木曽駒ヶ岳〜3000m級の雪山に挑む〜これで日本百名山26座目！

2014年03月21日(金) ~ 2014年03月22日(土)

• GPS: 04:13
• 距離: 6.4km
• 登り: 586m
• 下り: 596m

コースタイム

8:38ホテル千畳敷-9:52乗越浄土-10:02宝剣山荘-10:18中岳山頂-10:30頂上山荘-10:51木曽駒ヶ岳山頂-11:37宝剣山荘-11:45宝剣岳手前まで-11:51乗越浄土-12:32ホテル千畳敷

天候

1日目：雪煙、強風で悪天候
2日目：前日とは打って変わって快晴で風も弱い

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き：新宿駅→高速バスで駒ケ根インター→路線バスでしらび平→ロープウェイで千畳敷駅（ホテル千畳敷で泊）
帰り：千畳敷駅→ロープウェイでしらび平→路線バスでこまくさの湯前

コース状況／危険箇所等

ホテル千畳敷からクラストした登山道が続きます。
12本爪アイゼンやピッケルは必須。
千畳敷カールは雪崩頻発地点なので直登コースは厳禁。通常の迂回コースも要注意です。
乗越浄土は40〜50度の急登でクラストしているので、登りは慎重に。下りは滑落しやすいのでもっと要注意です。
稜線に出れば、概ねアイゼンやピッケルが良く刺さり、快適な登山道が続きます。

写真

3/21 13:08

しらび平に到着。ロープウェイ乗り場へ。

3/21 13:08

天気がどうもよろしくない。

3/21 13:48

カールをもってカールに行こう（笑）

3/21 14:37

今日は強風のため、ロープウェイが予定時刻になっても動かず、日帰りの客は残念ながらここでお帰りになりました。
私を含めた宿泊客は、風が多少おさまった時に動かしてもらえました。

3/21 14:46

強風に揺られながら何とか千畳敷駅に到着。ホテルにチェックイン。

3/21 15:03

今日は強風、雪煙で無理ですね。ホテルでゆっくり待機してました。

3/22 6:23

翌日、昨日とはうって変わって景色が良く見える！これは期待できそう。

3/22 7:13

日差しも強い。朝食を済ませて、すぐに出発しよう。

3/22 7:13

外に出て、すぐに宝剣岳をアップで撮影。すごく目立ちます。

3/22 8:53

ホテル千畳敷の外は、一面銀世界。

3/22 8:53

もう登っている人がいる。

3/22 8:54

ホテルの脇から出て、いったんはカールの底に下ります。

3/22 8:54

まだ多少風は風は強い。

3/22 8:58

マッチ箱のようにホテルが見える。

3/22 8:59

あそこを登って行くのか。かなり急登。

3/22 9:45

しかし、白い宝剣岳とコバルトブルーの空は本当に美しい。

3/22 9:46

ホテルが離れていく。そしてひたすら登る。

3/22 9:46

後から多くの人が向かっています。

3/22 9:46

雪崩が頻発している所だそうで、少々怖い。

3/22 10:10

ようやく登り切り、乗越浄土と呼ばれる所へ到着。かなり登りはきつかった。

3/22 10:11

宝剣岳がより近く見える。

3/22 10:11

乗越浄土はなだらか。

3/22 10:11

しかし、看板も凍るほど。でも今日は暖かい。

3/22 10:12

岩と雪の絶景。

3/22 10:12

意外に風もなく、これは快適かも。

3/22 10:12

登山道はご覧のとおりカチカチ。12本爪アイゼンとピッケルが役に立つ。

3/22 10:12

雪に埋まった宝剣山荘へ。

3/22 10:18

芸術品のような岩。

3/22 10:19

標識は凍っている。

3/22 10:19

今日は最高のコンディションですね。

3/22 10:19

真下をのぞき込む。くわばらくわばら。

3/22 10:19

岩にびっしりと氷が付いております。

3/22 10:19

中岳方面を見る。

3/22 10:19

小屋もびっしりと氷が付着。

3/22 10:20

先っぽはエビのしっぽ。

3/22 10:22

タンクに氷が付いて雪見だいふく（笑）

3/22 10:22

紺碧の空と真っ白な山々。

3/22 10:22

いい景色が続きます。

3/22 10:24

またまたすごいエビのしっぽ。

3/22 10:28

シュカブラも至る所に。

3/22 10:37

今日は風も強くなく、美しい景色が存分に楽しめる。

3/22 10:37

氷の付き方もいろいろで、見てて飽きない。

3/22 10:38

中岳の山頂に何人か人がいる。

3/22 10:38

振り返る。

3/22 10:38

南アルプス連峰と、富士山も右の方に！

3/22 10:39

八ヶ岳連峰も良く見えます。

3/22 10:46

あれは頂上山荘ですか。

3/22 10:46

中岳は結構岩があります。

3/22 10:46

これを登って行けば。

3/22 10:48

岩稜交じりの登山道です。

3/22 11:03

お、あれが木曽駒の山頂か。

3/22 11:03

間違いないでしょう。

3/22 11:03

振り返ると歩いてきた行程が良く分かる。

3/22 11:04

やったー、木曽駒ヶ岳山頂に到着。日本百名山26座目。

3/22 11:04

森林管理局の標識も。

3/22 11:05

有名な鳥居もあります。

3/22 11:05

木曽御岳山がどーんと見えます。

3/22 11:05

乗鞍岳もくっきり。

3/22 11:05

北アルプスの山々も。

3/22 11:06

最高の景色が360度。

3/22 11:06

宝剣岳はここからでも目立つ。

3/22 11:06

すばらしいですね。

3/22 11:08

山座同定の標識も凍りつく。

3/22 11:09

そして、南アルプスと富士山。

3/22 11:10

そして、私も（笑）

3/22 11:13

伊那谷が見下ろせる。

3/22 11:13

この稜線は、今日みたいに風がないと、本当に最高。

3/22 11:13

美しい景色です。

3/22 11:14

今日登れて本当によかった。

3/22 11:14

あれは浅間山かな。

3/22 11:22

山頂で景色を存分に楽しんだので、戻ります。

3/22 11:24

中岳方面。人が増えてきた。

3/22 11:39

アリの行列みたいだ。

3/22 11:41

今日はけっこう人が多い。

3/22 11:41

この山は？

3/22 11:43

色々な形の岩。

3/22 11:51

宝剣岳。登っている。近くまでいってみる。

3/22 11:53

いや、すごく険しい。

3/22 11:54

ここは危ないかも。

3/22 11:59

反対側は、千畳敷が一望できる。

3/22 12:02

さすがにここで引き返そう。登っている人たちも玄人のようだ。

3/22 12:02

でも、こんな素晴らしい景色が見れたので満足。

3/22 12:02

こうやって見ると、中岳や木曽駒の位置が良く分かる。

3/22 12:09

宝剣岳よ。夏には登ってみたい。冬は私のスキルじゃ無理。

3/22 12:09

ホテル千畳敷が見えてきた。

3/22 12:09

さて、ここからが勝負。

3/22 12:10

カールまでこんな急な所を下ります。

3/22 12:27

滑落したら下まで一気に滑りそう。

3/22 12:28

こんな感じです。わかるかな。

3/22 12:28

いやはや。

3/22 12:28

40〜50度はあるかも。登りよりも緊張する。アイゼンをしっかり使います。

3/22 12:38

やっと下りてきた。今日は幸いにも雪崩はあまり起きていないようだ。

3/22 12:38

千畳敷カールは本当に美しい。

3/22 12:38

家族が楽しんでます。でも先は崖ですね。

3/22 12:39

カールの先はまっさかさまの崖。

3/22 12:39

ホテルまで戻ってきました。景色がすごくよかった。

3/22 14:01

下山後はこまくさの湯へ。

3/22 14:01

こまくさの湯は、登ってきた山々を眺めながら浸かることができました。満足。しかしあんな高い所にホテルがあるとは。

撮影機器：

FinePix XP70 XP71 XP75 FUJIFILM

感想

mamamiyan

今回は雪山登山の応用編ということで、木曽駒ヶ岳に登ってきました。

1泊2日で行ったのですが、1日目はあいにくの悪天候でホテルで待機。

2日目は、天気予報どおりの快晴となり、絶好の状況で登山をすることができました。

さすが3000m級の山々、景色がとても綺麗でスケールが大きい！さすが中央アルプスの中心ですね。
快適な天気のおかげで、存分に風景を楽しむことができました。

そして、アイゼンやピッケルの使い方を改めて学ぶことができました。特に乗越浄土への登り下りは、それなりの技術が要求されます。特に下山時は注意しなければなりません。過去にも滑落で事故が起きてます。

千畳敷カールは今日は穏やかでしたが、雪崩が多発する場所でもあり、緊張させられます。

ここは、ロープウェイで簡単に登れる山と思ったら大間違いで、雪山のリスクを感じることのできる山です。

でも、その分、他では見られない素晴らしい景色がここにはあります。今回、無事に登れて本当に良かったと思います。とても満足の行く山行となりました。

そして、日本百名山26座目！冬でも順調に記録を伸ばしています。

コメント

ayamoekano

mamamiyanさん、おはようございます！
おぉっ〜、ついに雪の3000m級ピークを踏みましたね♪
mamamiyanさん、凄いなぁ〜！
確かに、無積雪期の木曽駒はロープウェイで簡単に登れてしまいそうですが、積雪期はアイゼン・ピッケル等の技術が必要ですね。

木曽駒の青空と銀世界が素晴らしい！
さすがに宝剣は厳しいですね...。でも、間近で見られて何よりです。

去年の９月、数名で木曽駒に行く予定でしたが、台風で中止となり、実はまだ踏んでいないのですよ。今年こそは踏んできます。

mamamiyan

Re: mamamiyanさん、おはようございます！
ayamoekanoさん、早速コメントありがとうございます！

念願の3000級雪山登山に行ってきました。とにかく最高の一言に尽きます。

ワカン、ストックも一応持って行きましたが、今までの雪山と違い、全く使うシーンがありませんでした。

宝剣岳はザイルでビレイしないと無理そうですし、注意事項にもそう書いてあったので、行ける所まで行ってきました。でもさらに絶景が見れてこれはこれでよかったです。

ayamoekanoさんも、ぜひ今年は木曽駒へ登って来てください。別のシーズンにも訪れたいと思わせる魅力的な山でした。