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Yamareco

記録ID: 418977
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

美濃戸口から硫黄岳(北沢ルート経由)ピストン※久しぶりの長時間山行はヘロヘロ&マメだらけ(T^T)

2014年03月22日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
22.5km
登り
1,427m
下り
1,411m

コースタイム

05:45 八ヶ岳山荘(駐車場)
06:36 美濃戸山荘
08:16 赤岳鉱泉
10:16 赤岩の頭
10:37〜10:44 山頂
10:56 赤岩の頭
11:54〜12:06 赤岳鉱泉
13:06 美濃戸山荘
13:51 八ヶ岳山荘(駐車場)

総工程時間=8時間06分(標準時間=9時間5分)
歩行距離=27.71km
標高差=1,268m
平均速度=3.42km/H
※全てGPSログより
天候
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道「小淵沢IC」→R11→八ヶ岳鉢巻道路→八ヶ岳山荘

八ヶ岳山荘有料駐車場あり(500円/日)

八ヶ岳山荘にトイレあり

道路状況:八ヶ岳山荘迄の道路は除雪されています。(ノーマルタイヤで行けると思います)
     ※美濃戸口から美濃戸山荘への道は4WD+チェーンが必要と思われます。

美濃戸高原別荘地(道路状況)
http://www.tateshina-kanko.jp/category/1805604.html

八ヶ岳山荘
http://www.yatsugatake.gr.jp/yatugatake.html

八ヶ岳アルペンナビ
http://www.tateshinakougen.gr.jp/yatu/
コース状況/
危険箇所等
1.八ヶ岳山荘周辺の駐車場は連休中という事もあり、5時にはほぼ満車。
 ※駐車場に入れない為、ほとんとが路駐となる。
2.美濃戸口から美濃戸山荘への道路は一見行けそうに見えるが2駆車はスタック覚悟でどうぞ。
3.美濃戸口から美濃戸山荘への道はアイゼンを着用する程でもありませんが
 凍結個所が多々あります。
4.赤岳鉱泉から硫黄岳への登山口はテント設営部を抜けていく形になります。
 ※入口にやや判りにくさあり(アイスキャンディーを右手に見つつ林に入ります)
5.赤岩の頭から山頂は風が強くなります。
6.登りは、赤岩の頭までストック、以下ピッケルに持ち替え
 下山は赤岳鉱泉までピッケル、以下ストックとしました。
7.赤岩の頭手前より登山道が狭くなり譲り合いが必要です。

本日の服装
1.ヒートテックシャツ+ヒートテック長袖アンダーシャツ+アンダータイツ
2.ミドルウェア+ノマドジャケット+マウンテンパンツ+ストールクルーザー(ジャケット+パンツ)+スパッツ
3.手袋=BlackDiamondグリセード+フリースの手袋+軍手
4.ニット帽+ネックウォーマー+ヘルメット
 ※ネックウォーマーと帽子で目だし帽風にした。

本日の服装の感想:身体の寒さはありません。暑い位です。
八ヶ岳山荘。駐車場はほぼ満車でしたが辛うじて停める事ができました。なお管理人には一声かけて鍵を預けて行きました。
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八ヶ岳山荘。駐車場はほぼ満車でしたが辛うじて停める事ができました。なお管理人には一声かけて鍵を預けて行きました。
美濃戸への入口です。一見行けそうな雰囲気ですがこのすぐ先でレッカーによる移動が行われており数台が足止めされていました。無理は禁物です。
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美濃戸への入口です。一見行けそうな雰囲気ですがこのすぐ先でレッカーによる移動が行われており数台が足止めされていました。無理は禁物です。
そんな風景。レッカーすら自力で移動不可?の為、手前の車がウィンチで引いていました。
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そんな風景。レッカーすら自力で移動不可?の為、手前の車がウィンチで引いていました。
美濃戸山荘。ここでアイゼンを履きました。
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美濃戸山荘。ここでアイゼンを履きました。
この時点で-10℃の表示でしたが、山頂付近で17℃になったり、10℃になったりで、正しい数字なのかよく判らなくなりました。
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この時点で-10℃の表示でしたが、山頂付近で17℃になったり、10℃になったりで、正しい数字なのかよく判らなくなりました。
陽が出始めた頃からあたり一面、たまらん風景に変貌しました。
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陽が出始めた頃からあたり一面、たまらん風景に変貌しました。
こんな橋を数回渡ります。
こんな橋を数回渡ります。
赤岳鉱泉にあるアイスキャンディー。
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赤岳鉱泉にあるアイスキャンディー。
こんな林の中を抜けていると
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こんな林の中を抜けていると
木々の間から阿弥陀岳、赤岳が見えてきます。
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木々の間から阿弥陀岳、赤岳が見えてきます。
青い空と霧氷のコントラストはいつ見ても最高です。
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青い空と霧氷のコントラストはいつ見ても最高です。
カメラを持ち替えて撮影。紺碧の空と雪の白が堪りません。
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カメラを持ち替えて撮影。紺碧の空と雪の白が堪りません。
硫黄岳山頂。
硫黄岳山頂。
下山時に真横を撮影したら、こんな傾斜でした。
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下山時に真横を撮影したら、こんな傾斜でした。

感想

2014年3月21日
3連休ではあるが、前日は爆弾低気圧の影響で暴風が吹き荒れていた為、山行は見合わせする事にした。

2014年3月22日
折角の3連休の初日をお休みとした事と、先週は幕山で梅の花見がメイン(低山&短時間)となったので
今回はロング&雪山を選定する事にした。
で、最近八ヶ岳方面を攻めているので、そのままの流れで未踏破の硫黄岳を選定。

深夜に車を走らせ現地着≒5:00だったが、駐車場は既に満車状態である。
流石に3連休だけあって前日からの入山者が多数いる模様だった。
でも、八ヶ岳山荘の片隅にスペースがあったので何とか駐車する事ができ一安心と言いたい所だが
場所的に邪魔になる可能性があったので、八ヶ岳山荘に一言言うべく玄関の扉に手をかけたが
早朝(≒登山客の出発対応など)の煩雑時間帯と重なり入口が締め切り状態だった為
ここで約30分の待ちとなってしまった。
でも路駐での不安を抱えたまま入山するよりは良いとの判断である。

さて管理人さんの了解を得たところで身支度を整え出発となったが、
美濃戸までの道中(ほぼ入口)で身動きが取れなくなった車とそれに対応するレッカー車と遭遇した。
あとから入ってきた車も身動きが取れず困り果てていた様子だった。
登山同様無理しないほうが良いと改めて思った瞬間である。

美濃戸に到着後、ここからアイゼンを着用した。
まだ未着用でも行ける雰囲気ではあるが、無理に踏ん張って
筋力を使うのを避けたかったと言う所である。
(でも今回はかなりヘロヘロおじさんになってしまいましたが……(-。-)ボソッ)

堰堤広場を過ぎた辺りから眺望が良くなる。
写真撮影の回数が増えるが、電源オン後のカメラのGPS衛星受信に
都度時間がかかりイライラしたりもしたが
既にややヘロヘロを自覚している自分にとっては良い休憩になったかもしれない。

赤岳鉱泉でアイスキャンディーを始めて見る。
クライミングしている人達がいて少しだけ見学した。
で、硫黄岳に行くべく移動をしたのだが、登山口の標識が見当たらない……のと、
テント幕営によりトレースが見えず、ここで赤岳鉱泉の周りをうろうろしてしまう。
が、そんなのは1名だけではなく、自分を含めていつしか数名の集団になっていった(←やや大げさ)。

最初の分岐は左手と聞いていたのでそっち方面に向かうが、
知らなかったら悩んでいた可能性がある(トレースは両方にある)。
いつもなら間違えても問題ないが、今日は無駄な体力は使いたくない。
と言う事でまたやっちまいました。
今回はゴーグルを落としました。
のちのち後から来たグループに拾って頂き事なきを得ましたが
何だか最近色々と落し物が増えてきたと実感しています。
なお拾って頂いた方に改めて御礼を申し上げたく思います、ありがとうございました。

赤岩の頭に着くと、下山してきた方から「風が半端じゃなくて顔が凍傷になりそう」と伺い、
顔面は完全装備?にしつつ登頂開始です。
でも自分のときはそれ程風を感じずに登頂〜下山できました。
なお風を感じるのはこの区間だけでした。
山頂での気温は相当暖かく、春山の様相でありました。
ちなみに、赤岩の頭からの下山はかなり急勾配を降りるので勇気?が必要かもしれません。

さて山頂の景色を堪能したところで即下山となります。
ヘロヘロだった身体も素晴らしい景色に癒され回復(気分的に)しましたが、
今度は途中から足のマメが気になりだしました。
下山後に靴を脱いで判明しましたが、左足の踵は完全にズル剝け○○こになっていました。
もう血だらけ状態??。。。。(ノ><)ノ ヒィ
と言う事で絶好の登山日和となった、3/23は自宅で待機となっています。
ん〜残念!

なお雪山は今回で一区切りさせて、来週からは別の視点で山に行く予定です。
候補は、「三原山」(←現地での交通費がかかりそうですが)と「吉野山」辺りですかね。

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