阿弥陀岳 広河原中央稜→南稜 南稜登るつもりが下りてきました。

2014年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 10:23
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,458m

コースタイム

04:33 船山十字路 ゲート
05:50 ルートミスに気付き一旦引き返す
05:59 まあいっかとうことで南稜は諦めそのまま進むことに
10:22 阿弥陀岳山頂
10:42 下山開始
10:50 P4
11:05 P3
13:08 立場岳
14:21 林道に合流
14:56 船山十字路 ゲート

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

船山十字路のゲートを塞ぐように駐車している車がありました。
鹿駆除と思われるクルマが三台、ゲート通れずその後ろにそのまま駐車したため、路側帯に停めていた方がクルマを出せず立ち往生していました。
ゲートを塞ぐように駐車するのは絶対やめましょう！

船山十字路の辺りの路面は凍っていました。一旦止まってしまうと冬タイヤでもスリップしてしまいますので要注意。

早出して暗いと南稜への分岐を見を見落とすので要注意(--;

中央稜も南稜も日陰ではアイスバーンになったところがありました。アイゼンなしでは特に気を付けましょう。

南稜のP3は踵を上げずに前爪にしっかり乗って行きましょう。
特に凍っている場合に踵を上げると前爪で氷を崩してしまいます。

写真

3/23 8:21

阿弥陀岳が見えてきました。
この時点で南稜ルートへの分岐は過ぎていました。(汗

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薄暗かったのと、この明瞭なトレースに騙されました。(笑)
この辺りでは前日の雪は数センチというところ。
前日の雪でラッセルも覚悟していましたが、そんな心配はありませんでした。

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途中からは、これくらいの斜度が最後まで続きます。

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あっちの稜線を歩いているはずだったんだけど、、、

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光がキレイでした。

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船山十字路では-3℃でしたが、8時前、標高2390m地点では気温が-10℃まで低下していました。

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ギボシかな。

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このへんからはトレースはありませんでした。

ここまで靴でしっかりステップできていたし、傾斜の緩いところが無かったので、でアイゼン付けてませんでした。

アイゼンつけている間に後ろから来た方が追い抜いて行きました。
彼もノーアイゼン。

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やっと傾斜が緩んだので、アイゼンを。

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第一岩峰直下。
通常は岩峰を右へグルっと巻いていくようです。

私は、この左側を登り、その上を少し左側へ回りこんで、第一岩峰の上へ出ました。

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第一岩峰の上から。
南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍一望です！

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北アルプスもキレイに見えています。

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権現岳と南アルプス。

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中央稜側から見る阿弥陀は荒々しい。

でも、どこからどう登るの？(笑)

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トレースのない稜線を歩くのは楽しい。(^^)v

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直登はもちろん、右へも無理そう。

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キレットもそのうちに。

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御小屋尾根にも登山者が。

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岩峰を左に巻いて、ここを登っていきます。

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富士山もキレイに見えていました。

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私のコンデジではコレが精一杯。

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この右側登れたら楽しいだろうなぁ。

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南アルプス。

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中央アルプス。

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北アルプス。

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諏訪湖も。

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もう少しだ。
左が西の方。

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ピッケルの紐は邪魔なので取っ払いました。

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左側こんな切れ落ちてたんだぁ。

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中央稜はキケンだそうです。
今更そんなこと、、、(笑)

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硫黄岳と横岳。
今シーズン展望荘には結局泊まらなかったなぁ。

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横岳から赤岳。
右手前の中岳は真っ白で分かり辛いですね。

赤岳には登山者が沢山見えました。

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中岳経由で阿弥陀へ登ってくる方も沢山いらっしゃいました。

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富士山。

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山頂は-8℃でした。

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標識は頭のみ。
阿弥陀様は雪ノ下。

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北アルプス。

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権現岳。

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では、南稜を下りていきましょう。

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こういう岩峰登って行きたいけど、ちょっと無理かな。

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P3はさすがに前向きには降りられません。
結構長いし(50mくらい)固いところがあったのでふくらはぎが辛いです。

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P3が終わるとこのトラバース。

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雪庇。

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青ナギにて、樹林帯に入る前に阿弥陀を振り返り。

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権現。

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青ナギ。
この先は樹林帯。

撮影機器：

DMC-LX3 Panasonic

感想

pupooh

気持よく晴れた一日でした。
お陰で鼻の頭と頬は真っ赤に日焼けしました。
明日会社でなんか言われそう(^^;
これからは、日焼け止めも必要ですね。


本来、阿弥陀南稜へ行こうと思っていましたが、分岐点を通り越してしまいました。
一旦南稜ルートへ戻ろうとしましたが、思い直してそのまま中央稜を登ってきました。

御小屋尾根は先シーズン登ったし、下りは通ったことない南稜をチョイスしました。

中央稜は同じような斜度がず〜っと続きましたが、南稜ルートは平らな稜線が長い分斜度がキツイですね。
下りのコースにするには、膝への負担が大きい。特に私のような体重過多の者には、、、
なので無理せずゆっくり下りてきました。

前日に降った雪が心配でしたが、降雪量はそれほどではなく、適度に降ってくれたおかげで白くキレイな山々を見ることが出来ました。

船山十字路からの阿弥陀岳は、登りも下りもキツかった。
日曜日に別の山へと考えていましたが、疲れたので日曜日はゆっくりすることにしました。

コメント

whitefire

お疲れさまでした！
改めてレコ見させてもらいました。
いい景色の中、何枚も写りこんでしまい申し訳ありませんでした（笑）
しっかり保存させてもらいました。

しかし、本当にいい天気でしたね。
快晴で風も弱く最高でした。

南稜を下るとはすごいですね！
下る人もいると噂では聞いていましたが、実際にいたとは（笑）
機会があれば試してみたいと思います。（たぶん無いと思うけど。。）

pupooh

Re: お疲れさまでした！
勝手に写真に映し込んでスイマセン。
写真のよいアクセントにさせていただきました。(^^)

この時期としては空気も澄んでいて、ホント良いお天気でしたね。

南稜、そうなんですかねぇ。
御小屋尾根は先シーズンで懲りたし、辿っていないルートのほうが新鮮でいいかなと、
あまり深く考えないで下りてきちゃいました。

私は次こそ南稜を登りたいと思います。
でも、来シーズンかな？