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Yamareco

記録ID: 4200943
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無雪期ピークハント/縦走
東北

明神山 古い峠道からピークを目指す

2022年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:36
距離
7.7km
登り
360m
下り
353m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
0:00
合計
2:37
距離 7.7km 登り 360m 下り 363m
15:15
78
五輪峠
16:33
79
17:52
五輪峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
入山ポイントの五輪峠には駐車スペースあり。登山のためというよりは五輪峠を訪れる人のために整備されているようだ。トイレなどはない。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にないが登山道として整備されたルートではないので自己責任にて。
五輪峠の駐車スペースに車を停める。
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五輪峠の駐車スペースに車を停める。
峠の名称の由来となった五輪塔。ただしこの五輪塔は割合近年になってから作られたものらしい。
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峠の名称の由来となった五輪塔。ただしこの五輪塔は割合近年になってから作られたものらしい。
さて入山しようと思ったが取り付きポイントがわからない。牧場は厳重に鉄条網で閉鎖されているし…。しかたがないのでヤブを漕いで適当に尾根筋に登ってみた。
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さて入山しようと思ったが取り付きポイントがわからない。牧場は厳重に鉄条網で閉鎖されているし…。しかたがないのでヤブを漕いで適当に尾根筋に登ってみた。
尾根筋には、なんとなく踏み跡が着いている。思ったより歩きやすいかも。
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尾根筋には、なんとなく踏み跡が着いている。思ったより歩きやすいかも。
本来なら雑木林の中だが牧場があるおかげで眺めが良い。
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本来なら雑木林の中だが牧場があるおかげで眺めが良い。
牧場の遥か向こう、尾根の突端にあるピークが明神山…だと思う。本当に片道一時間であそこまで行けるのか?
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牧場の遥か向こう、尾根の突端にあるピークが明神山…だと思う。本当に片道一時間であそこまで行けるのか?
多くの獣が通った跡がある。そこらじゅう糞だらけだ。
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多くの獣が通った跡がある。そこらじゅう糞だらけだ。
そばに牧場がある区間終わり。ただの雑木林になってしまった。
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そばに牧場がある区間終わり。ただの雑木林になってしまった。
行くな!ということだろうか。…いや、ただの偶然だよね?
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行くな!ということだろうか。…いや、ただの偶然だよね?
駒止の土塁…だろうか。古くから放牧が行われていた土地柄だけに、こんな痕跡が残っている。
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駒止の土塁…だろうか。古くから放牧が行われていた土地柄だけに、こんな痕跡が残っている。
土塁が現れたあたりから再び踏み跡が濃くなる。地面には数十メートルおきに境界標が設置されピンクテープや赤ペンキも豊富になった。あくまでも林業用のもので登山者の便を図ったものではないが。
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土塁が現れたあたりから再び踏み跡が濃くなる。地面には数十メートルおきに境界標が設置されピンクテープや赤ペンキも豊富になった。あくまでも林業用のもので登山者の便を図ったものではないが。
登山道がない山とされているが、少なくともこの季節に歩く分にはまったく困難さを感じない。
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登山道がない山とされているが、少なくともこの季節に歩く分にはまったく困難さを感じない。
麓から上がってきたものと思われる作業道を確認。道中で確認できた「道」はこれだけだ。
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麓から上がってきたものと思われる作業道を確認。道中で確認できた「道」はこれだけだ。
樹木を透かして明神山と思われるピークが見えてきた。すでにスタートから一時間以上経過している。
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樹木を透かして明神山と思われるピークが見えてきた。すでにスタートから一時間以上経過している。
視界が悪い時は迷うだろうか。方向を見定めるために行き足が鈍る。こういうのの積み重ねでペースが上がらないんだろうなぁ。
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視界が悪い時は迷うだろうか。方向を見定めるために行き足が鈍る。こういうのの積み重ねでペースが上がらないんだろうなぁ。
林床にゴツゴツした岩が目立つようになってきた。最後の登りの区間だ…と思う。
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林床にゴツゴツした岩が目立つようになってきた。最後の登りの区間だ…と思う。
山頂! …と思ったら違った。これも境界標識だ。慌ててGPSを確認すると思いっきり自分の位置を見失っていた。落ち着け、俺。
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山頂! …と思ったら違った。これも境界標識だ。慌ててGPSを確認すると思いっきり自分の位置を見失っていた。落ち着け、俺。
明神山方向にかなり明瞭な踏み跡が着いている。人も獣も同じ場所を通るからだろうか。もはやこれは道があると言っても過言ではないのでは。
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明神山方向にかなり明瞭な踏み跡が着いている。人も獣も同じ場所を通るからだろうか。もはやこれは道があると言っても過言ではないのでは。
今度こそ最後の登り!
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今度こそ最後の登り!
今までの境界標識とは明らかに違う石造りの祠が現れた。明神山山頂到着だ。
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今までの境界標識とは明らかに違う石造りの祠が現れた。明神山山頂到着だ。
傍らに三角点も。ナデナデ。
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傍らに三角点も。ナデナデ。
近くの木に小さな山名標識。樹木に遮られ眺望は今ひとつであった。
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近くの木に小さな山名標識。樹木に遮られ眺望は今ひとつであった。
さて…あまりゆっくりもしていられない。山頂到達時点で時刻はすでに16時半。暗くなる前に下山したい。
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さて…あまりゆっくりもしていられない。山頂到達時点で時刻はすでに16時半。暗くなる前に下山したい。
急いでいるというのに野鳥が呼び止めてくる。キョッキョキョッキョと鳴いているのはアカゲラさん。
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急いでいるというのに野鳥が呼び止めてくる。キョッキョキョッキョと鳴いているのはアカゲラさん。
刻一刻と夕闇が迫ってくる。牧場まで戻ってきてホッとした。
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刻一刻と夕闇が迫ってくる。牧場まで戻ってきてホッとした。
ふと端正な山が見えているのに気がついた。岩手山…だよね。奥州市と遠野の境から、こんなにもはっきり岩手山が見えるとは思わなかった。
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ふと端正な山が見えているのに気がついた。岩手山…だよね。奥州市と遠野の境から、こんなにもはっきり岩手山が見えるとは思わなかった。
夕暮れの牧場ってのも綺麗なもんだなー。
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夕暮れの牧場ってのも綺麗なもんだなー。
最後に五輪峠に向かって土塁をたどる。この土塁が下から見えなかったので往路では取り付きポイントを見つけられなかったのだった。
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最後に五輪峠に向かって土塁をたどる。この土塁が下から見えなかったので往路では取り付きポイントを見つけられなかったのだった。
最後の最後でアクシデント。道路の法面が微妙な高さで降りられない!
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最後の最後でアクシデント。道路の法面が微妙な高さで降りられない!
仕方がないので少し登り返して脇へ逃げ最初に見た五輪塔のところに降りることができた。
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仕方がないので少し登り返して脇へ逃げ最初に見た五輪塔のところに降りることができた。
結局、牧場に入る道の手前、このあたりが取り付きポイントだったわけだ。
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結局、牧場に入る道の手前、このあたりが取り付きポイントだったわけだ。
なんとか無事に下山。お疲れさまでした。
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なんとか無事に下山。お疲れさまでした。
そしてまもなく日が沈んだ。ちょっと時間に余裕が無さすぎた。
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そしてまもなく日が沈んだ。ちょっと時間に余裕が無さすぎた。

感想

この日三座目の明神山。二座目の蓬来山にうっかり車で登ってしまったため、物足りなくておかわりとなった。三時過ぎからの入山は、ちょっとどうかとも思ったが日も長くなっているし大丈夫だろうということでスタート。
五輪峠から明神山への道は無いので道なき道を踏み分けて進むことになります。取り付きポイントで少し迷ったが入山してしまえば何となく踏み跡がついているような状態だったので、あまり不安を感じることなく歩くことができました。
眺望という点ではスタート直後の牧場付近が一番優れていて、あとは基本的に樹林帯歩きとなります。今の時期はまだ葉も茂っていないので明るい感じですが、夏は鬱蒼としているかも。
また動物の痕跡が多く、至るところ糞だらけでした。明瞭に見える踏み跡を着けたのはもしかしたら動物達なのかもしれません。大半は鹿のものと思われますがクマも出るようです。ご注意ください。
片道1時間の予定でしたが、やはり道が無いと方向を見定めるために立ち止まったり倒木を回避したりとなかなかペースが上がらず、最終的には日没間際の下山となってしまいました。あまり欲張るものじゃないなと反省中です。

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