驚愕の満員御礼
朝8時、普段は静かな白山瀬波がドエライ事になっていた。
駐車地争奪戦が早朝から始まっていたようだ。
エイ谷松尾山登山口
春の軽装お花ハイカーや散策者が多く行き交う。
そんな人たちとはかけ離れた雪山重装備のウチら二人は場違いにも程がある超ウキまくりの存在であった。
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エイ谷松尾山登山口
春の軽装お花ハイカーや散策者が多く行き交う。
そんな人たちとはかけ離れた雪山重装備のウチら二人は場違いにも程がある超ウキまくりの存在であった。
POINT標高333m
登山口から一歩踏み入れますとヤマレコアプリの音声がしゃべり出した。
「只今の時刻は○時○分。標高333m」。
333mって東京タワーの高さと一緒ね。
ではココの場所を東京タワー登山口と命名しよう。
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POINT標高333m
登山口から一歩踏み入れますとヤマレコアプリの音声がしゃべり出した。
「只今の時刻は○時○分。標高333m」。
333mって東京タワーの高さと一緒ね。
ではココの場所を東京タワー登山口と命名しよう。
いきなり試練
本コース一番の急斜面が最初から展開しウォーミングアップもへったくれも無い。
登山道や辺りの斜面には今から旬を迎えるカタクリがビッシリよ。
イワウチワツボミ
「キャ〜!カワイイーーー
」。
お花ツボミフェチのランちゃんが奇声を上げた。
コレを可愛く撮っておいてねと指令が出た。
合格(lan)
イワウチワ
「キャ〜!コレもカワイイーーー
」。
辺りには誰もいないからといって遠慮なしに大声で奇声を上げる彼女。
心は少女そのもの。
淡いPINK
「キャ〜!
」。
あのう静かにしてちょうだいよ。
とは言っても、こんなキラキラ&キュートのお花を見せつけられると感情が抑えられなくなるのはよく分かる。
新緑&桜&雪山View
正に春の癒しの絶景だね。
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新緑&桜&雪山View
正に春の癒しの絶景だね。
タムシバ
お花は足元ばかりではなく上を見上げても素敵なのが登場する。
ヤマザクラやフジのお花と共に新緑の山肌に存在感を示す。
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タムシバ
お花は足元ばかりではなく上を見上げても素敵なのが登場する。
ヤマザクラやフジのお花と共に新緑の山肌に存在感を示す。
ブナ新緑の森
「コレよ、コレコレ
」。
森オタクの私の声が弾んだわ。
もうね、今日の私のミッションはコレに尽きるわ。
新緑フレームの松尾山大雪渓
今日の最高点の松尾山が見えたよ。
「遠いね…」とランちゃんがポツリ。
だよねー。ホントに行けんの?
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新緑フレームの松尾山大雪渓
今日の最高点の松尾山が見えたよ。
「遠いね…」とランちゃんがポツリ。
だよねー。ホントに行けんの?
中山山頂837m
第一番目のPEAKに到達した。
私の勘違いで中山山頂は937mだと思い込んでいたので思いのほか気持ちが楽になった。
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中山山頂837m
第一番目のPEAKに到達した。
私の勘違いで中山山頂は937mだと思い込んでいたので思いのほか気持ちが楽になった。
白山View展望
「おおおお〜」。
山頂からは澄んだ白山の美しい姿が得られたわ。
今日はBIGな一日になりそうだ
マルバマンサク
幸せ色の春の妖精ね。
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マルバマンサク
幸せ色の春の妖精ね。
マルバマンサク
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マルバマンサク
残雪出現
中山山頂はまだたんまりと雪が残る。
ココでアイゼン装備よ。
進みたい方向を誤ると谷側へ落ちちゃうから要注意よ。
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残雪出現
中山山頂はまだたんまりと雪が残る。
ココでアイゼン装備よ。
進みたい方向を誤ると谷側へ落ちちゃうから要注意よ。
鞍部から見た松尾山
こうして見るとかなり威圧感があり、それはまるで冬期の取立山から望む鉢伏山のような感じだ。
鞍部からは最後の380m攻めに掛かるジョ。
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鞍部から見た松尾山
こうして見るとかなり威圧感があり、それはまるで冬期の取立山から望む鉢伏山のような感じだ。
鞍部からは最後の380m攻めに掛かるジョ。
残雪不明瞭
途中なだらかで広いエリアに差し掛かるが、どこでも歩けるので進みたい方向さえ狂わなければ問題ありまシェン。
常に前方には松尾山が見えているので高い方へと突き進むべし。
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残雪不明瞭
途中なだらかで広いエリアに差し掛かるが、どこでも歩けるので進みたい方向さえ狂わなければ問題ありまシェン。
常に前方には松尾山が見えているので高い方へと突き進むべし。
迫る松尾山
だいぶ近付いてきたわね。
そのかわり斜度も増してきたわよ。
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迫る松尾山
だいぶ近付いてきたわね。
そのかわり斜度も増してきたわよ。
松尾谷尾根
尾根上を目指したいコチラの急斜面では雪がカチコチ。
アイゼン無しで挑んでいたらここで無念の敗退となっていたわ。
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松尾谷尾根
尾根上を目指したいコチラの急斜面では雪がカチコチ。
アイゼン無しで挑んでいたらここで無念の敗退となっていたわ。
松尾谷尾根合流968ポイント
松尾谷尾根に合流すると白山がドーンと迎えてくれたわよ。
ここで新たな酸素を脳に注入し一息入れるとする。
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松尾谷尾根合流968ポイント
松尾谷尾根に合流すると白山がドーンと迎えてくれたわよ。
ここで新たな酸素を脳に注入し一息入れるとする。
最終決戦
いよいよラスボスとの決戦だ。
つうてもあとは200mほどの登りよ。
なんてこたぁないわ。
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最終決戦
いよいよラスボスとの決戦だ。
つうてもあとは200mほどの登りよ。
なんてこたぁないわ。
頑張るランちゃん
無風、直射日光、急登。
「ハァハァハァ…」。
暑いしか言葉が出ない彼女。
君のHEARTもアツイかい?
何つまらん事言うとるん!
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頑張るランちゃん
無風、直射日光、急登。
「ハァハァハァ…」。
暑いしか言葉が出ない彼女。
君のHEARTもアツイかい?
何つまらん事言うとるん!
松尾山分岐目前
ランちゃん、もう一息だ。
いいか、アソコを目指すゾ!
アソコってドコぉ〜?
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松尾山分岐目前
ランちゃん、もう一息だ。
いいか、アソコを目指すゾ!
アソコってドコぉ〜?
松尾山ブンキ
やっとこさで分岐に到着した。
よう頑張った。
さてここから左に行けば松尾山山頂だが、白山の眺望が素晴らしい展望台へ向かうとしよう。
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松尾山ブンキ
やっとこさで分岐に到着した。
よう頑張った。
さてここから左に行けば松尾山山頂だが、白山の眺望が素晴らしい展望台へ向かうとしよう。
白山展望台
着いたぁ〜
松尾山山頂は眺望が乏しいからココが事実上の制覇って感じだ。
さぁ、この素晴らしい絶景を見ながら給食時間といたしましょ。
白山View展望
この眺めはタマランね〜。
と、ここでなんとガラ頭方面から登って来られた爽やかなお兄ちゃんが現れた。
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白山View展望
この眺めはタマランね〜。
と、ここでなんとガラ頭方面から登って来られた爽やかなお兄ちゃんが現れた。
笈&大笠山View
そのお兄ちゃんは深夜STARTでセイモアを出発し、ガラ頭の更に奥地にまで行っていたそうだ。
ほんとオカシイ人はどこにでもいますなぁ。
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笈&大笠山View
そのお兄ちゃんは深夜STARTでセイモアを出発し、ガラ頭の更に奥地にまで行っていたそうだ。
ほんとオカシイ人はどこにでもいますなぁ。
目指せ最高点
そのお兄ちゃんと意気投合し、食後一緒に松尾山山頂を目指す事にした。
若いお兄ちゃんが一緒だと嬉しくなったランちゃんはテンションUPよ
。
松尾山山頂大地
残雪期の松尾山山頂はとても広大さが感じられ解放感はバツグンよ。
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松尾山山頂大地
残雪期の松尾山山頂はとても広大さが感じられ解放感はバツグンよ。
シンボルのダケカンバ
残雪期の時にしか触れる事の出来ないシンボルのダケカンバを楽しもう。
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シンボルのダケカンバ
残雪期の時にしか触れる事の出来ないシンボルのダケカンバを楽しもう。
松尾山山頂定番アングル
ダケカンバを入れての白山北方稜線アングルはとても絵になるわ。
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松尾山山頂定番アングル
ダケカンバを入れての白山北方稜線アングルはとても絵になるわ。
ダケカンバブルー
その木肌の美しい白を引き立たすのは、やはりバックの澄み渡る青空よね。
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ダケカンバブルー
その木肌の美しい白を引き立たすのは、やはりバックの澄み渡る青空よね。
松尾山1163m制覇
本日の最高点GET
ココはまだ積雪がかなりあるわね。
下山開始
下山に掛かると眺望の主役は白山北方稜線となる。
左から見越山、奥三方山、大原山。
手前にガラ頭、右奥は大笠山ね。
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下山開始
下山に掛かると眺望の主役は白山北方稜線となる。
左から見越山、奥三方山、大原山。
手前にガラ頭、右奥は大笠山ね。
白山北方稜線View
ブナの幹根の穴が毛穴みたいだとランちゃんは言う。
言われてみるとそうにも見えるが、森オタクの私としてはそのようには思いたくない…。
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白山北方稜線View
ブナの幹根の穴が毛穴みたいだとランちゃんは言う。
言われてみるとそうにも見えるが、森オタクの私としてはそのようには思いたくない…。
日本海の眺望
海を眺めながらの雪山ハイクはこのお山の醍醐味ね
。
この気持ちの良い尾根をず〜っと歩くんだよ。
ちょっと一息
ここでランちゃんが大胆にもマーキングです。
失礼、GPSでの位置確認よ。
ウマヤノツボへの下山ポイントをチェックしてんの。
なんでこんな変なとこ撮っとるげん(lan)
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ちょっと一息
ここでランちゃんが大胆にもマーキングです。
失礼、GPSでの位置確認よ。
ウマヤノツボへの下山ポイントをチェックしてんの。
なんでこんな変なとこ撮っとるげん(lan)
広大な雪原歩き
松尾山山頂から1073ポイントまでの区間が一番楽しい。
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広大な雪原歩き
松尾山山頂から1073ポイントまでの区間が一番楽しい。
東屋
秋に来た時とは雰囲気が全然違うね。
秋はススキや草が生い茂り、こんな開放的な景色が得られない。
やはりこの時期が素晴らしい。
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東屋
秋に来た時とは雰囲気が全然違うね。
秋はススキや草が生い茂り、こんな開放的な景色が得られない。
やはりこの時期が素晴らしい。
北方稜線見納め
1073ポイントからウマヤノツボへ降りていくのでココで北方稜線の見納めよ。
う〜ん、確かに毛穴に見える。
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北方稜線見納め
1073ポイントからウマヤノツボへ降りていくのでココで北方稜線の見納めよ。
う〜ん、確かに毛穴に見える。
ハニーちゃん登場
なんとウマヤノツボ手前でハニーちゃんが登場よん。
大変お待たせいたしました(lan)
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ハニーちゃん登場
なんとウマヤノツボ手前でハニーちゃんが登場よん。
大変お待たせいたしました(lan)
白山展望地
午後に差し掛かると白山Viewが更に美しさを増してきた。
この辺りまで来ると辺りがザワつきはじめ今までの静けさは終わった。
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白山展望地
午後に差し掛かると白山Viewが更に美しさを増してきた。
この辺りまで来ると辺りがザワつきはじめ今までの静けさは終わった。
恐山(オンソリヤマ)888m制覇
なんでも午前中にはココで写真撮影の順番待ちの列が発生していた模様です。
ココを最後にして正解だったわ。
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恐山(オンソリヤマ)888m制覇
なんでも午前中にはココで写真撮影の順番待ちの列が発生していた模様です。
ココを最後にして正解だったわ。
シャクナゲ
瀬波のお花の人気を二分するシャクナゲの登場よ。
カタクリと共に両エースが楽しめる最高のお山ね。
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シャクナゲ
瀬波のお花の人気を二分するシャクナゲの登場よ。
カタクリと共に両エースが楽しめる最高のお山ね。
新緑のブナ林
オンソリ山山頂付近のブナ林が新緑フィーバーとなっていた。
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新緑のブナ林
オンソリ山山頂付近のブナ林が新緑フィーバーとなっていた。
癒しのひと時
皆が白山Viewにホレボレしている時に、私はコチラに夢中となっていた。
白山展望フィナーレ
今日はこのお天気に尽きますわね。
拍手ハクシュ。
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白山展望フィナーレ
今日はこのお天気に尽きますわね。
拍手ハクシュ。
タムシバ
2
タムシバ
日本一のカタクリ群生地
もうコレには何も言う事がゴザイマセンネ。
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日本一のカタクリ群生地
もうコレには何も言う事がゴザイマセンネ。
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2
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シロバナカタクリ
最後の最後でやっとこさMISSION終了出来た。
今日は全てにおいてPERFECTだった。
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シロバナカタクリ
最後の最後でやっとこさMISSION終了出来た。
今日は全てにおいてPERFECTだった。
試合終了
結構タフな山行となったが感動感激は計り知れないモノとなった。
実に充実した良い一日だった。
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試合終了
結構タフな山行となったが感動感激は計り知れないモノとなった。
実に充実した良い一日だった。
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