【積雪期】阿弥陀岳南稜(行者小屋経由 美濃戸口下山)
- GPS
- 13:40
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:51
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 3:17
- 合計
- 9:37
天候 | ■12/14(土) 曇り時々晴れ🌥 気温:-13.4℃~2℃ 風速:0~7m/s ※初日は青ナギ手前の樹林帯に張ったので、風もなく 快適に過ごせた。 ■12/15(日) 曇り時々吹雪🌨 気温:-14.8℃~-8.0℃ 風速:5~18m/s ※今シーズン初めての体感温度だった…🥶 今シーズンの八ヶ岳は昨年の1~2月と同等の積雪と気温。去年の感覚で入るとしっぺ返しを喰らいます。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アイスクライミングの方の車でかなりの混雑だった。 4駆スタッドレスで駐車スペースまで登ることができた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
P2まで: 雪は少なめ。水を背負ってきて良かった P3ルンゼ: 下部は厚めの氷、薄い雪と岩のミックス。上部は吹き溜まりで、短い胸ラッセルになった P3~阿弥陀岳山頂: 雪は少なめ。風が強く、注意して進んだ 阿弥陀岳山頂~行者小屋: 一部トレースはあるものの、概ね消えていた。締まらない雪の中に岩があり、丁寧に下りた |
その他周辺情報 | ■下山後の温泉♨? 【もみの湯】 https://www.vill.hara.lg.jp/sightseeing/facility/61047.html とても気持ち良いお湯なのだが、ドライヤーが有料(5分100円)になってしまい残念…🥲 ■下山後のご褒美🍽? 【八ヶ岳 J&N オーベルジュ】 0266-75-2289 長野県茅野市玉川11400-1418 https://tabelog.com/nagano/A2004/A200403/20020053/ 相変わらずの美味しさと居心地の良さ♡ 今回は アラビアータと苺のタルトを頂きました!! |
写真
装備
個人装備 |
【一般厳冬期装備】
ハードシェル(上下)
ゲイター
インナー・アウター手袋
ゴーグル
バラクラバ
防寒装備(ダウン上下・象足・フリース・ウール帽子等)
予備着替え(アンダー・グローブ類・靴下等)
ザック
冬靴
プラティパス(2.5ℓ以上)
テルモス(計1ℓ)
食器類
ライター
山行計画書
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備バッテリー(電池含む)
GPS(スマホアプリで可)
筆記用具
ファーストエイドキット
ダクトテープ
予備靴ひも
常備薬
日焼け止め
曇り止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
カイロ
ストック(2)
シュラフ(冬期用)
シュラフカバー(任意)
スリーピングマット(冬季用)
ビニール袋(数枚(靴入れ・ゴミ袋))
靴乾燥用新聞紙(適量)
ザック用ビニール袋(各人のザックが入る大きさ)
テントシューズカバー
ビーコン
ソロ用ツエルト(テントを持たない者は所持)
非常用バーナーキット(バーナー/小コッヘル/110gガス ※メイン鍋/バーナーを持たない者は所持)
【食料品】
行動食(2)
嗜好品(適量)
非常食(500kcal程度)
【登攀装備】
ヘルメット
アイゼン
アックス(2)
アルパインハーネス
セルフビレイコード+環ビナ
ATC+環ビナ
普通カラビナ(2)
120cmダイニーマスリング+普通カラビナ(1)
プルージックコード+環ビナ
【その他】
風呂・着替えセット
前泊用マット/シュラフ
耳栓/目隠し
|
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共同装備 |
50mダブルロープ(1)
テント(ファイントラック4テン/冬張)
冬季用支点構築セット(120(240)cmダイニーマスリング・環ビナ3)(2)
150cmスリング
120cmアルヌン(3)
ブス板(2)
テントスノーアンカー(9)
120cmアルヌン(2)
Sotoバーナーヘッド
マイクロトラクション+環ビナ(2)
テント内銀マット(200cm×200cm)(1)
鍋(1.5ℓ/2ℓ)/分離式バーナーセット(1)
ガス缶(230ml×2)
ガラ袋(雪集め用/1)
水作りセット
ランタン(2)
雪落し用たわし
無線(2)
テントシューズカバー
スコップ(2)
|
感想
ここ1ヶ月体調が良くなく、山とまともに向き合えていない…
残念ながら今週もあまり良い感じではないが、今回は 後輩が冬季バリエーションルートを初めてリーダーとして登る特別な山行。その大事な山に水を差す訳にはいかないので なんとか頑張ろうと思うが、身体はなかなか言うことを聞いてくれなかった。リーダーに心配かけてしまった。
よろよろしながらも 初日は青ナギ手前まで。樹林帯の中でとても穏やかな幕営適地で メンバーは山の話で盛り上がる。
初リーダーに頑張ってもらおうとへたっぴながら食坦を引き受け、夕食は豚ロースの味噌にんにく焼きと鶏塩鍋、〆はたまご雑炊。朝食は醤油ラーメンを作る。気に入ってくれたら嬉しいのだが。
翌日の天候の安定を祈りながら早めに就寝。
翌日は朝から予報通り曇りで風も強い。今年は急に冬が来たのでまだ身体が寒さに慣れておらず堪える。その上やっぱり調子悪い…
テントを撤収すると ブルブル震えながら歩き出し、核心のP3ルンゼもリーダーがしっかりリードしてくれたおかげで 4人は無事に阿弥陀岳のピークを踏むことができた。
しかし、今回はとにかく冷えた。気温は-15℃。途中から吹雪いてくるし 最大で18m/sは吹くわで、ロープを出すルートとしてはなかなかタフな1日だった。そんな中でも落ち着いてリーダーとしての役目をやり切った後輩はとても頼もしかった。これからの彼の成長が楽しみで仕方ない。
とかなんとか 偉そうに言っている自分の体力を まずはなんとかしろよ!というオチwww
〝精進します!〟←最近こればっかり…🥲
ありがとうございました!!
東京都山岳連盟 【頂 山の会】
https://itadaki2009.wixsite.com/itadaki
今年入った山岳会で、初めて先輩方に声をかけて阿弥陀南稜へ行ってきました。
初日はお昼過ぎにテン場に着き、水作りもなくお昼寝でも…のつもりが、あれこれ話すうちに夕食に。
皆さんやっぱり山の話が好きなんですね☺️
冬は4回目だけど、寒さと風は今回が一番の厳冬期モード。カイロを貼っていても、P1辺りから手足がビリビリする💦
ルンゼのビレイでは寒さに身体を震わせますが、先輩達は落ち着いて登って行きます。カッコいい!
3ピッチ目は胸までの吹き溜まりラッセル。少しだとやっぱり楽しい😊
氷と雪と岩を一度に楽しめる、面白いコンディションでした。
ルンゼを抜けると、時折よろけそうなくらいの風。P4のトラバースを慎重に抜け、少し下ってから登り返すと誰もいない山頂に。
御小屋尾根は強風の稜線歩きが長いので、行者小屋へ下ります。中岳のコルを過ぎると、風は収まりホッとしました。
サクサク下りる若い先輩達の背中を追って何とか下山し、J&Nへ。
温かいカフェオレがご馳走✨
リーダーのイチコさんは常に冷静だったし、はなさんの手慣れたロープ捌きや登攀、けいたさんの豪華な食事などのお陰で、安心して楽しめました。
4回目の冬ルートだけどとても新鮮な山行になり、どうもありがとうございました。
ぜひまたよろしくお願いします!
歩きルーファイ、登攀ルート取り、乏しい中での支点構築、それらを低温強風のなかですること、
自分の経験不足をたくさんサポートいただき、登頂できた。
また経験を積んで阿弥陀南稜はトライしたい。
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