ウルトラトレイルマウントフジ(UTMF2022)
- GPS
- 29:14
- 距離
- 151km
- 登り
- 6,300m
- 下り
- 6,361m
コースタイム
- 山行
- 28:24
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 28:58
Start 富士山こどもの国 04/22 15:30
U1 富士宮(IN) 17:32
U2 麓(IN) 20:03
U3 本栖湖(OUT) 22:10
U4 精進湖(IN) 04/23 00:28
U5 富士急ハイランド(IN) 04:08
U6 忍野(IN) 07:44
U7 山中湖きらら(IN) 09:41
U8 二十曲(OUT) 13:41
U9 富士吉田(IN) 17:09
Finish コニファーフォレスト 20:44
Total Time: 29h14m20s
- Ranking
Overall: 227/1470
Men: 203/1273
- Data
Total : 1808 (Men:1579/Women:229)
Finisher: 1470 (Men:1273/Women:197)
Rate: 81.3%
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
御殿場駅から路線バスで十里木バス停下車、こどもの国の入口まで約2km徒歩 フィニッシュ会場:富士急コニファーフォレスト 最寄り駅は富士急ハイランド駅 |
写真
感想
富士山麓で行われたウルトラトレイル・マウントフジ(ULTRA-TRAIL Mt.Fuji/UTMF 2022)のトレランレースに参加してきた。トレランレースは2019年9月にスカイビュートレイル140に参加して以来なので約2年半ぶり。人生初の100マイルレースである。這ってでもフィニッシュする気持ちで挑んだ。
【前日】
受付場所は御殿場にある時之栖。予約しておいた時間まではまだ余裕があったため御殿場駅からのシャトルバスには乗らずに歩いた。約8.5km。天気も良くてまったり散歩するにはちょうどいい気候だった。ただ荷物をゴロゴロ転がしながらは少々面倒だったかな。受付でのCOVID-19の検査は無事にパス。必携品検査もすんなり終了。時間が早かったためか待ち時間もなくスムーズだった。それにしても遠くから参加する場合だと前日の受付は面倒。受付のためだけに一日潰れる。
【当日】
スタート会場は富士山こどもの国。御殿場駅から路線バスに乗って十里木バス停まで移動。バス停からこどもの国までは約2kmぐらい。御殿場駅ではなんと島ちゃんとばったり。超久しぶり。その後はスタートまで一緒に行動した。天気は快晴。最高のトレラン日和にモチベーションも上がる。残念なのは前日の雨で前半の天子山地が迂回ルートになって距離と累積標高差が少し短くなったこと。
スタートからU1富士宮のエイドまでは林道や車道がメイン。高低図によるとアップダウンしながら徐々に下る感じ。送電線沿いの刈り分け道のところだけが少しトレイルっぽかったがほぼロードレースといった雰囲気だった。U1からは天子山地がなくなったことでひたすら林道の迂回コース。走りやすい道のため高速ペースで進む。どうにか周りのペースに付いていく。
U2麓を過ぎると少し山道らしくなる。登りではガンガン追い抜けるのにいつもながら下りでドンドン抜かされる。一度頑張って速足で下りてみたら木の根に足を取られて転倒。ふくらはぎがグキ?っとなってしまった。激痛でしばらく動けなくなる。ヤバかった。その後は無茶はしないようにした。安全第一。
U4精進湖からしばらくは長い国道ロード区間。深夜なのにそこそこな交通量。車のライトを見ながら夜の国道を走るのもまぁ悪くはなかった。その後は足和田山への登山。尾根は風があって少し寒かった。U5富士急ハイランドではドロップバッグを受け取れる。必要なかったけどせっかく持ってきたので靴を履き替えておくことにした。しかしこれは失敗。履き替えにそこそこ時間がかかってしまい大きくタイムロス。無駄な時間だった。この頃から右ヒザが少し痛み出す。前半のロード区間が長かったからだろうか。
U5から先は山登り区間が増えてくる。長かった夜もようやく明ける。U6忍野を過ぎた辺りで急激に眠さが襲ってくる。大平山への登りは半分寝ていたと思う。大平山から下る頃にさっきまで少し痛かった右ヒザが激痛に変わってくる。U7山中湖きららを出るときには痛くて足が動かせなくなった。座って休んだのがダメだったのだろうか。しばらくは痛みに耐えながらゆっくり歩いた。その後はどうにか歩けるように回復。しかしもう走れる足は残っていない。ここから先は歩いて行くことにした。痛みは登りは大丈夫なのだけど下りがキツい。木で支えたりしながら超ゆっくり下りる。たくさんの方に抜かされるが気にしないことにした。
U7からはずっと山道。日が高くなるにつれ気温も上がってくる。暑い。石割山は登っても登ってもなかなか近づいてこなくて精神的にしんどかった。U8二十曲峠は足が動かなくならないようあまり休まず出発。U8を過ぎると杓子山への登りが始まる。杓子山はこのレースでの最高峰だ。岩場もある急な山道でまぁまぁしんどい登りだった。
U9富士吉田のエイドで島ちゃんと再会。「ぜひ30時間を切りましょう」と強くプッシュされる。最初は「僕は走れなくて無理だから一人で先に行って」と言っていたが「一緒にゴールしましょう」と何度も猛プッシュされる。そこまで言われたらやるしかない。ラスボス霜山の区間は頑張って進んだ。一生懸命だと不思議と痛さも忘れる。島ちゃんとは同時にフィニッシュ。おかげで29時間14分と余裕で30時間を切れた。嬉しい。Thanks 島ちゃん。
【まとめ】
天子山地が短縮になり前半はロード区間が中心。後半が山が多めといったルート構成だった。天子山地があったとしてもUTMFは案外ロード区間が多い。もっとロードの力をつける必要があると思った。エイドは一部の地域限定の特産以外はほぼ同じ物ばかりなのでもう少し味変するような構成にして欲しいと思った。後半は飽きてしまいエイドではほぼ食べなかった。沿道の声援も多いし選手間の一体感のような独特の雰囲気がとても良かった。また機会があったら参加しよう。やっぱり100マイルはキツい。
【島ちゃんのYAMAP】
https://yamap.com/activities/16833767
【過去の記録】
第6回上州武尊山スカイビュートレイル140 2019年09月22日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2032637.html
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