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Yamareco

記録ID: 4201912
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

22年ぶりの高水三山はフモトスミレ咲く上成木の表参道から(高水山・岩茸石山・惣岳山)

2022年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他1人
GPS
05:10
距離
8.1km
登り
687m
下り
744m

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:50
合計
4:10
8:20
60
9:20
9:20
10
9:30
9:30
30
10:00
10:30
40
11:10
11:30
60
12:30
天候
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:
八王子06:59(JR八高線)
拝島07:15/07:22(JR青梅線)
東青梅07:39
東青梅駅前🚏07:45(都営バス IC\398)
上成木🚏08:19

復路:
沢井13:01(JR青梅線)
青梅13:15/13:16(JR青梅線)
立川13:45/13:49(JR中央線)
八王子14:03
JR東青梅駅南口から都バスに乗る。
2022年04月23日 07:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 7:38
JR東青梅駅南口から都バスに乗る。
今日は天気はもつだろうか?
2022年04月23日 07:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 7:39
今日は天気はもつだろうか?
終点の上成木バス停。
2022年04月23日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:18
終点の上成木バス停。
シャクナゲがもう満開。
2022年04月23日 08:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 8:20
シャクナゲがもう満開。
ここが高水山の表参道。青梅線開通前は成木街道側が表だったのだろう。
2022年04月23日 08:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:23
ここが高水山の表参道。青梅線開通前は成木街道側が表だったのだろう。
キケマン
2022年04月23日 08:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:24
キケマン
高水山常福院には車でも行けるらしい。
2022年04月23日 08:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:28
高水山常福院には車でも行けるらしい。
ここから参道がスタートする。
2022年04月23日 08:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:32
ここから参道がスタートする。
この小さなスミレがたくさん。後から調べたらフモトスミレだった。
2022年04月23日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 8:39
この小さなスミレがたくさん。後から調べたらフモトスミレだった。
なんとなく参道らしい雰囲気。
2022年04月23日 08:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:42
なんとなく参道らしい雰囲気。
スミレ撮影に余念のない友人。
2022年04月23日 08:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:42
スミレ撮影に余念のない友人。
高水山のマッターホルンとのこと。
2022年04月23日 08:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:48
高水山のマッターホルンとのこと。
参道なので道標の石がある。
2022年04月23日 08:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 8:54
参道なので道標の石がある。
フモトスミレが苔の上に群生。
2022年04月23日 08:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 8:54
フモトスミレが苔の上に群生。
記憶以上に広葉樹が多く、新緑がきれい。
2022年04月23日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:02
記憶以上に広葉樹が多く、新緑がきれい。
カントウカンアオイの花がまだ残っている。
2022年04月23日 09:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 9:03
カントウカンアオイの花がまだ残っている。
アオマムシグサ?テンナンショウは種類が多い。
2022年04月23日 09:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:07
アオマムシグサ?テンナンショウは種類が多い。
ヒトリシズカ
2022年04月23日 09:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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ヒトリシズカ
マルバスミレ?
2022年04月23日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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マルバスミレ?
常福院への上り。
2022年04月23日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:17
常福院への上り。
高水山常福院
2022年04月23日 09:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:19
高水山常福院
青空がきれい。
2022年04月23日 09:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:23
青空がきれい。
こんなに青空になるとは思わなかった。
2022年04月23日 09:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:24
こんなに青空になるとは思わなかった。
大岳山から御前山が見えている。
2022年04月23日 09:26撮影
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4/23 9:26
大岳山から御前山が見えている。
日の出山
2022年04月23日 09:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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日の出山
大岳山
2022年04月23日 09:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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大岳山
御前山
2022年04月23日 09:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:27
御前山
エイザンスミレは葉の形からすぐ分かる。
2022年04月23日 09:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 9:28
エイザンスミレは葉の形からすぐ分かる。
カタクリの1枚葉。
2022年04月23日 09:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:30
カタクリの1枚葉。
高水山の山頂。
2022年04月23日 09:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:30
高水山の山頂。
青空にヤマザクラが残る。
2022年04月23日 09:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 9:40
青空にヤマザクラが残る。
きれいな青空。
2022年04月23日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:43
きれいな青空。
岩茸石山への登り。
2022年04月23日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:51
岩茸石山への登り。
ピンぼけだったけど、色からするとアケボノスミレかな。
2022年04月23日 09:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:53
ピンぼけだったけど、色からするとアケボノスミレかな。
岩茸石山はきれいな青空。
2022年04月23日 09:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 9:58
岩茸石山はきれいな青空。
振り返って高水山。
2022年04月23日 09:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 9:59
振り返って高水山。
こんなにも広葉樹のきれいな高水山。
2022年04月23日 10:00撮影
4/23 10:00
こんなにも広葉樹のきれいな高水山。
ヤマザクラの残る斜面の向こうには奥武蔵の山々。
2022年04月23日 10:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 10:30
ヤマザクラの残る斜面の向こうには奥武蔵の山々。
雲取山方面だけど、どこまで見えているか分からない。
2022年04月23日 10:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 10:30
雲取山方面だけど、どこまで見えているか分からない。
秩父の山に登りに行こうと思う。
2022年04月23日 10:30撮影
4/23 10:30
秩父の山に登りに行こうと思う。
棒ノ折山方面への尾根道の向こうには武甲山、武川岳、二子山、伊豆が岳そして丸山。
2022年04月23日 10:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 10:31
棒ノ折山方面への尾根道の向こうには武甲山、武川岳、二子山、伊豆が岳そして丸山。
横に長い岩茸石山の山頂。
2022年04月23日 10:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 10:31
横に長い岩茸石山の山頂。
色が濃いのはマキノスミレか。
2022年04月23日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 10:42
色が濃いのはマキノスミレか。
この先が大規模伐採地のはず。
2022年04月23日 10:50撮影
4/23 10:50
この先が大規模伐採地のはず。
よくあるタチツボスミレにも見えるが、そうでないのか。
2022年04月23日 10:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 10:55
よくあるタチツボスミレにも見えるが、そうでないのか。
今回の「目的」でもあった植林の大規模伐採地に到着。
2022年04月23日 10:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 10:55
今回の「目的」でもあった植林の大規模伐採地に到着。
伐採地の後にはヒノキが植えられている。
2022年04月23日 10:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 10:55
伐採地の後にはヒノキが植えられている。
この伐採地全てが全部広葉樹になればいいのに。
2022年04月23日 10:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 10:57
この伐採地全てが全部広葉樹になればいいのに。
中学生だろうか高校性だろうか、団体さんが多いのはミニ縦走ができるからだろうか。
2022年04月23日 10:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 10:59
中学生だろうか高校性だろうか、団体さんが多いのはミニ縦走ができるからだろうか。
尾根筋の広葉樹の新緑のきれいなことよ!
2022年04月23日 11:00撮影
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4/23 11:00
尾根筋の広葉樹の新緑のきれいなことよ!
輝く新緑。
2022年04月23日 11:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/23 11:02
輝く新緑。
また20年もしたら違う風景になるのだろう。
2022年04月23日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:05
また20年もしたら違う風景になるのだろう。
植えられたヒノキが育ったらまた暗い植林地になっているのだろう。
2022年04月23日 11:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:10
植えられたヒノキが育ったらまた暗い植林地になっているのだろう。
とりあえず一度惣岳山へ。
2022年04月23日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:12
とりあえず一度惣岳山へ。
青渭神社本社
2022年04月23日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:12
青渭神社本社
ちょっと伐採地に戻ってここでゆっくりすることにした。
2022年04月23日 11:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:25
ちょっと伐採地に戻ってここでゆっくりすることにした。
22年ぶりの高水三山に大満足。
2022年04月23日 11:25撮影
4/23 11:25
22年ぶりの高水三山に大満足。
今日は気持ちのいい気候。
2022年04月23日 11:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:29
今日は気持ちのいい気候。
再び惣岳山。
2022年04月23日 11:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:30
再び惣岳山。
そうそう、22年前の高水三山はずっとこの植林地のイメージだった。
2022年04月23日 11:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:36
そうそう、22年前の高水三山はずっとこの植林地のイメージだった。
なかなかピントが合わない。
2022年04月23日 11:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 11:44
なかなかピントが合わない。
今日は沢井駅方面に下る。
2022年04月23日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:06
今日は沢井駅方面に下る。
惣岳山を振り返って。
2022年04月23日 12:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:12
惣岳山を振り返って。
青渭神社
2022年04月23日 12:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:15
青渭神社
住宅地の中に親切な案内標識。
2022年04月23日 12:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:21
住宅地の中に親切な案内標識。
気持ちのいい道。
2022年04月23日 12:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:22
気持ちのいい道。
沢井駅。天気が崩れる気配なし。
2022年04月23日 12:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:30
沢井駅。天気が崩れる気配なし。
八重桜。普賢象(フゲンゾウ)かな。
2022年04月23日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/23 12:31
八重桜。普賢象(フゲンゾウ)かな。
撮影機器:

感想

この週末は天気が悪く土曜日の午前中だけはなんとか天気が持ちそうな予報だった。
この新緑の時期に山に行かないのはもったいないので最近気になっていた高水三山へ行ってみることにした。
高水三山に登ったのは今から22年前の2000年のこと。
当時大学1年生でその前の月に初めての3000m峰となった仙丈ヶ岳に一緒に登った友人Hと奥多摩で気になる存在だった大岳山に登りに行ったのである。
が、若気の至りというのか当時よくありがちだったのだが、よくよく時間も調べずに適当に立川駅で待ち合わせして行ったので、電車内で登山地図を確認するとこれからの時間だと絶対に大岳山を歩くのは無理ということが分かり、急遽高水三山に登ることにしたのだった。
Hに言わせると高水三山は皇太子(今上天皇)が登った山とのことで、当時「深田久弥の日本百名山ブーム」が起きていて、そのきっかけになった皇太子が登った山ならどんなにいい山なのだろうかと期待しつつ軍畑駅から出発。
が、結局ずっと薄暗い植林地が続き、唯一展望が良さそうだった岩茸石山は小学生の集団が占拠していたので通り過ぎ、またそのまま植林地を下りがっかりしたという記憶しかない。
なのでその後高水三山に誘われることがあっても、あんなつまらない山は行かないといつも断ってきた。
だが最近あの高水三山の植林地の一部が大規模伐採されているような記録を見つけ、どんなふうに変わったのか行ってみたいなと思っていたのである。
同じ軍畑駅からではつまらないので他のコースを探してみたところ、上成木からが高水山への表参道になるようだ。
江戸城の漆喰の原料にもなった成木産の石灰を運ぶ道であった成木街道。
青梅線(青梅鉄道)開業前は成木街道側が表側として賑わっていたのだろう。
上成木から高水山・岩茸石山・惣岳山を経て沢井駅へ下るとコースタイム3時間半ほど。
天気が悪くなる前に下ってくるのにちょうどいい。
予定が合い一緒に行くことになったYcは山を歩くのは1月以来とのことなので足慣らしにもちょうどいいいだろう。

上成木へ行くバスは東青梅駅からの都営バスになる。
西東京バスの縄張りとなる西多摩地区で都バスが走っているのは面白いのだが、うまい具合に西東京バスが走らない部分を補完している。
7:45発の東青梅駅前を出発したバスに乗り込んだのは我々を含めて4人、全員登山者である。
地元の人はあまり使わない路線なのだろうか。
空いていて快適なバスに乗ること30分あまりで上成木に到着。
車窓から見える沿道の桜は全て青葉になっていて、到着した上成木バス停前ではもうシャクナゲが満開だ。
寒い日が続いていたが昨日からまた一気に暑くなり今日は夏日になる予報。
鳥居から登山道が始まり、合目石もあり参道の雰囲気が色濃く残っている。
ここも植林地だったようだが近年伐採されたようで登山道は明るい。
そしてその足元にはカントウカンアオイやホトトギスなどが生えている。
登山道の真ん中に生えているところを見ると登山者は少ないのだろう。

そしてこの登山道で見つけたのが1兌紊曚匹硫屬鯢佞韻疹さなスミレ。
最初はちらほらとしかなかったのだが、その内苔の上に群生地も発見。
後から調べてフモトスミレ(麓菫)と分かったが、スミレにそんなに思い入れのない自分もこのスミレはかわいいなと思った。
スミレの種の同定は本当に難しいのだが、この山にはこの他にも色々な種類のスミレが生えていて、スミレの好きなYcは大喜びで写真撮影に余念がない。
最終的に自分できちんと同定できたと思えるのは、サイズと葉の模様から判別できるフモトスミレと葉の形に特徴があるエイザンスミレ、そして牧野富太郎博士から名が採られたマキノスミレくらいだろうか。
たくさんの種類のスミレを見たいのなら高水山はおすすめだ。

上成木からの表参道だけではなく、高水山から岩茸石山の間もところどころに植林地はあるものの広葉樹と混交していて明るい登山道だ。
見上げると意外にも透き通るような青空で、名残のヤマザクラの花がはらはらと散ってくる。
岩茸石山に到着すると棒ノ折山から武甲山を始めとした秩父の山までの稜線が続いていて、広葉樹の新緑が黄緑色、萌黄色だけではなく、銀灰色がかかってきらきらと光っていた。
近いうちに交通の便が少し悪い武川岳あたりを歩いてみたいと思う。
10時と時間は少し早いが最高峰である岩茸石山でゆっくりと昼食とした。
気温も風もちょうどよく長居をしていると、いつの間にか周囲に人が増えている。
軍畑駅から登ってきた人が到着する時間になったのだろうか。

再びスミレを見ながらの登山開始。
進行方向にものすごく明るい場所が見えてきて、いよいよ目的だった植林地の大規模伐採地に到着。
思った以上の大規模伐採地で、今日は霞んでいて残念ながら狭山丘陵の西武ドームあたりまでしか見えていないが、東方向の展望もいい。
ここがすべて広葉樹になればどんなにか気持ちがいいだろうと思ったのだが、伐採跡にはヒノキが植えられていた。
スギよりも温暖な地域で育つヒノキというのは、これからの温暖化を考慮したのだろうか。
それにしてもこのヒノキは無花粉タイプのヒノキなのだろうか。
展望がすこーんと抜けているのはとても気持ちよく、一度惣岳山まで行ったが展望がないので少し戻ってここでまたゆっくりとすることにした。
切り株に腰かけて、高水山、岩茸石山の稜線の新緑をところどころ染め上げるほのかな桜色を堪能する。
また20年もするとこのヒノキが大きく育って、また薄暗い植林地になっているのだろうか。

惣岳山から先は、ああこれが自分の高水三山のイメージだったなという植林地が続く。
それでも今日目に付いたフモトスミレやマキノスミレがあちこちで咲いているのに気が付く。
以前歩いたコースとずらそうと今回は沢井駅に向かったが、稜線を逸れて下るとすぐに集落に出た。
12:29発の電車にタッチの差で間に合わず、次の電車まで30分ほど待つことになったがこの時期の屋外はとても気持ち良い。
駅前の八重桜やツツジを見ながら爽やかな風を感じ、水筒の紅茶を飲み干す。
沢井駅には小澤酒造の澤乃井園や「ままごと屋」があり、観光客も多い。
22年前の高水三山の帰りも3つ年上のHは酒が好きなので帰りに澤乃井園に寄ったものだ。
当時自分はまだ酒が飲めない歳だったし、Hがどこかへ行く度に酒を買って帰るのが不思議だった。
そしてそれから22年経ち…、結局酒の味というのはよく分からないままだ。

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高水三山、軍畑駅発
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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