入口にある登山者専用駐車場(ありがたい!)に車を止めて歩き出す。
林道の終点から道の脇の斜面を登って尾根に出る。
一応テーピングもあって少しホッとする。

しかしいざ登りだすと、登山道といえるものは見当たらなくなってひたすら地形を見極めながら上を目指す行動になっていた。
(今日したかったのはまさにこれなのだが)

シャクナゲがつぼみを膨らませ、いくつかもう花をつけているのもある。
これだけあれば、ずいぶん華やかな景色が見られるだろう。
いいスポットを見つけたつもりでご機嫌で歩いていたが、このシャクナゲの木は何せ枝が強靭だ。
歩く先に何度も茂みが立ちふさがる。
他の木だと枝をかき分けあてすり抜けることもできるが、このシャクナゲの木だとそうはいかない。
大きく迂回するか、這いつくばって下を抜けるか、時間のかかることこの上ない。
カラ岳にたどり着いて大きく息をついた、体力勝負のルートだった。

カラ岳の電波塔の脇で小休止のあと、八雲に向かって下り始めた。
次郎坊山まで来て地形図がないのに気が付いた。
いつもだとあきらめてそのまま進んでしまうのだが、今日は地図読みのトレーニング。
歩くルートもバリエーションだし、紙の地形図は不可欠だ。
休憩場所まで登り返すと置きっぱなしの地形図が待っていてくれた。
気を取り直してロッジ跡から八雲へ。

八雲からイブルキノコバへ向かうのは先週と同じ。
今日はそこから広谷へ、さらにナガオ尾根に上がる。
この尾根道はさっきとは違い、広くて明るくて開放感がある。
心なしか軽くなった足で山旅気分を満喫する。

釣瓶岳が左に迫り、尾根はそちらに曲がっている。予定のルートはここから支尾根に入り北東に下るのだが、時間は11時。 武奈ヶ岳の山頂でラーメンを食べたくなった。

空は朝から曇っていて、1,000mを越える稜線は時々ガスが覆っている。
武奈ヶ岳山頂も見えなかったが、2時間の寄り道をすることに決めた。

細川越えから武奈ヶ岳への登り、一部まだ雪の覆うところがあり、最後の雪を踏んで山頂へ。
上がった時には視界は確保されていたが、琵琶湖から上がってきたガスが回りの山を隠しだしている。
景色は望めないが、ここまで来て座ってラーメンをすすっていると居心地がいい。
先週の日曜日ほどの賑わいはもちろんないが、それでも数人のハイカーと言葉を交わすことができた。

のんびりできたところで再び釣瓶岳へ。
先週と違って足がつらないのは少し進歩したつもりだが、さすがにペースは上がらない。
それでも焦らずに花を見つけながらゆっくり歩く。

さっきのナガオ尾根の分岐から元の予定ルートに入る。
いきなりの下り急こう配、しかも尾根が広くて方向が見定めにくい。
さらに積み重なった倒木が行く手を阻む。
目の前の状況と周辺の地形、両方に気を配るのは限界がある。

等高線を先読みして尾根の分岐は予想を付けていたが、悪戦苦闘の間に頭から飛んでしまい、アプリの「ルートを外れてしまったようです」のアナウンスに登り返すシーンが重なる。

アプリが装備の一つとして役に立ってくれていることに納得もしながら、手に持つ紙の地形図を有効に活用できていないことが歯がゆくて複雑な心境だ。
まだまだ修行が必要なことを痛感しながら、それでもなんとか無事に下山できたのはありがたい。

レベルアップのために山から何かを教わろうとしても、学ぶ側にも資質は必要。
地形図とはもう少し仲良くなりたい。

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八淵の滝-武奈ヶ岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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