唐松岳 八方尾根
- GPS
- 07:07
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 964m
- 下り
- 921m
コースタイム
唐松岳山頂11:00〜11:15稜線11:25〜12:05丸山ケルン〜13:20八方ケルン〜13:50八方池山荘
天候 | 1日目 快晴 2日目 晴天なれど風強し 地吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬八方〜長野駅 ¥1,500 ゴンドラ 片道 ¥860 往復¥1,600 アルペンクワッドリフト 片道¥300 グラードクワッドリフト 片道¥300 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に難しいところはありませんでしたが、登山当日は風が強く吹き飛ばされそうでした。 視界が悪いと迷いやすいコースだと思いますので注意が必要です。 八方池山荘 1泊2食 ¥9,000 4月1日からは¥9,500のようです。 立ち寄り湯 第一郷の湯 ¥500 八方のバス停に割引券があるらしいです。 |
写真
感想
後立山連峰。
誰が名付けたのかは知りませんが
立山の後ろにあるが故に「後立山連峰」となってしまったその単純さがいいですね。
後立山連峰。
略して「ゴタテ」
この響きもいかにも通っぼくていいですね。
しかし、決して「通」ではない自分のようなトーシロが喜んで使いたがるような感じです。
今回はその「ゴタテ」の唐松岳です。
初日は単なる移動日と決めていたのでゆっくりあすざ3号で白馬へ向います。
新幹線は便利だけど味気なくやっぱり中央線のほうが楽しいのです。
信濃大町を過ぎた辺りから車窓が雪景色と変化しました。
白馬駅から八方までは近いんですね。
今回初めて白馬を訪れたのですがバスに乗ったと思ったらすぐに着いてしまって拍子抜けです。
ゆっくり出掛けてきたつもりだったのですがまだお昼前です。
なのでバス停の脇の資料館を見学します。
けれども小さな資料館なのですぐに見終わってしまいます。
なので時間はまだたっぷり残っています。
そうだスキーすることにしよう!
コンドラ近くのレンタルショップで借りて、荷物は置かせてもらいゴンドラへ向かいました。
実に十数年振りのスキーです。
コンドラとリフトを乗り継いで、今夜のお宿をチラ見して、早速滑りだしました。
元々姿勢は悪かったのですが、もうフォームはめちゃくちゃな感じです。
でも、思っていたより滑れました。
しかし上から下まで1本滑っただけでかなり疲れてしましました。
久々なので仕方ありませんがスキーがこんな体力を使うなんて…歳はとりたくないですね。
気持ちはまだ滑っていたかったんですが明日に影響があるとなんですから我慢することにしました。
スキーを返してからもう一度ゴンドラに乗って八方池山荘に向かいます。
明日までレンタルすれば最後も滑って下りれるなと思いながらも、そこまでの出費は想定外です。
この日の八方池山荘は満室でした。
さすがは3連休です。早めに予約を入れといてよかったです。
夕食はちょっとしたバイキング形式でかなり豪華でした。
この山荘は冬でもお風呂に入れるので山荘というより旅館といったほうがいいようです。
2日目
5時すぎに同部屋の3人とともになんとなく起床しました。
外はとても風が強そうです。
朝食のお弁当(本来の朝食は7時からです、早出したい場合はお弁当に変えてもらえます)を
食べているうちにだんたん明るくなってきました。
風は強そうですが、とりあえす行けるところまで、ということにして出発しました。
石神井ケルン、第2ケルンと順調に歩を進めます。
その次の八方ケルンで一息入れて、さらにその先を進みます。
強風の中、飛ばされないように一歩一歩アイゼンを利かせて登ります。
第3ケルンからはさらに強い風が吹いており、振り返るとほとんどの方は引き返しているようでした。
登るべきか非常に悩みましたが、視界は良好だったのであともう少しだけガンバってみることにしました。
もう引き返そう、いやもう少しだけ。
そんなことを繰り返しているうちになんとか稜線に辿りつ着きました。
剱岳が目の前に聳えます。
素晴らしい景色が広がります。
登っている時は稜線まで行ければ十分と思っていましたが、
唐松のピークまではあとわずかです。
やっぱり山頂に立ちたと欲がでてきました。
こころなしか風も少しは弱くなった(と思い込んで)
ピークを目指すことにしました。
今まさに北アルプスの稜線を歩いている!
雪のアルプスを歩いているのです。
まさに至福の時間です。
山頂からは先に到着したパーティが手を振ってくれました。
同部屋だった3人組です。
私のことを待っていてくれたようでとても嬉しく思いました。
3人組が先に下りてからしばらく経ったのち、私も下山を開始いたしました。
第3ケルン周辺は午前中よりさらに強い風が吹いていましたが無事に下山することができました。
とにかく中身の非常に濃い、とても充実した2日間でした。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
こんにちは、201号室でご一緒させてもらった者です。
僕のヤマレコにコメントありがとうございました!そして、お互いに無事に登頂できて本当に良かったです。ありがとうございました。
僕もあれほどの暴風はほとんど経験なくて、途中でツアーの方たちが撤退し始めたときにはどうしようかと思いました。
過酷な状況下でしたが、今思えば諦めないで良かったと思います。山頂からの立山連峰は本当に感動的な光景でした。
またどこかの山でお会いできたらいいですね!
暴風の中での唐松岳登頂、お疲れ様でした。
MiyaJunさん、コメントありがとうございます。
当日はホントに凄まじい風でしたね。
多くの方が撤退する中、
201号室の全員が登頂できたのは素晴らしいことですね。
私はソロでしたがMiyaJunさん達とともに
4人で登ったような気がします。
一人だったら途中で諦めていたと思います。
ヤマレコで再会できたことも嬉しく思います。
またどこかの山でお会いできたらと思います。
これからも、よろしくお願いいたします!
雪山アルペンでレジャーと登山両方楽しめるなんて
羨ましい山行でしたね。
ところで対風姿勢はとれましたか?(・∀・)
きちんと教科書通りの耐風姿勢ということでしたら微妙ですね。
とにかくピッケルが大活躍の山行でした。
bird_playさんも如何ですか!
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